ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「経営というのは、人間の集まりをどうするかということです。ですから経営は人の心の動きを抜きにしては語れませんし、また人の心を無視して経営はできません」
Ｂｙ 稲盛和夫
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊ＤＱＮはなぜ似たり寄ったりなのか？
不良文化だとかギャル文化だとかを見ていて、不思議に思う事が無いであろうか。何が不思議って、皆同じようなカッコや仕様になるって事がである。口では皆「個性ガー」とか言いながら、実際やってる事は皆同じであり、ソレどころか同じような事をしないヤツを叩いて仲間外れにする。個性ってのは「たとえ１人しかソレやってなくても、ソレが尊重される」って事だと思うんだけど、そうではないのである：
【平成最後】平成歴史メイク1990年〜！ギャル多め🤟アゲ〜🤙🤙令和になってもよろしくお願いします
興味あったんで調べてみたけど、この手の連中ってマジで自分の事を個性的だと思ってるのである(^_^;)でもってフツーの人とは何が違うって、この手の連中の”自分”ってのは、意識的or無意識的に周囲と同調しての自分なのである。
そう、この手の連中ってのは、他人と同調して集団で動くのがデフォなのである。だから好みとか考え方とかも自然と周りのソレに染まっていくし、価値観も共有していくようになるのである。なからテメェを表現しようとするにおいて自然と周りを見てしまい、周りと同じようなモンを自分も好きになってしまうのである：
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言い換えるならば「集団で一つの個性を共有してる」ってトコである。だから皆が同じ様な事をしてても「自分は個性的」になるのである。某三銃士ではないが「一人は皆、皆は一人」なのである。コレが所謂集団主義ってヤツである。
＊集団主義ｖｓ個人主義
フツーの人ならば大人になればなるほどに自己を確立させてゆき、そして「他人にも違う自己がある」と考え、ソコから「他者の自己を否定したらケンカになるから、自分のジャマをしない限りは尊重するかスルーしよう」って考え方に移行するのである。でも偶にソレが上手く出来ないヤツが居て、そういうヤツは大人になってなお集団単位でモノを考えるようになるのである。分かり易いのがサヨクだとか似非フェミニストとかのソレで、連中はテメェ等を「我々市民は」とか「我々女性は」と皆一纏めにしてくるし、他者を「ネトウヨ共」とか「ミソジニスト共」と同様に一括りにして語るのである。テメェ等が集団で動いてるから、相手もそうだと考えるのである。
同じ趣味の人間でも話の合わないヤツは結構居るし、逆に趣味が合わなくても話の合うヤツも結構居て、大嫌いなヤツでも互いに儲かるなら取引は出来るし、３０年仲良くやってた夫婦もたった３日のケンカが原因で離婚する事だってある。人間は一人一人違うからこそ「敵か味方か」なんて簡単な分け方は出来ないのであるが、集団主義者はそうではないのである。分かり易くまとめるとこんな感じである：
| 個人主義者 | 集団主義者 |
|---|---|
| 自己を確立していて、メンタルが強く、どっちかというと賢い | 自己を確立してなくて、メンタルが弱く、どっちかというと賢くない |
| 人間を独立した個人として、一人ずつ違う見方をする | 人間は「テメェの側の人間」か「余所者」の二択 |
| 同じ所属の人間でも意見の相違はあって当然 | 所属が同じなら意見も同じでなければいけない |
| 意見を違える他人とも妥協できるし尊重も出来る | 他の意見はテメェ達の団結を乱すから聞きたくない |
| 去る者は追わず来る者は拒まず | 去られると勢力が落ちるから徹底的に反対する |
| 何らかの基準を絶対視しない | 団結の為に絶対的な大義は必要 |
| 自分等のイデオロギーに対する不断の訂正と改良を良しとする | 団結力を高めるためにもテメェ等のイデオロギーは不変で普遍でなければいけない |
| イデオロギーよりも個人の幸せ | イデオロギー通りの世の中の為ならば個人の犠牲は仕方がない |
| たとえ大義の為でもルールは曲げてはならない | 大義の為ならばルールを破るのも致し方が無い |
| 自分の界隈以外にも世界は広い | 基本的にテメェ等の界隈以外はどうでもいい |
| 絶対的な正義は無く、法律とマナーを守れば後は自由 | たとえ公的な記載が無くとも、テメェ達のコンセンサスが常識であり正義であり全ての基準 |
| 孤立してしまっても何とかなる | 孤立は死に等しいので、何が何でも集団にしがみつく |
とまぁ、簡単に言うとこんな感じである。要するに、中東とか東アジアとかの集団主義な部族社会と同じである。個人だと弱くて力が無い＆国が個人の権利をロクに守ってくれないから、長老を中心とした部族に所属する事で安心と安全を得ようとするソレである。部族を大きくして安定させるためには価値観を同じにする必要があるし、裏切りモンは絶対的に許されないし、余所者の価値観で部族が分裂するのは避けなきゃならんのである。
今の中国共産党やニッポン共産党の民主集中制が正にソレであり、ああやって長老連中が下々の人間を有無も言わさず絶対的な価値観で抑え込む＆異論は徹底的に排除して弾圧する事で、集団としての団結力を強固にしているのである。でもってベルリンの壁やソ連の崩壊と共に共産主義が錦の御旗とならなくなった今、自然保護だとか動物愛護だとかヴィーガニズムだとかフェミニズムだとかLGBTだとか障害者だとかリベラリズムだとか、そういう”弱者や少数者の為の云々”が集団主義者の新たな錦の御旗になっているのである。連中が何も成しえないのは、連中は目標があって何かをするために団結してるのではなく、団結する事が目的だからである。
＊対不安戦争
そう考えると、この前の献血ポスターの件だとか、沼津のみかんPRの件だとか、そして今回の【山手線新駅のAIの件】とかの反対者連中の過剰な反応も説明付くってモンである。要するに「不安で怖いから」である。弱いが故にセクハラをスルーできないヤツ等が怖いから団結して、異論を唱える人等を一概にミソジニスト扱いして、テメェ等の”敵”を少しでも無くすためにあの手この手で表現を規制しようとしてくるのである。表現の自由が何故重要なのか、オタク達の意見の尊重だとか、そういう考えは一切無い。何故なら一番重要なのは「テメェ等の集団の安心と安全と安定」であり、他の集団や国の事なんかどうでもいいからである。
大事なのは大義ではなく、テメェ等の安心と安全と安定だけ。どんなに綺麗事を並べても本心のソレが分かってしまうからこそ、この手の連中の意見は（同じ穴のムジナ以外には）受け入れられんのである。でも今の時代は技術の進歩で社会の二極化が大きくなり、大量に生まれた負け組が技術の進歩で団結し易くなり、ソコに狡賢いヤツが（テメェの利益の為に）扇動者としてソイツ等を煽って焚きつけて物事を面倒にしているのである┐(´д｀)┌イデオロギーが人間によって作られたモンである以上は完璧である筈がなく、ソレを絶対視する事は最後に不幸を招く。だから強く賢くなって臨機応変に対応できるようにならなければいけない。そう思う今日この頃であった。
