アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更にはGT-R&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

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 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「世の中がお互いにとって思ったほど悪くないのは、その半ばは人目につかないところで誠実な一生を送り、死後は訪れる人もいない墓に眠る人が少なくないからである」
By ジョージ・エリオット

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*気が付いたら115回目
 ワタクシが受験した医師国家試験(以後国試)が95回だから、気が付いたらもう20年経ってたのである。ワタクシの前の年が79%という国試史上最低の合格率だったんで、同級生の間では「国はガチで医者の数を削りに来てるんだッ!ひょっとしたら今年は75%、いや70%かも(;゚Д゚)」って皆でガクブルしてたのが懐かしいのである(笑)まぁフタ開けてみたら合格率90%だった&その後も90±2%で安定してるんで、とんでもない取り越し苦労だったワケであるが('A`)まぁ国試ネタは医学部属性のあるロンマニアの方々にしか通じないので、今回はココまでにする次第である。まぁワタクシの場合、国試の後の方が遥かに大変だったワケであるが( ´△`)


第115回医師国家試験を振り返って (MAC医師国家試験予備校)

 研修医に限った話ではないが、社会人になってから最初の数年間ってのは一番忙しい時期であり、同時に人間関係形成において最も重要だと言える時期でもあるのである。ンで、そんな重要な時期にワタクシは何をしてたかって、半分以上は休んでたのである(笑)マトモに研修医してたのは合わせて精々2年ぐらいで、後は病気療養していたり、リハビリしてたり、そんな感じである。まぁあの当時の一般社会には発達障害のハの字も無く、アスペルガー症候群なんてのは一部の精神科医しか知らなかったから、その件については誰も責められないのである。ワタクシ自身も自分がそうだとは思わなかったんだから、他人に分かれというのはムリがあるってモンである。

*誰も悪くない
 ワタクシに限らず、発達障害者が成人になるにおいて色んな苦労や挫折を重ねてきて、中にはソレで多少なりとトラウマを抱いてしまったりPTSDになったりしてしまった人も少なくないであろう。そんな当事者達にワタクシがアドバイスするとしたら「誰も悪くないんだから、自分も他人も世の中も責めるな」って事である。例えるならば、ペニシリンが実用化される前に結核に罹患してしまったようなモンである。何が悪いのかを強いて言うならば、運が悪かったのである。古人言うトコの「ハードラックとダンスっちまった」ってヤツである(笑)忘れろとは言わんが、過去を振り返るよりも今出来る事を積み重ねてく事をオススメする次第である。


発達障害のフラッシュバックの症状と対処法【アスペルガーのトラウマ】

 ちゅーのも、過去に固執しても何も得られないからである。昔自分を苦しめたヤツ等に謝罪を迫る?精神的苦痛で訴える?どちらもまずムリだし、百歩譲って出来たとしても形だけの謝罪&雀の涙程度の賠償しか得られないであろう。社会に変革を迫る?戦争とか革命とかでも起こらん限り、社会なんてそう簡単に変わらんのである。自分を責める?責めて自分が良くなるなんてエビデンスは何処にも無いのである。そう、自分や他人や世の中のせいにし始めたら、犬みたいに同じトコをグルグル回るだけの、時間と労力だけムダに消費して一歩も前へ進めない人生を送り続ける事になるのである。ワタクシはそういうのを結構見てきたから分かるのである。


「私ではなく科学を聞いて」10代の環境活動家らがアメリカ議会で証言

 自分自身や社会や他人を責め続け、行動を起こせばワンチャン変われると信じ込んで、世の中を変えるためにプロ当事者活動や社会運動やサヨクなどに傾倒したり。自分を高める為に宗教だとかカルトだとか自己啓発セミナーとかにハマっていく発達当事者を、ワタクシは今まで何人も見てきてるのである( ̄~ ̄)でもってそういう当事者達が実際何かを成し遂げられた例ってのを、ワタクシは一度も見た事が無いのである。多分この手の当事者で世界一有名なのはグレタだろうけど、グレタですら注目は集められても実際に世の中を変える事は出来ずにオワコン化してってるんだから、グレタ以下の知名度の当事者は言うまでもないであろう。そう、怒りと憎しみじゃ真っ当な人は動かないのである。

*塵も積もればナントカやら
 こう書くと「じゃあどうすれば良いんだよッ!」って言われるだろうけど、ワタクシは「確実に結果が出るような事を地道に積み重ねていくしかない」と答える次第である。人間というナマモノは社会に生きてるモンであり、その社会に貢献する事こそが社会に評価される道なのである。では社会貢献の中で一番簡単なのは何かと問われたら、ワタクシは「自立と就労」と答える次第である。自立するだけで社会が負担する税金やインフラが減るし、就労して税金を納める事で社会インフラを充実させる事が出来るのである。何故先進国の社会インフラが充実してるかって、皆が税金をガッポリ納めてるからである。


【林修】※誤解を恐れずに真実を言います※ 「年収●万円以下の人は社会のお荷物である」

 だから発達障害者にとって最も有意義な社会活動があるとしたら、ソレは自立と就労だと繰り返し言う次第である。一人でも多くの当事者が就労できるようになり、労働による直接的な社会貢献や、税金による間接的な社会貢献が多ければ多いほど、当事者全体の社会的な評価が伸びていくのである。ニッポンじゃパッとしないけど、海外で大富豪が社会から評価されるのは、多額の税金を納めてる&提供してるサービスが社会を豊かにしてるからである。カネは正しい基準ではないが、客観性の高さでカネに勝る指標は無い。カネで幸せは買えないけど、不幸を避ける事は出来る。たかがカネされどカネ、改めてそう思う今日この頃であった。

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