アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DON'T FEAR THE REAPER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「とにかくね、生きているのだからね、インチキをやっているに違いないのさ」
By 太宰治

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*バリエーションがふえるよ!!やったねたえちゃん!
 以前ワタクシは「次期愛車は99%ポルシェで決まり」と言ったのであるが、未だ決まってないのは理由があるのである(^_^;)確かに車種は揃いつつあるのであるが、ワタクシが望むスペックを備えたソレが未だに出てこないからである。で、ワタクシが望むスペックってのは、コレ等が全て揃ったグレードである:

  1. バケットシート
  2. 鋳鉄ブレーキローター
  3. PDK(ポルシェ版DCT)

の3つである。よーするに、サーキット走行に必要な全てを備えてるグレードである。911ターボはバケットシートが無くて、ケイマンGT4はPDKの設定がまだ無く、GT3は未発売。だから未だに判子を押せずにいるのである(^_^;)

 が、ソレも漸く終わるかも知れないのである、今回【ポルシェ911GT3ツーリングが最終テスト】って記事の中で「ポルシェは911GT3新型を9月に発表予定」とあったんで、思わず「GT3キタ━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━!!」と唸ってしまった次第である(笑)

Porsche 992 GT3 & GT3 Touring Package mules testing at Monza Circuit!
当初は一番最後になると思ってたGT3がまさか一番最初に出てくるだなんて、こりゃ良い意味で期待を裏切られたってモンである(^-^)先代の991型GT3がそうだったけど、上記3つが全部揃ってる可能性が非常に高いのである。多分オプションで4点固定も用意されてる事が考えられるので、続報を首を長くして待つのみである。

*マフラーから出てくるモンは
 マフラーから水が出る。ガソリン燃焼の原理をちゃんと知っていれば【この記事にあるように】全く以てノーマルな車両にでも出てくる全く問題無い現象であることがお分かり頂けると思うのである。この記事を読んで、ワタクシはとあるチューニングショップの事を思い出してしまったのである。そのショップではチューニングECUを取り扱ってるのであるが、その売りが「メーカー保証をそのまま受けられる」であったのである。そしてチューニングECUの効果を示すために使われたロジックが、そう、マフラーから水が出る事なのである。取り付け後にエンジンを回して「ほら、マフラーから水が出てる。ちゃんと燃焼できるようになった証拠だよ(・∀・)」ってやってたのである。

 無論、クルマ属性がちゃんとあるロンマニアの方ならば「ECUのプログラム書き換えたらメーカーは一発で分かるでしょ。保証が継続するなんてありえないo(`ω´*)o」って気付くだろうけど、コレにはこういうカラクリがあるのである:

クルマからECUを取り出す

ECUのケースを開けて中の基盤を出す

基盤の端っこを削って銅を露出させ、ソコにアースをかましECUのケースを閉じる

アースの反対側を車体に繋げる

アーシングによりECUの電動効率がアップ

プログラムには手を加えてないからメーカー保証はそのまま続けられる

(゚д゚)ウマー

冗談みたいであるが、マジな話である(^_^;)確かにメーカーは端子経由でしかECUをチェックしないから、その方法だと実際には手を加えられてるんだけど知り様が無いのである。でもってショップHPにも「〇×馬力アップします」って具体的な事は一切書いておらず、一応アーシングはしてあるから効果は完全にゼロとは言い切れない。何ちゅーか、昔流行った省燃費グッズのソレと全く同じである( ̄Д ̄;)

 でもって何が凄いって、このショップが未だに営業できてる事がである(´ヘ`;)流石にガチ勢には相手にされてないが、ライト層だとかにわか層だとか、その辺りを相手にして細々とやってるっぽいのである。ショップのオーナーが新興宗教の教祖タイプ→間違ってる事や怪しい事でも堂々と言い切ってしまうから意志や知識の弱い相手だと飲み込まれ易いのもであるが、ショップで扱ってる車種がオタクや意識高い系が好む車種→奇抜な方法論に疑問を抱かず寧ろ喜ぶタイプが多いって事もあって、ソレが悪い意味でのケミストリーを起こしてるんじゃないかと思うのである。世の中「広く浅く」よりも「狭く深く」の方が、大儲けは出来なくても商売はし易いのである。

*やっぱノーマル(あるいはノーマル+α)がナンバーワン
 でもこういう類のショップって、実は少なくないのである。敢えてショップ名は書かないが、明らかに分かっていないだろうと思われる客に対し、明らかに手に余るようなスペックの高価なパーツを売りつけるショップってあるのである。当然、客は分からないから何度もショップに足を運ぶ事になり、その度に技術料やら手数料やらで細かにカネを取るのである。客も客で見捨てられると自分じゃどうして良いのか分からないから、結局ショップの薦められるがままにセッティングやら追加パーツやらを買わされる事になってしまうのである。言っちゃ悪いが、雑誌の評判を見てにわか集まるトコにそういうショップは多いのである。


取り付けショップ チューニングショップの選び方 → これどう?って聞いた時に要らないんじゃないの?という商売っ気のない方が良い

 でもワタクシがオススメするのは「チューニングショップに頼らない」である。ノーマルのままで行けるならノーマルのままで行くか、カスタマイズするにしてもメーカー直系(TRD、NISMOなど)かメーカー認定(TOM'S、オートエクゼ等)のチューナーのパーツを選ぶのが一番確実かつ一番安全なのである。何せメーカーはその道のガチプロ達が集まって、世界中でテストしてるんだから、奥の深さが全然違うのである。だからワタクシはファーストカーをチューニングショップに預けようとは考えてないし、全てをノーマルで賄えるクルマを求めてポルシェに至ったのである。クルマは数字では表せないモンが実に多い、改めてそう思った今日この頃であった。

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