ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「伝統とは、先人が築いてきたものを把握し、それをもとに一歩先へ踏み出すことをいう」
By 井上萬二
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*ブランドは便利
水野和敏氏曰く、ブランドとは「他にも良いモンはたくさんあるけど、俺はコレでなきゃダメ」って顧客に言わせしめる商品の事を言うんだそうである。そういう顧客が多いからこそ熱心なファンがいて、好況時も不況時も業績が安定して、中古価格も高く保たれるんだそうである。ワタクシの場合、アップルウォッチがソレである。ブランド力の高い高級機械式腕総計や、もっとデザインの良いスマートウォッチは幾らでもあるけど、ワタクシはアップルウォッチ一択である。だから【アップルウォッチの新型が出た】というニュースが入ってきた時、もう何も考えずに予約入れた次第である。ワタクシにとっての問題は「買うか買わないか」ではなく「ケース素材と色とバンドは何にするか」なのである。
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ワタクシが今使ってるのがSeries4で、もう2年使っててバッテリーも劣化し始めてきたトコなので、買い換えるには実に良いタイミングだったのである。確かに高いっちゃ高いのであるが、下取りも結構い良いんで考えようによっちゃお得なのである。どんなにブランド力の高い機械式腕時計であろうともスマホとリンクできないし、社外のスマートウォッチだと思ったように動かない場合が少なくないのである。でもって最近のアップル製品って安っぽさが無くなってきたので、スーツだとかにもフツーに似合うのである。だから腕時計に関してワタクシのニーズを最も満たしてるのがアップルウォッチであり、ワタクシ自身のブランド力を上げるために必要なのである。
*7代目誕生
さて今日という日は全世界のクルマ好きが待ちわびた【新型フェアレディZ(以後Z35)のオンライン発表会】の日である。発表される前からワタクシに買う気が全く無いのがアレであるが(笑)でもスポーツカーの発表は何時だってワクワクするモンである。ちゅーのもスポーツカーってのは何処のメーカーでも、走りに関する最新テクノロジーを盛り込んでくるからである:
#フェアレディZ プロトタイプ 車両概要
フェアレディZ プロトタイプ走行動画
賛否両論は色々あるけど、ワタクシ的な感想を言えば「グリル開口部のデザインがアレだけど、他の部分のデザインは総じて合格点」といったトコである。欲を言えばホイールベースとトレッド、あとパワーバンドが何処にあるかを知りたかったのであるが、流石にプロトタイプでソコまで教えてはくれないようである(^_^;)ソレが分かればどんなタイプのクルマなのかが分かるのであるが、まぁ製品版が出るまでの楽しみに取っておく次第である。
あと動画を観てワタクシ的に気になった部分が幾つかあるので、ソコをワタクシが独自に仕入れた情報と共に説明していこうと思うのである:
やっぱデザインの一番のネックになってるのが、このフロントグリルである。何故アレに違和感を覚えるのかを考えたけど、その答えは「グリルが直線的過ぎるから」である。デザイン全体が曲線や斜め線を多用してるのに対しグリルだけが垂直線&水平線で出来てるから、相対的に違和感が強調されるのである。多分斜線と曲線を織り交ぜれば、この違和感が軽減されるのではないかと思うのである。
Z35に限らず最近のスポーツカーはルーフとピラーを黒くする傾向があるが、コレはキャビンを小さく低く見せる為である。黒って委縮色だから、本来の大きさよりも小さく見えてしまうのである。豆であるが、囲碁の石が黒のが白よりも若干径が大きく作られてるのは、コレが理由である。
GT-Rのデザイン上のアイデンティティーは丸目4灯テールランプであるが、フェアレディZはこのCピラーのラインとZバッジである。他の部分がどんなに変わっても、ソコを見れば一発でその車種だと分かる。良いか悪いかではなく、ソレが無ければ〇×(車種名)とは言えない。何だかんだスポーツカー作りの歴史が長いせいか、日産はソコんトコ良く分かっているのである。
運転に際して意識集中のジャマにならないよう、内装の色は黒などの反射しない色に染める。コレを専門用語でブラックアウトと言うのであるが、ちゃんとその通りにしてるのは評価ポイントである。あとコクピットに関しては実際に座って操作してみないとマジで分からんので、ソコんトコの評価は実際に発売された後になるであろう。
あとワタクシ的に気になるのが液晶インパネである。コレが運転中に見易いのか否か、ソコが問題なのである。ちゅーのもスポーツ走行においては回転数が分かり易いという事は非常に重要だからである。だから992型911は他4つのメーターはデジタル液晶だけど、タコメーターだけは従来通りアナログなのである。まぁソレも実際運転してみないと分からんので、コレも評価は後日である。
あと某ロンマニアの方曰く「現行Z34のミッションはZ34NISMOの出力でもう耐久力限界だから、Z35は新規開発されたMTが投入される」との事である。欲を言えば国産車初の7速MTにしてほしかったが、ソレだと開発コストが上がってしまうのであろう。あとシフトフィールとかクラッチの踏み心地とかも実際運転してみないと分からんので、コレも評価は後回しになりそうである。
まぁ出力云々に関してはあくまで噂に過ぎないけど、スカイライン400Rの400馬力は確実にあると思われるのである。欲を言えばソコから更にチューンアップして、420馬力も出せれば御の字である。競合相手はニッポンだとGRスープラになるであろうが、MTがあるというだけで十分過ぎるほど差別化出来てるので、競争力は十二分にあると思われるのである。後はスピード中毒者共が一番待ち望んでるNISMOバージョンであるが(笑)こちらも480馬力は欲しいトコである。そんだけあればケイマン&ボクスターどころか911カレラやM4ともタメを張れるので、商品価値は格段に上がる事であろう。
*みんなのスポーツカー?
中々面白そうなクルマであり、発売が楽しみなのは間違いないが、一つだけ気になるトコがあるのである:
タイヤとブレーキである。前255&後ろ285で、サイズは19インチだから、タイヤ価格も相当なモンになるであろう(^_^;)でもってこのR35ブレーキ、効きも信頼性も抜群に良いのであるが、問題は値段である。R35価格だけど、ローターとパッドを全交換すると、何と50諭吉前後はかかってしまうのである(´ヘ`;)裕福なヤツの多いR35オーナーならソレでも構わんかも知れないが、Z35オーナーはどうなんだって話である。
そう、フェアレディZは日産自ら「皆の手に届く値段のスポーツカー」って言ってるだけあって、値段も相当抑えなきゃならん筈である。が、タイヤとブレーキと出力の時点で、裕福な層にしか買えなさそうな雰囲気がするのである( ̄~ ̄)だからワタクシが予想するに、上級グレードと下級グレード、あと最上級のNISMOの3グレードがあるんじゃないかと思うのである。下級グレードはあくまでワタクシの想像であるが:
- 馬力は300ほど
- タイヤは一回り細く&径も小さく
- ブレーキはZ34のを流用する
コレだったらコストもかからんから、文字通り皆の手に届く価格(約400諭吉前後)で提供できると思うのである。上級はプロトの通りのスペックで600諭吉前後、NISMOは800諭吉前後になるんじゃないかと思うのである。まぁ何れにせよ実際に発売されてみない事には何も言えないので、その日を首を長くして待とうと思う今日この頃であった。