アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LOVE WILL KILL ALL

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「まっとうな生き方をするのなら、収入がなくなる恐怖はついてまわる。むしろ、恐怖があるのが本来の姿なんじゃないかと思うんです」
By 勝谷誠彦

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


損切りのススメ
 今まで散々ネタにしてきたウクライナ紛争であるが、気が付いたらもう開戦から1ヶ月半経ってたのである。この戦争に関して今ワタクシが思ってる事は「サンクコストを恐れず、損切りは早い内に」って事である。何故ロシア政府やロシア軍やロシアを支持するヤツが、勝ち目が無いにも関わらず未だ振り上げた拳を下せないかって、寧ろ勝ち目が無いからである。損切りのタイミングが遅過ぎて、今撤退すると途方も無い名誉失墜やら賠償金やら更なる制裁などが待ってるから、ワンチャン大逆転に賭けるしかないのである。分かり易く言うと、負けの込んだギャンブル中毒者みたいなモンである(笑)

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 そう、ウクライナ侵攻は抑々ギャンブルだったのである。ロシアは抑々兵站がショボくて、本来こういう事をするのに必要な第二波第三波の攻撃を行うための余力が無いから、最初の第一波でキーウ陥落できなかった時点でギャンブルに負けてたのである。後はご存知の様にロシア側の第二波第三波がやって来る前にNATO諸国からの援助がモリモリやってきて、ただでさえショボい兵站が徹底的に攻撃され、あの大軍団がロクに機能せずに東部まで追いやられたって話である。最初のサンクコストを惜しんで講和しなかったから、更なるサンクコストを抱えるハメになってしまったのである。

*TypeRのあるべき姿
 ワタクシが最近GT7にハマってる事はロンマニアの皆様もご存知かと思うが、ソレやってて改めて思うのは「やっぱワタクシにはFFスポーツが合わない」って事である(笑)もう10年以上もFR及びFR的なクルマに乗ってるせいもあるのか、FF特有の乗り方に違和感を感じてしまうのである。だから【新型TypeRが鈴鹿最速に】って言われても「あっそう( ´_ゝ`)フーン」でお終いである(爆)
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FFが合わない、4~5ドアが嫌いってものあるけど、やっぱ何ちゅーか「TypeRって最速云々を語る為のクルマだったっけ?」って疑問があるからである。普段通勤やら買いモンやらに使うクルマで、ホンダのDNAであるレース感を楽しめる。ソレがTypeRという車種の醍醐味なんじゃないかなとワタクシは思うのである。

 あと最速云々の何がアレかって、その所為で車両価格が上がるのもそうだけど、色々面倒臭い事になるからである。ちゅーのもタイムを出すにはタイヤを太くする、ブレーキをデカくする、エンジンパワーを上げる、車体を軽くするといったチューニングが鉄板であり、ソレが色々と面倒になってくるのである:

  • 浅溝幅広大径タイヤを履く → ライフが短くなる上にタイヤ代が高くなる
  • ローター径も大きく&パッドもデカくなる → 当然だけど値段は高い
  • 出力が上がると燃費も悪くなる → 当然だけど維持費は上がる
  • 軽量化目的でカーボンパーツが増える → ケアが大変な上に壊したらヤバい

ワタクシの前のクルマがコレだったので、その面倒臭さはイヤと言うほど身に染みているのである(笑)だからこの手の「最速ガー」なスペシャルモデルはサーキット等で乗り倒さずに、街乗りオンリーで大事に乗るのが吉である。さもないとワタクシみたいに、売る時にカーボンパーツがボロボロだったせいで値下がりする事になるのである(爆)

 コレが常識的な範囲でのチューニングならソレはソレでアリなのであるが、最近じゃこの「FF最速」とかやらも色々過熱し過ぎてヤバい事になってるのである( ̄~ ̄)ワタクシが特に「あ、コレはアカン( ̄▽ ̄;)」って思ったのが【メガーヌRSトロフィーR】で、こりゃ行くトコまで行っちゃったなぁって感じである:
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今では大分安く(?)なったけど、ソレでもカーボンローターって1セット200諭吉前後するのである( ̄~ ̄;)でもってココまでやっても「FFでは最速」であり、快適装備を残した後輪駆動には敵わない上にコスパでも負けてるのである。だったら「後輪駆動で良くね?」ってワタクシは思うのである。

*ノーモアカーボン
 昔も今も「カーボン=軽量高剛性なクルマ好き御用達アイテム」であるが、ワタクシは前のクルマの所為ですっかりカーボン嫌いになってしまったのである(笑)抑々がカーボンバンパーの所為で本来の納車が半年以上も遅れ、不注意でウッカリ壊してしまった時も修理できず全交換で保険を使うハメになり、そんでもって売る時はカーボンパーツの損傷の所為で買い叩かれてしまったのである。コレでどうやってカーボンパーツを好きになれって言うのであろうか(爆)だからGT3の何が一番素晴らしいかと問われたら、ワタクシは「車体の下半分にカーボンが一切使われてないこと」と答える次第である(核爆)

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 そう、カーボンパーツが車体の下半分にあると、走る時に何をどーやっても傷がついてしまうのである。買って殆どガレージで保管してオフ会行く時に使うだけならまだしも、普段からガンガン乗ってるとガシガシ傷が付くし、壊しても直せないから全交換になるのである(x_x;)だからカーボンパーツを付けたいのであれば、ボンネットとかルーフだとかウィングだとか内装パーツだとか、そういった車体の上&中にあって傷付き難いモンにすべきなのであり、GT3はちゃんとそうしてるのである。最速は基本的に金持ちの道楽だという事を改めて知った今日この頃であった。

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