アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ONE NATION UNDERGROUND

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「もし一年を通して太陽の日と雲の日とを数えてみれば、晴れた日の方が多かったということが分かるだろう」
By プブリウス・オウィディウス・ナソ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*新タイヤ投入
 タイヤはどうやって選べばいいのか。グリップ力?寿命?ワタクシの答えは「車種とドライビングスタイルと使用用途」である。タイヤへの負担のかかり方は駆動系式や車重や車種で全然変わるし、乗り手の運転の仕方によってもグリップを最大限引き出し易いのか否かが全然変わるのである。あとサーキット走行オンリーなのか普段使いもするのか、そういう用途でも変わってくるのである。だから自分にベストなタイヤを選ぼうと思ったら、ソレこそ色々試してみないと分からんのである。因みに今回のNDで試すタイヤはコレが3つ目である。でもって試すにしても公道じゃ分からん上に違法だから、やっぱサーキットで試すっきゃないのである:


何時もの様に、コレがコース図である。まぁサーキットのレイアウトが急激に変わるなんて事は滅多に無い&2000コースは特に大きな工事もしていないので、攻略法に変化は無い次第である。


新コロでの3密を防ぐために、走行前ミーティングは屋外で疎らに散った状態で行われたのである。ちょっと1密ある希ガスが、まぁ細かい事は気にしちゃダメである(笑)ソレではロンマニアの皆様お待ちかね(?)の最初の一本はこんな感じである:


2020-11-1 K-1スポーツ筑波2000走行会・その1

まぁ最初の一本目なんで、先ずは様子見である。最初の一回でタイヤの具合と路面状況をチェックして、何処までギリギリ攻めていけるかだとか、タイヤとブレーキとの相性はどんな感じかだとか、ブレーキ開始は何処からだとか、そんなのを探りながら行くのである。取り敢えずこの一回で分かったのは「RE-71RS(・∀・)イイ!!」という事である(笑)剛性があるからハードブレーキにも十分対応できて、ワタクシがやるヨーロッパ式のコーナリングとの相性も良い。前のRE-71Rと同じような感覚で使えるのがデカいのである。前のA052も悪くないタイヤだったけど、ワタクシのドライビングスタイルには合わなかったのである:


今回の走行会の写真が幾つか見つかったので貼ってみた次第である。写真だと分かり難い&動画もベストラップ取れたトコしか撮ってないけど、基本的に一回の走行で20台前後が同時間帯に走ってるのである。運が良ければ動画みたいにジャマなく綺麗にレコードライン上を走れるし、そうでなければ徐行や回避や譲り譲られをしなければならないのである。

*暑いモンは暑い
 今回のテーマは「新タイヤのチェック」である。前のタイヤはソコんトコ見分ける前に新コロでシーズン中断しちゃったが、そのお陰もあってタイヤの適切な空気圧の見抜き方を身に付けたのである:


気持ち良く2本目と行きたかったトコであるが、ニッポン曇りがあっという間にニッポン晴れになってしまったのである(^_^;)サーキット走行は安全上の問題で運転席側は窓を全閉にしなければならず、空力的な理由で助手席側も少ししか開けられず、あとエアコンが馬力を食うから非力なNDでは入れられず、更に言うとFIA基準のレーシングスーツってのは耐火性重視で通気性が非常に悪い。つまり走ってる間はムチャクチャ暑いのであるι。その上直射日光が入ってきたら車内温度は更に上がり、冬でも油断すると簡単に脱水症に陥るのである(´Д`υ)


だから走行前と走行後は水分をガッツリ取って、脱水症を予防すると同時に体温を下げる必要があるのである。因みに脱水症は「喉が渇いた」「頭が痛くなってきた」って感じた時点でもう遅いので、早め早めに必要十二分に補給すべしである。そんなこんなで2本目である:


2020-11-1 K-1スポーツ筑波2000走行会・その2
暑くなってきたのを見越してタイヤ圧を温間2.5から2.3に下げたのであるが、どうやら下げ過ぎたみたいである(^_^;)下げ過ぎたせいで序盤はタイヤ剛性が足らなくてブレーキが簡単にロックしてしまい、ベストが出るようになったのはラスト3周辺りからである(´ヘ`;)ただこの2本でこのタイヤの適切な空気圧は分かったので、ソレだけでも大きな収穫である。タイヤの適切圧が分かった&コレから寒くなる事を考えれば、次回以降に確実に繋がるからである:


ただ気合を入れ過ぎるとこういう事にもなってしまうので、ソコんトコ要注意である。先日も述べたように筑波サーキット2000コースはニッポン有数のタイムアタックのメッカであるため、ムチャな攻め方やギリギリなチューニングをするヤツが後を絶たんのである( ̄~ ̄)1/1000秒を削る事は否定せんが、やらかして赤旗出したら他の走行車に迷惑が掛かるのである。走行会で一番重要なのは、クルマを壊さない事。コレはサーキット走行における我がジャスティスである。では最後の3本目である:


2020-11-1 K-1スポーツ筑波2000走行会・その3
ヘタクソの分際で苦言を呈するのはアレであるが、非力なクルマが集まる下のクラスに、タイムの出せないハイパワー車が居るとジャマなのである。コーナー区間で抜きたくてもタイムが出せない→初心者だとコーナーでの抜かれ方が分かってないから危ないし、かと言って直線じゃパワーで確実に負けるから距離を開けられる。つまりそういうクルマが前に居ると、ジャマでタイムアタックが出来ないって事である。まぁコレばっかは巡り合わせだから、仕方ないっちゃ仕方ないのである。

*やっぱリアルサーキットがナンバーワン
 何はともあれ新コロがニッポンで猛威を振るわず、マスク着用などの制限があれど走行会でタップリ走れた事には関係者含め感謝しかないのである。大丈夫だとは思うが物事には絶対というモンは無いので、コレから冬になって「新コロ大爆発→重症例続出→再度緊急事態宣言→サーキット閉鎖」って可能性だってあるのである。流石にソレばっかはどうしようもないんで、今できる事は目の前にある確実な機会を存分に楽しむ事だけである:


新コロ対策で恒例のジャンケン大会も無くなってしまったので、代わりに配られたのがコレである。あのカップ麺1ダースは非常食としてこの上なく有用だったので、ソレが今回無いのは非常に残念である(´・ω・`)


物凄い量の煙が舞い上がってるが、決して火事ではないのでご安心あれ。ワタクシの走ってた時間枠の次の時間枠がドリフト走行会なので、そのタイヤスモークがガンガン上がってるのである。やっぱ何だかんだ、皆この時を目一杯楽しんでいるのである。


家からサーキットまでの行き帰り&サーキットを60分全開走行して、燃費はご覧の通りである。NDというクルマは確かに非力だけど、その分燃費がメチャクチャ良いのである。決して速くは無いけど、コスパが高くて滅多に壊れないから、走り好きにとってこの上なく便利なクルマなのである。ロドスタは速くないのに何故世界中で30年以上も愛されてるかって、つまりそういう事である。


以上で走行会は終了である。マシントラブルは皆無で、何事も無く自走して帰宅できた次第である。因みに次の走行会は既に決まってるので、ソコんトコご期待である。タイヤの使い方とブレーキの使い方、ココら辺がまだまだ全然上手く行ってないので、次回はソコを徹底的に修行する次第である。因みにR35の方はまだどうするか決めていないが、ソコんトコはポルシェジャパン次第だと言っておく所存である(笑)さて明日も早いので、このぐらいにしておこうと思う今日この頃であった。

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