ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「負け犬とは、自分で選んでいない道を、迷いながら渋々歩いている奴」
Ｂｙ 高橋 がなり
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊東京五輪終了
今東京五輪の閉会式観ながらコレ書いてる次第である。まぁ無観客で今一つ盛り上がりに欠けた＆外野の反対派が若干五月蠅かったのがアレだけど、今回もスポーツ（特にマイナースポーツ）の醍醐味を味わえたし、地元開催だからとはいえニッポンも史上最高の成績を叩き出せたし、ワタクシの元祖国インドネシアも【無事金メダルをゲットできた】とあり、非常に満足した次第である(^-^)また３年後のパリ大会が楽しみだし、２０３６年には【ジャカルタが立候補する】との事なので。まだまだ五輪は楽しめそうである。３週間後にはパラリンピックも始まるんで、そっちも楽しみである。
もうワタクシは何度も言ってるが、確かに東京都民の健康は重要である。が、五輪の為に世界中からやってきた選手も、其々の国の栄光と国民の希望を抱えてきてるのである。どっちが重たいのかではなく、どっちも重たいのである。だからこそ互いに妥協し合って、互いに最大公約数のメリットを得ようと頑張ったのである。その事が分からんヤツの相場は決まってる。何かに全身全霊賭けて打ち込んだ事が無いヤツか、テメェの半径５ｍの世界しか認識できないヤツか、或いはその双方である。他所の国の知らんヤツの事なんてどうでもいい？相手もそう思ってたらどうするんだって話である。何であれ、視野が狭い事は罪である。
＊負けたくない子達
ジェネレーションギャップと言われればソコまでだが、ワタクシの世代の人間（特に男）は「負けて悔しければ勝てるまで頑張れ」「勝っても負けても楽しめ」がデフォの価値観なのである。だから巷では「UAB勢参加禁止」を掲げてるフィールドが多いらしいけど、ワタクシと同世代が多いワタクシの行きつけのサバゲーフィールドじゃ、UAB勢が来たら来たで「さ～て、どうやってアイツ等に勝つか( ´,_ゝ｀)」で盛り上がるし、フルボッコにされたらされたで「いやぁ、アイツ等マジで強かったわ( ´∀｀;)」ってサバゲー後のラーメン屋で談笑して盛り上がる事であろう。確かに悔しいけど、その悔しさが楽しいのである。
ところが今時の一部の若い子ってのは、負けたり挫折したりするのが嫌なんだそうである(￣～￣)多分グローバル化とネットの普及で娯楽が多様化したのも一因だろうと思うが、努力して上手くなる手間をかけるぐらいなら、見切りをつけて簡単に勝てる別のコンテンツに移っちゃうって感じらしいのである。簡単に勝てる＆自己肯定感をタップリ注いでくれるソシャゲやなろう系がウケた原因も恐らくソレであり、そしてサバゲーブームで増え過ぎたフィールドは客を確保する為に、そういうレギュレーションを導入するっきゃないって考えたのであろう。
無論、ソレが悪いとは言わないし、そういう生き方をする自由もある事は確かである。でもワタクシの知る限り、そういう考え方や生き方をしていたら、負けた悔しさをバネにして成功したヤツに美味しいトコを全部持ってかれてしまうのである。ちゅーのもソシャゲやなろう系が流行ってる今でも、昔ながらの勝った負けたでバリバリやってる子は健在なのであり、そして世界は変わらず資本主義社会であり競争社会なのである。そしてその社会のルールでは、競争に参加しなかったヤツは必要最低限のモン以外は何も得られないのである。
＊宗教後の新しい宗教
まぁ何ちゅーか、コレも自由主義のデメリットなのである。努力しない自由、バカな生き方をする自由も等しく自由として尊重され、そして民主主義のルールに基づき、怠け者のバカでも数が揃えば権力が生まれるのである。ソコから「不快になる言論を聞かないで済む自由」「弱者が強者に蹂躙されないで済む自由」といったルサンチマン塗れの主張も出るようになり、SNSを介して数が集まり力となるのである。所謂「イヤなら逃げてもいい」「貴方はそのままで良い」の何が問題かって、回り回ってこういう二極化からの社会の分裂を引き起こす事がである。
無論、負けた悔しさをバネにして努力すれば確実に報われるとは言わん。が、戦わず逃げて落ちぶれてルサンチマンに走ったり、或いは社会共産主義に走るよりかは断然マシなのである。SNSのカキコで「宗教が否定されたら、別の何かが宗教になる」って言ってたけど、正にその通りである。カトリックがプロテスタントになり、プロテスタントから共産主義になり、共産主義の後はポリコレやBLMやフェミニズムやLGBTやヴィーガンが新たな”宗教”と化してるのである。戦ったが故に生まれた格差が良いとは言えんが、戦わなかったが故に生まれた格差よっかはマシであると思う今日この頃であった。
