アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人生は、日々を嘆きのうちに過ごすような人にはもったいない」
By ウマル・ハイヤー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*使う人、使われる人
 社会人は大きく分けて二通りの人間が居るのである。サブタイにもあるように「人を使う側の人間」と「人に使われる側の人間」である。無論この通りにキッチリ分かれてるのではなく、他にも「中間職」だとか「社会不適応者」だとかもあるが、この際ソコは省略である(笑)この2つのタイプの人間は何処が違うのか。生まれ?学歴?能力?ワタクシは一番違うのは「考え方」じゃないかと思うのである:

人を使う側の人間 人に使われる側の人間
物事を広く俯瞰的に見る事が出来る 物事を主観的にテメェの半径数メートルぐらいしか見てない
数年後の自分のあり方を考え、ソコに向かってプランを立てられる 精々週末に何処行こうかぐらいしか考えられない
自分の行動が顧客や従業員、そして界隈に影響を及ぼすと考える テメェの行動がどう周囲にどう影響を及ぼすか考えないし、考えた事も無い
自分が請け負った責任は何が何でも完遂する 出来なくなると”自分を大事にする”とか言って責任を放っぽりだす
顧客や周囲の人や業界など、他人との信頼や繋がりを大事にする イヤになったら人間関係をアッサリ切り捨てちゃう

とまぁ、大まかに書くとこんな感じである。ワタクシの知る限りでも出世するヤツ、独立して成功するヤツってのは、その殆どが左側の考え方が出来るヤツである。実際20代前半で起業したワタクシのリアル知人のロンマニアの方も、上記左側の考え方の下、着実に業績を伸ばしてたりするのである。

 経済をちょっと勉強したロンマニアの方ならお分かりかと思うが、カネの価値ってのは信頼で決まるのである。その国への信頼が高まればその国の通貨の価値は上がるし、その逆もまた然りである。つまりカネってシロモノは自ずと信頼できる人間の下へ集まってくるように出来ているのであり、決して実力のあるヤツや正しいヤツのトコへではないのである。たとえどんなに有能な人間であっても、仕事をちゃんとやれなければ安心してカネを預けられないのである。実力や能力は信頼を獲得する為のツールであり、決してソレ自体がゴールなのではない。巷に良く言われる「実力が全て」が勘違いされ易い理由がコレである。

*The勿体無い
 世間が新コロ緊急事態宣言の中で自粛ムードが続く中、自粛真っ最中の某界隈で某チューナー(以後”某工房”と呼ぶ)が何だか一悶着起こして最初居た場所を追い出されたっぽいのである。こういう書き方をすると「何言ってんのか全然分かんねーぞ(#゚Д゚)ゴルァ!!」って怒られそうなのであるが(笑)ちょっとデリケートな案件なのでコレ以上の事は言えんのである(^_^;)ワタクシもその某工房にお世話になった事がある&その辺の話を親しい人から聞いているのであるが、その某工房のオーナーの考え方が正に上記の”人に使われる人間”のソレなのである。言い方は悪いが、下っ端がそのままシャッチョになっちゃったって感じなのである。

 だから平気で顧客との約束を反故にするし、責任から逃げるのである┐(´д`)┌多分奴さんは使われる側の人間らしく「俺が仕事投げだしたとしても、損するのは俺だけだからお前等には関係ないだろッ!」って思ってるかも知れんが、そうじゃないのである。顧客を抱えてて、他人の土地で商売してて、しかもイベントの主催もやってる以上、ソコに集まる全ての顧客や関係者や界隈に対し責任が生じるのである:

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何だか調べてみたトコ「今後は別のトコで、弟子が工房を運営する」とか言ってるらしいのであるが、そうやって「自分を切り離せばソレで問題無い」って考えるトコも典型的な使われる人間のソレである。信頼ってのは築くのが大変なのに対し、崩れる時はあっという間なのである。

 ワタクシがこの件に関して思うのは「勿体無い」である。怒ったとか悲しいとかじゃなくて「勿体無い」である。ワタクシは某工房を知ってて仕事も依頼した事があるのであるが、技術とセンスには確かなモンがあるのである。ソレに関する技術が殆ど全く無くて、かつセンスが破滅的に悪いワタクシとしては、羨ましい事この上ないのである(笑)そんだけの能力があって、かつ仕事をする場所があって、かつ色んなメディアにも取り上げられた事があるんだから、コレって所謂「ワンチャン来た」ってヤツに他ならないのである。同じチャンスが何時来るか分からない&今後一生来ないかも知れないのに、ソレを態々捨てるだなんて超絶勿体無いとしか言えないのである(-_-;)

*努力は全ては報われない
 古人曰く「努力した者が全て報われるとは限らんが、成功した者は皆すべからく努力している」との事であるが(笑)ワタクシもそう思う次第である。努力すれば必ず結果が出るとは限らんが、最低でも及第点は出るというのがワタクシの経験論である。だから努力して及第点が出ないとしたら、ソレは努力の方向が間違っているのである。じゃあ及第点以上を出すには何が必要かと問われたら、ワタクシの答えは「才能とセンス」である。イチローとかがソレであるが、才能とセンスのある人間が死ぬほど努力したらマジで無敵である。だから死ぬほど努力しても及第点しか取れないのであれば、素直に諦めて別の方向性を見出すのは重要なのである。

 だからこそ、某工房のソレがこの上なく勿体無いのである。あのまま気張れればor上手く立ち回れれば、ワンチャンをモノにしてビッグになれた可能性だって大いにあったのである。昔なら兎も角、今は多文化のネット社会である。平凡な王道よりも、非凡な邪道の方が圧倒的に儲かる時代なのである(笑)

Wangari Maathai Talks about the Mottainai Campaign
自分の好きな事、及びソレにまつわる事でメシを食っていけるチャンスに恵まれる。コレほど幸福な事はないとワタクシは思うのである。ちゅーのもどんな仕事を選ぶにしても、多かれ少なかれ忍耐が必要になるからである。そしてソレが好きであれば好きであるほどより大きな忍耐ができ、より大きなチャンスをゲットできる可能性に恵まれるからである。まぁこんな事言ってるとワタクシがなりたくて今の仕事に就いてるんじゃない事がバレてしまうので(爆)さっさと撤退しようと思う今日この頃であった。

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