アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE ADVERSARY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「犯さんがために法律があり、破らんがために道徳あり。犯す者、破る者なくんば、何の日か、法律・道徳の効果を表顕し得ん」
By 斎藤緑雨

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*無念の廃案
 ワタクシは昔からずっとニッポンで彼是言われてる不法就労者云々とソレにまつわる難民申請云々の裏話をソレなりに知ってるので、今回の入管法改正には期待してたんだけど、誠に残念な事に【廃案になってしまった】のである(´・ω・`)まぁ別に急ぐモンでもないし、今のニッポンにおいて一番重要なのは新コロ対策云々と中国包囲網云々と東京五輪云々なので、今回はしゃーないってトコであろう。まぁあの辺りはサヨク活動家の巣窟でもあるから、ソイツ等が支持基盤の野党連中にとっては死活問題なのであろう。

youtu.be

 なんだか「オーバーステイしただけなのに冷た過ぎる云々」「不法就労者だけど良いヤツだった云々」などとアホな事言うヤツが未だに居る事にビックリだが、真っ当な在日外国人は意図的なオーバーステイ不法就労なんて絶対にしないのである。ちゅーのも、ちゃんとした仕事に就くにあたって在留資格や在留期間は確実にチェックされるし、現にインドネシア人時代のワタクシも定期的にチェックされてたのである。そう、オーバーステイを指摘されないヤツってのは、真っ当でない経路でニッポンに入ってきて、真っ当でない方法で仕事に就いてるのである。

*ニッポンは法治国家
 今回の発端となったスリランカ人女性云々に関しては「確かに入管職員に落ち度はあったけど、だからと言って制度そのものを全て見直すほどではない。故に法の落とし穴である難民申請は改正すべし」ってトコである。言っちゃ悪いが、そのスリランカ人女性の「ニッポンの子供に英語を教えるためにニッポン語学校に留学した」の一言で、ワタクシは「コレって前のブログに書いたヤツじゃん( ̄▽ ̄;)」って瞬時に思ったのである:
lionghmd.hatenablog.jp
そう、アルバイトが主目的の名ばかりの留学生である。英語が母国語でない人間が英語を、しかも母国語でない言葉で英語を教える意義なんて何処にあるんだって話である。ニッポンじゃ英会話教室にも中学高校にも、フツーにアメリカとかイギリスとかオーストラリアからのネイティブな英語教師が大勢居るんだから、何処にネイティブじゃない外国人を雇うトコがあるんだって話である。

 あと「学費が払えなくて退学した」「在留期限が切れてもそのままニッポンに居続けた」って事だけど、上記にもあるように真っ当な外国人なのであればその時点で帰国するorスリランカ大使館に相談するモンである。オーバーステイもそうだけど、留学ビザで学校行かずに働くのも違法である。そう、難民申請以前の問題なのである:
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あと支援者連中が「ニッポン政府が彼女を救わない、人権ガー」って言ってるけど、ソレはスリランカ政府の仕事である。てゆーか抑々がスリランカ人同士の諍いなんだから、スリランカ政府が何とかするのが筋ってモンである。だから支援者や野党が文句を言う先は入管やニッポン政府ではなく、スリランカ大使館なのである。

 まぁ気の毒だし可哀想だとは思うが、残念ながらニッポンは法治国家なのである。法がシッカリ機能してて違法がシッカリ取り締まられるからこそ法治国家は信頼を得られるのであり、その信頼こそが先進国の基礎なのである:
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こう書くと「法は全ての人を救えるのかッ!」って言われるだろうけど、ソレに対しワタクシは「法が機能してないトコよりは確実に人は救われてる」と答える次第である。前々から言ってる事だけど、法律をちゃんと守ってる善良な外国人がバカを見るようなトコには、優秀な人材も真っ当な人材も来てくれないのである。

*養子縁組のススメ
 でもまぁ難民申請を何回も繰り返して強制送還逃れをするだとか、収容者にハンストを持ちかけて体調不良による仮釈放をゲットするだとか、何が連中をソコまで駆り立てるのかが今一つ理解できんのである┐(´д`)┌上記にもあるように在外外国人を一番ケアしなきゃいけないのは当該国の大使館なんだから、先ずはソコへ行くのが筋ってモンである。もしも「○×国はクソだッ!腐り切ってて信用できないッ!」って言うのならば、もっと確実な方法がある。サブタイにもあるように「養子縁組をする」である。

youtu.be

 支援者だとかそのシンパだとかは「可哀想すぎるッ!助けてあげたい(´;ω;`)」って事ある毎に言ってるけど、養子縁組すれば一発で助かるのである。その可哀想な人を扶養にすればオーバーステイ云々の心配する事無く堂々とニッポンに住めるんだから、全て解決である。でもワタクシの知ってる限り、そういった方法で可哀想な人を助けたヤツは見た事も聞いた事も無いんだから、つまりそういう事である。今も昔もそしてコレからも、法や社会システムが全ての人を万遍無く救う事なんて無いのである。人を救えるのは後にも先にも人、改めてそう思う今日この頃であった。

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