ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「私は思い出より憧れの方が好きだ」
By ガストン・レビュファ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*てめーはワタクシを怒らせた
さて、アレから続報が無くて「そういえばロンの野郎、上手く行けば4月中にGT3納車だと言ってたけど、アレどーなったんだ( ̄ー ̄?)」って思われてるロンマニアの方が結構いらっしゃるだろうが、答えは「現在太平洋上、もうそろそろ着く」である。色々心配されてたけどワタクシのヤツは予定通り2月に生産されて、予定通りならそのまま3月頭の船で出航する筈だったのである:
youtu.be
この動画にあるようなプロセスは予定通りに終わってて、ドイツからニッポンまで船で約1ヶ月半だから、順当に行けば今月半ばぐらいに豊橋に到着して、今月末に手続きが全部終わって納車って運びだったのであるが、その船の出航が遅れてしまったのである('A`)原因は色々あるけど、一番ややっぱウクライナじゃないかとの事である。丁度生産が終わった時に開戦したんで、様子を見るために出航が遅れたんじゃないかとの事である。
開戦当初からワタクシはプーチンの野郎に途方も無い怒りを感じていたのであるが、事もあろうにプーチン自身がそのワタクシの怒りの炎に油どころかレースガスを注ぎやがったのである(笑)取り敢えず今後の予定であるが、こんな感じである:
4月下旬頃にニッポンは豊橋のVWグループ検査場に到着
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ソコで最終チェックを受けて、大体2週間、不具合があれば4週間ほどで検査をパスする
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パスしたらニッポン中の各ポルセンに運ばれ、各々のポルセンの陸運局でナンバーが付与される
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車庫証明等々の手続きと支払いを済ませ【ポルコネ】のアカウント取ってクルマに登録
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大体5月半ば~5月末には納車
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(゚д゚)ウマー
といった感じである。プーチンが戦争おっ始めなければあと1ヶ月は早かったし、新コロ禍が無ければ昨年内だったかも知れなかったのであるが、まぁコレばっかはどうしようもないのである( ̄~ ̄)まぁ来月上旬までにはウクライナの方も何とかなるとかならないとかの話&新コロ禍も終わりつつあるので、一段落って感じであろう。
*DCCDの思ひ出
DCCDはマニュアルモードにして、ロックから1~2段戻し。ワタクシがGDB乗ってた頃の、DCCDのベストセッティングと呼ばれてたシロモノである。GC8やGRB/GVBやVABではどうなのかは知らんが、GDBはこんな感じだったのである。GDB乗ってた頃、ワタクシの技術や知識が無さ過ぎて、この辺のセッティングを色々試行錯誤しながら楽しめなかった事だけがひじょ~~~~に惜しまれるのである(´・ω・`)
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たかがセンターデフ、されどセンターデフである。ぶっちゃけ4WDスポーツカーの速さってのはセンターデフ機構で決まると言っても過言ではなく、名車と呼ばれる4WDスポーツは優れたセンターデフ機構と常にセットなのである。インプのDCCD然り、ランエボのACD然り、GT-RのアテーサE-TS然りである。
あとGDBに関して思う事は「スペックC選んどけばよかった(´・ω・`)」って事である。大幅に簡素化軽量化されたリアシート、トランクの12リットルのインタークーラー冷却水タンク、そしてルーフベンチレーター。何れも今になってそのありがたさがイヤと言うほど理解できたシロモノである:
youtu.be
街乗りオンリーだと不便極まりないが、サーキット走行においてはコレ等の影響は相当デカいのである。ワタクシもGDBは乗りこなす前に降りてしまっただけに、ソコんトコの心残りは未だにあるのである(^_^;)今のワタクシのドラテクで、その上スペックCで筑波を攻めたら、一体どのぐらいのタイムが出るのか。知りたくて気になって、もう夜しか寝れない&メシも3度しか喉を通らない有様である(笑)
ただ実際にソレを行動に移したいかと問われると、残念ながらノーである。増車する余裕が無い、GDBがワタクシの使用用途に合わないのもだけど、買っても長続きしないだろうからである。何だかんだ言っても、GDBは20年前のクルマである。20年前のクルマって事は、利便性が低いって事である。もし買ったらどうなるかって、多分こんな感じになると思うのである:
ハロゲンランプの暗さ照射範囲の狭さに不便を感じる
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ナビ位置の悪さに不便を感じる
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リバースカメラの無さに不便を感じる
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ブラインドスポットモニターの無さに不便を感じる
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クラッチの重さやオートブリッピングの無さに不便を感じる
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オートライトやオートワイパーの無さに不便を感じる
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USBポートの無さに不便を感じる
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数々の不便さがボディーブローのように徐々に効いてくる
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最初の数ヶ月は楽しめるけど、ソレ以上は徐々に増えてくストレスで乗るのが段々イヤになってく
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一年と持たずに売っちゃう
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( ゚Д゚)マズー
そう、現代の利器の便利さを知ってしまった今、もう昔には戻れないのである(笑)イベントにしか乗ってかない趣味車として割り切るのなら兎も角、普段使いするにはストレスの蓄積がシャレにならないだろう事が容易に想像できるからである(^_^;)やっぱGDBは思い出のままにしておくのが吉なのである。
*思い出は思い出のままに
「90年代国産スポーツカー」と書いて「昔の彼氏/彼女」と読む、その心は「思い出話として語るには良いが、安易によりを戻すモンじゃない」という事である(笑)ワタクシは前々から言ってる事であるが、余程の覚悟と決意が無い限り、安易にあの時代のクルマに手を出すべきではないのである。上記にある利便性云々もだけど、経年劣化で考えもしなかったトコが壊れる、壊れてもメーカーがもう部品を出してない、世界的なネオクラブームのせいで盗難のリスクが高い、ソレ等の対策に少なくないカネが必要になる等々。残念な事に、薄っぺらい情熱や憧れで何とかなるほど現実は甘くないのである。
欧州の高級ブランドみたいにメーカーが今まで製造した全車種の部品と修理を請け負ってくれるだとか、歴史的名車でメーカーが例外的に部品を出したりレストアしてくれるってなら話は別だけど、どっちにおいてもカネが掛かるのは間違いないのである。中古ゲームソフトや中古CDとは違い、中古車は色々大変なのである:
youtu.be
でもって残念な事にスバルは高級メーカーなんかじゃないし、GDBは歴史的名車なんかじゃないのである。そういうクルマのネオクラに乗るって事は、より多くの苦労が必要になるって事なのである。ヤフオクやメルカリに常時張り付いてパーツ探すなんてのは序の口で、必要あらばパーツをワンオフ制作したり、共食い整備の為の部品取り用車両を買わなきゃいけなくなったりするのである。現実を受け止められないのなら、理想は負うべきではない。改めてそう思う今日この頃であった。