アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

TRANSGENDER DYSPHORIA BLUES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「この世で自愛に満ちて働くということは、自分に合わないものに反応するのではなく、自分が目指していくものを決めることを意味する」
By クリスティーナ・ボールドウィン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*マジかよ糞R35売ってくる?
 新型911素ターボが漸くニッポンにも導入されたんで、早速最寄りのポルシェセンター(以後PC)まで話を聞いてきたのである。ちゅーのも【コンフィギュレーター】のどこを探しても30kgの軽量化とフルバケが入るというライトウェイトパッケージの項目が見つからんので、どういうこっちゃと聞きに行ったワケである。で、PCの中の人曰く「クルマ本体は発売されたけどそのパッケージはまだ未発売」なんだそうである('A`)もう少し突っ込んだ話を聞いてみたのだが:

  • 素ターボのライトウェイトパッケージ → ひょっとしたら秋頃に何か発表があるかも
  • ケイマンGT4のPDK → 予定通りなら今年末に発売予定
  • 911GT3 → マジで何も分からん

だそうである(´・ω・`)という事は、ロンマニアの皆様のご期待には沿えなかったという事である(笑)今のR35は、あともうちっとだけ乗り続ける事になりそうである(^_^;)ただまぁ件のトランスミッションの方はひょっとしたらひょっとするかもなので、貯金するって意味でもアリかも知れないのである。

 ただソレだけじゃ面白くないので、試しに911素ターボの見積もり取ってみたのである。オプションはワタクシ自身が欲しいと思うモンを付けて、PCの中の人から使えるモンと使えないモンを取捨選択して、出てきたのがこの値段である:


コレ見た瞬間ワタクシの目玉が飛び出してしまい、地球を一周してワタクシの後頭部にぶつかった次第である(笑)ただ高いとは言っても、どうせGT4もGT3も劇的に安くなる事は無いだろうと考えると、何となく妥協できそうな希ガスのである(爆)でも今時はR35NISMOの現行ですら2400諭吉なんだから、このクラスのスポーツカーの標準がソコまで上がってしまったって事である(^_^;)

*The違和感
 興味湧いたんでドイツ本国とアメリカのソレも調べてみたのであるが、どうやらどっちもフルバケパッケージは導入されてないっぽいのである(^_^;)まぁコレばっかは大人しく待つしかないのである。でもって候補の中にケイマンが入っている&よく考えたら先代の981は乗った事あるけど現行の718ケイマンはまだ乗った事無かったんで:

ドサクサに紛れて試乗させてもらったのである(笑)まずドラポジであるが、ワタクシよりもガタイのデカいヨーロッパ人が乗る事を意識して作ってるせいもあって理想的なドラポジを取る事ができて、サーキット走行の際にヘルメット被って座るにしても余裕のあるスペースが確保されてるのである。こういうのって写真だけじゃ絶対分からんので、買いたいクルマがあったら必ず一度は運転席に座って確かめるのである。

 走らせてみたら、ソコは流石ポルシェである。ハンドリングもクイックだし、判断するために敢えて残してある”間”もシッカリしてるし、ブレーキもコントロールし易いのである。流石に街乗りレベルで全部分かるほどワタクシが精通してるとは言い難いが、ソレでも981の頃の2.8リッター6気筒から2リッター4気筒にダウンサイジングした分のケツの軽さがもたらす軽快感は分かるのである:

【再検証】研ぎ澄まされた走りの気持ち良さ。ポルシェ718ケイマンの理想的な走りを味わう!
ターボとは言ってもヨーロッパ車で主流となってる低速から立ち上がるタイプのソレなので、NAの様に安定したトルク感があるのである。コーナリングする時もケツが軽いせいか981の頃の”よっこいしょ”みたいな感覚は無く、素直にスッと曲がってく感じである。素ケイマンだから流石に足回りはモードで硬くしてもサーキット走行には心細いが、シッカリ固めればサーキットじゃきっと楽しいだろう事が容易に想像できるのである(^-^)

 が、ちょっと看破できない問題が一つだけあるのである。ソレは「ペダル配置の違和感」である。リアエンジンのクルマだから右ハンドル車はどうしても左側に多少オフセットするのであるが、今まで試乗したポルシェ(991の911、992の911、981)じゃ最初の10分ぐらいで慣れちゃって感じられなくなってたのが、今回は20分経っても消えなかったのである:

コレが911のペダルレイアウトである。結構左に寄ってるけど、運転してみると思った以上に簡単に慣れちゃうのである。何故そうなるかって、ブレーキペダルを全力で踏んでも足がアクセルに干渉しないからである。引っ掛からないから”危ない”って感じないのである:

718ケイマンのペダルレイアウトも同じな筈なんだけど、こっちはブレーキを全開で踏むとアクセルペダルに干渉するんで、ソレが違和感に繋がってるのである。ポルシェ乗りのロンマニアの方曰く「4気筒のケイマンには設計上のムリが多少あるのかも」との事であるが、ソレなんじゃないかと思うのである。今までポルシェ乗ってきて、シートの位置が一発で決まらなかったのもコレが初めてである。

発達障害者でもポルシェ乗れる
 こう書くと「シートやブレーキなら社外があるじゃん」って言われそうだけど、実はワタクシ社外のシートはあまり信用してないのである(^_^;)シート交換はGDBとNDでやったのであるが、交換した後の感想はいずれも「シックリ度は純正のが上だった」のである(笑)やっぱ純正のシートの方が全体のバランスが取れてるので、ドラポジがシックリ来るのである。あと社外ローターやパッドは信頼性もそうだけど、保証云々やリセール云々に響くからである。この手のクソ高いクルマはリセールがあってナンボなトコがあるので、可能な限りノーマルで一通り揃えたいのである。やっぱ何だかんだ、ノーマルが一番安心できるのである。


2019 Porsche 911 GT2 RS Weissach Package | 700 hp twin turbo

 あとポルシェを選んだ理由としては、上記サブタイのソレもあるのである(笑)こうやって「発達障害でもやるべき事をシッカリやれば、ワンチャン具体的な形での成功を掴める」って事をワタクシが具体的に体現する事で、全国の発達当事者の方々が「俺/私もロンさんみたいになりたいッ!」って奮起して、一人でも多くの人が成功への道を上り始めれば良いなと思ってるのである(爆)まぁ現実は色々あって上手く行かない事のが多いだろうけど、ソレでも上を目指す事は当事者でも健常者でも同じように重要である。人間というナマモノの歴史はのし上がりの歴史であり、上を目指さなくなったら人類は終わる。そう思う今日この頃であった。

f:id:LiongHMD:20200720235744j:plain