アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更にはGT-R&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AUTUMN ETERNAL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「現実の無限大というものは存在しない。我々が無限大と名づけているのは、それまでにどれだけ作られたかに関わりなく、次々と新しいものを止めどなく作り出す可能性のことに他ならない」
By アンリ・ポアンカレ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*モノづくりとは
 一言に「モノづくり」と言っても、大きく分けて3つあるのである。1つ目は「モノ作り」であり、よーするにコピー製品である。一昔前の中国や終戦直後のニッポンがコレである。2つ目は「モノ造り」であり、所謂リバースエンジニアリングである。今の中国や韓国や、そして一昔前のニッポンがコレである。そして3つ目は「モノ創り」であり、つまりフォワードエンジニアリングである。今アメリカで盛んにやってるのがコレである。ニッポンのモノづくりの何が問題って、未だにリバースエンジニアリングの呪縛に囚われてしまってる事である。ニッポンの企業風土とか社会風土とかがフォワードエンジニアリングに適してないから、先進国らしくそっちに移行したくても中々できないのである。

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 リバースエンジニアリングってのは結局最終的には人件費を安く出来るトコが勝つのであり、先進国になって人件費の高騰が止まらないニッポンにおいて、ソレはもう不可能に近いのである。ニッポンの優等生を量産する教育システムってのはリバースエンジニアリングには適していたが、独創性と天才性がモノを言うフォワードエンジニアリングにおいては弱いのである。でも天才を生み出すためのエリート教育ってのはアメリカが今やってるような「1%未満の天才秀才&99%以上のその他大勢」って感じに人間をクッキリ分けるので、格差とソコから生まれる社会の分裂を嫌うニッポン社会としては中々受け入れ難いのである。

*エアガン界のメルセデス・ベンツ
 ただニッポンでも上の方の企業はソレが分かってて、フォワードエンジニアリング及びソレに伴うブランドの高級化に着手してるトコはあって、僅かではあるが着実に増えてはいるのである。クルマで言うと、トヨタが正にソレである。安くて高性能なクルマ作りはそのままに、ソコから自慢のハイブリッドを軸にして独自路線のクルマ作りで業界をリードしようとしてる。正にフォワードエンジニアリングのソレである。でもってもう一つ、そういう路線を歩んでる地味な企業があるのである。東京マルイである。昔はマルイの独断場だった国内エアガン業界も今はリバースエンジニアリングで作られた高品質な中華銃が多数出回る中、マルイはどういう風に出たかというと、こういう風に出たのである。


148,000円 11月発売!! 東京マルイ MK46 Mod.0 レセプション

MK46 Mod.0 次世代電動ガン 東京マルイ 全日本模型ホビーショー 2019

 超良いモンを高い値段で売る、正にブランド商売のソレである。コレの良さは何処にあるって、分かり易く言うと高級車のソレに通じるモンがあるのである。根本的なトコがシッカリしてるのは言うまでもなく、ソレでもってそういうのが好きで堪らない顧客が求めるモンをシッカリ盛り込んで、細部に至るまで妥協無く作り上げる。ベンツで言うトコの「最高か無か」ってヤツであり、単に道具として使うだけでなく、ソレを所有する事の満足感やステータスシンボル的な優越感、そういうのを顧客に与えるのである。東京マルイ初の電動ガンの値段は1.98諭吉だったのだから、単純計算で7.5倍。ブランド化しつつあるのではなく、とっくの昔にブランドとなってたのである。


君はモビルフォース「ガンガル」を知っているか?

東京マルイ ファマス 5.56-F1 電動ガン よく当たる! マック堺のレビュー動画

 40年前まではガンガルとかいうガンダム劣化コピーのショボいプラモ作ってた会社が(笑)1991年に最初の電動ガンを出して以来「エアガン界のトヨタ」と言っても差し支えないような高品質&低価格のエアガンを多数量産して業界のリーディングカンパニーになって、そしてソコから超高品質&高価格の言わば「エアガン界のメルセデス・ベンツ」を目指してるワケである。企業の成長のあるべき姿を、この東京マルイは実践してるのである。もしもマルイが昔通りの高品質&低価格の電ガンを作る事に拘っていたら、今頃中華銃メーカーに飲み込まれて消えていったor中華銃メーカーに買収されてた事であろう。高級ブランド化&フォワードエンジニアリングこそが、ニッポンのモノづくりの目指すべき道なのである。

*ムダ使いは外、贅沢は内
 で、コレを買うのかと問われたら、ワタクシの答えは「今んトコはノー」である。ちゅーのも、コレを買う事はワタクシのジャスティスに反しているからである。そのジャスティスとは「サバゲーで使わない鉄砲は買わない」というモンである。確かに興味深いしマルイ製だから良く当たるんだろうけど、いかんぜんワタクシの行き着けてるフィールドってのは誰もバラ撒きをやらないのである。トレポンやショットガンなどで「必要が無ければ撃たない、撃つ時は一発必中を心掛けるべし」的な戦術がメインなんで、そんなトコにコレ持ってったら「自分はココに居るから撃って下さい」って言ってるようなモンだからである。

 だから1~2回ぐらいならネタとして使う事はあっても、ソレ以降はどうなのかって話である。1諭吉以上する高級ステーキ店のステーキを1kg頼んで、シッカリ完食する。贅沢ではあるが、ちゃんと味わい尽くしているので、決してムダ使いではない。故にワタクシのジャスティスには反しないのである。うまい棒を一本買って、一齧りだけして残りは捨てる。贅沢ではないが、この上なくムダ使いであり、ワタクシのジャスティスに反しているのである。そう、ワタクシはムダ使いが嫌いなのである。だからR35のタイヤ交換代の48諭吉は気にしないが、たった3英世のエアコキハンドガンは渋りまくるのである(笑)ムダ使いはホントの意味での資源のムダ、改めてそう思う今日この頃であった。

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