アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GHOSTLY WHITE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「選択は知恵である」
By 瀬戸内寂聴

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*調味料の必要性
 クルマをチューニングするとはどういう事か。ワタクシの答えは「料理に調味料をかけるようなモン」である。基本的にはノーマル、つまり出されたそのままの状態がバランスが取れてて美味いけど、調味料をかければ味をより一層引き立てたり、自分好みに変える事が出来るって感じである。かけ方が適量で適切だと味が更に良くなるけど、そうでなければ元の味が台無しになる事も同じであり、そして時折目立とうとしてバカな盛り付けをして周囲から「勿体無い事をするなッ!」って叩かれるトコも同じである(笑)小耳に挟んだ話、ファストフード店とか一般的な食堂とかじゃわざと若干味を薄めにする&調味料を各種取り揃える事で、色んな味の好みの人を取り込めるようにしてるんだそうである。


吉野家ブラックリスト男

 牛丼やラーメンやカレーだったら、そういう調味料や薬味を諸々使って弄って食うのもアリかも知れないであろう。が、コレが懐石料理だとかフレンチのフルコースだった場合はどうなるって話である。そういう料理はノーマル、つまり出された状態で素材の味をほぼ最大限に引き出した状態であり、味を弄る余地があったとしても最初から付け合わせ的に出されてるモンである。その店の味が口に合わないなら、別の店へ行くだけの話である。安く買ったスポーツカーを弄りまくって自分好みに仕立て上げるのも、スーパーカーをオーダーメードして乗るのも、どっちが良いとか悪いとかじゃなく、住んでる世界が抑々違うから比較にならんのである。

*最後のピース
 だからワタクシがクルマに求めてるモンがR35とNDで違うのは、つまりそういう事である。R35に求めてるのは日産というメーカーのクルマ作りのセンスやクルマの速さに対する哲学であり、ソレを知るにはノーマル及びメーカーチューンで乗るのが一番楽しめるのである。でもってNDに求めてるのはワタクシの好みを反映させるためのキャンバスとしてのソレであり、故に必要に応じて色々と手を加えてるのである。つまりR35の後継車はノーマルでサーキット走行を十二分に楽しめるモタスポに対する高い見識を持ったクルマでなければならず、そして漸くその最後の1ピースがこの度公開されたのである。


The new 911 GT3: Time is Precious

ついに ポルシェ992GT3登場! LOVECARS!TV! 河口まなぶ が速攻で解説します!

 年明けから全裸正座待機にて散々待たされたが、漸くその姿を現したのである(笑)まぁデザインもスペックも以前からずっと漏れてたので、驚かされる点があんま無いと言われればソコまでであるが(^_^;)ワタクシが以前から望んでいた「鋳鉄ブレーキローター」「バケットシート」「PDK」の全て兼ね備えたポルシェ車がケイマンGT4に続いて現れて、コレで漸く選択肢が一通り揃ったというワケである(^-^)ポルシェならば「モタスポとは」に対するシッカリした答えを何処のメーカーよりもバッチリ持ってるだろうから、きっと濃いサーキット走行を堪能できる事だろうと思うのである。ワタクシはヘタなのでどうせタイムは出ないんだから(笑)速さよりも濃さを追求したいと思うのである。


The New 911 GT3: Onboard at the Nordschleife

 まぁ今のニュル北はコース改修してタイムが一層出易くなってるのがアレであるが、遅くはない事だけは確かである。でもって問題は何かと問われたら、やっぱ価格である(´ヘ`;)別にGT3に限った話ではないが、この手のクルマが新型出て安くなったなんて話、ワタクシは一度も聞いた事が無いのである('A`)でもってドイツ本国での価格が167518ユーロ(約2139諭吉)で、ニッポンでの素ターボの価格が2470諭吉で、GT3は代々ターボよりも安めだったから、その中間といったトコであろうか。まぁ聞いた話マフラーがチタンじゃなくステンレスで、ガラスもポリカーボネートじゃなく軽量ガラスらしいから、バカ高くならないと信じたい次第である(笑)

*選択の瞬間
 とはいえニッポンにおける価格発表と予約受付開始は4月頃になるっぽいので、ソレまではもう暫く待機って事である。まぁR35の3回目の車検が来年の今頃なんで、ソレまではゆっくり待とうと思うのである。でもって以前ネタにした【ケイボク911用の3Dプリントフルバケ】とかやらであるが、こっちは未だに音沙汰無しである('A`)というワケで、現段階のR35後継車候補としては:

  1. 911GT3(PDK仕様)
  2. ケイマンGT4(PDK仕様)
  3. BMW M4コンペティション(4WD仕様)

とまぁ、こんな感じである。ワタクシは別にポルシェに特段拘ってるワケではなく、ワタクシは単に「ノーマルでサーキット走行を十二分に楽しめるパワフルで面白いクルマ」を求めてるだけである。つまり条件さえ満たしていれば、国内外のどんなメーカーのどんなクルマでも候補に入るのである。

 そう、国産車であってもアメ車であっても、ワタクシの提示する「ノーマルでサーキット走行を十二分にこなせる」「2ペダルで400馬力以上」「出来れば右ハンドル」を満たせるのならば、即座にワタクシの次期愛車候補に入るのである。でもって悲しい事に、国産車は全く入ってこないのである(´・ω・`)このままこの3台のどれかを選ぶのかなと思ってたら、4台目の候補が突如現れたのである:

2022 Corvette C8 Z06: NEW LEAKS (Everything We Know)
C8コルベットのZ06である。素は正直言って非力なんでアウトオブ眼中だったが、Z06やZR1なら話は別である。でもってミッションは8速DCTで、世界展開してるから右ハンドルもあるのである。まぁコルベットは公式発表がまだ無いんで、あくまでオマケって感じである。何だかんだ候補は豊富にあるんで、思いの外悩む事になりそうである(^_^;)何だかんだ、モノ選びは悩んでる時が一番楽しいと思う今日この頃であった。

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