ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「疑いながら試しに右へ曲るのも、信じて断乎として右へ曲るのも、その運命は同じ事です。どっちにしたって引き返すことは出来ないんだ」
By 太宰治
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*GT3ネタは当面やらないと約束したな?アレはウソだ!
ウワァァァ!・・・ってこのネタ、果たして今の若い子には分かるのであろうか(笑)ちゅーのも納車されてから早2週間、ヒマさえあればGT3乗って、通勤に引っ張り出して帰宅時にわざと遠回りしたりして、たった2週間で慣らし運転を全て終えてきたのである:
次に何をするかって、レブリミットまでブン回す以外に何があるんだって話である。スポーツモードにして、2速まで落して、ソコからアクセルを床まで踏むと・・・凄まじい音量でフェラーリのソレとは違った野太くて雄々しいエキゾースト音が鳴り響くのである(^▽^)ソレはさしずめ「心地良さの暴力」といった感じであろうか(爆)
youtu.be
この音が車内に思いっ切り響き渡るのである。動画でカメラのスピーカー越しにだと大した音には聴こえないのであるが、リアルだと音の圧力や振動がモロに伝わってくる→全身で聴くから、迫力が段違いなのである。
あと加速力であるが、相撲に例えるとR35がぶちかましなら、GT3はがっぷり四つからの寄り切りって感じである(笑)トルクはR35NISMOの66から48まで落ちたけど、その代わり300kgも軽くなってる&リアタイヤがより太い&RRだからリアタイヤがガッツリ食い込むんで、シッカリと腰のある加速になるのである。ただし問題が1つだけあって、ソレは「公道じゃ殆ど楽しめない」って事である:
youtu.be
動画にあるように、2速9000回転まで回すとニッポンの法定速度を超えてしまうのである(´ヘ`;)だからGT3を合法的に心底楽しみたいのであれば、サーキット(及びクローズドコース)に持って行く以外の方法が無いのである。街乗りオンリーで加速だけを楽しみたいのであれば、GTSかターボ買った方が断然楽しいし、乗り心地も良いし、オプションだって充実してるのである。GT3は、サーキット行く人向けのグレードなのである。
*次期セカンドカーを求め三千里
でもまぁ最初の目標は達成してしまったので、後はシーズンインしてからのサーキットデビューまでGT3ネタは散発になる・・・と思うのである(笑)ソレはさて置き、今年9月でNDも3回目の車検である。無論通す予定であるが、やはり3回目の車検となると「次はどうしよう」の一行が脳裏により強く浮かんできてしまうのである。まぁこういうのは実際に運転してみないと分からん事が多々あるんで、先ずは乗るのみである:
今日は梅雨の合間で天気も良かったので、ドサクサに紛れて【トヨタGR86】試乗してきちゃった次第である(爆)車体サイズ的にも値段的にも使用用途的にもワタクシがセカンドカーに求めるモンに合致してるので、試乗してみる価値は十二分にあると判断したのである。雑誌やネット等の評判も高く、ワタクシの周囲でも悪く言う声は殆ど聞こえてこないので、そりゃ試すっきゃないって思ったのである。
乗ってみた率直な感想は「実に良く出来てる」ってトコである。まぁ基本的に先代からのキャリーオーバーで、基本はそのままに弱点を悉く潰してきたって感じである。良く言えば「進化している」であり、悪く言えば「代り映えが無い」ってトコであろう。ワタクシが気付いた点を、箇条書きで簡単にまとめるとこんな感じである:
- 一番肝心なドラポジは「先代同様に良く出来てる」であり、スポーツカーらしいポジションで苦無く操作できる
- ハンドリングや各種レスポンスは元々がスバル製という事もあって、十分過ぎるほど及第点が与えられる
- ただし純正シートはホールド性に乏しい&座面が高いため、サーキット等でガチるなら交換が必要と思われ
- ペダル配置やシフト操作感もシッカリしてて、ヒール&トゥも咄嗟の操作も楽々できる
- ただ半クラッチ領域は結構手前にあって、慣れるのに時間はかかる
- 先代の泣き所であった中間トルクは排気量アップした事もあってモリモリ、気持ち良く上まで回せる
- 内装の質感は大幅にアップ、先代みたいなチープさは影を潜めてる
- ロールセンターはやや腰高に感じる
やっぱ先代のキャリーオーバーだけあって、先代の問題点は殆ど見当たらないのである。粗探しすれば見つかるだろうけど、価格を考えれば十分にペイするとワタクシは考える次第である。先代乗ってた人が乗り継ぐにはもってこいだし、スポーツカー初心者が乗るにも丁度良いであろう。もしも「スポーツカー初めてなんですが」というロンマニアの方がいらっしゃったら、ワタクシは最初の一台としてコレを勧めても良いと考える次第である。
ただ今すぐ欲しいかと問われると、残念ながら答えは「ノー」である(^_^;)確かにGR86は「コスパに優れた良いクルマ」なんだろうけど、でもワタクシが望むのは「コスパなんか関係無くなる凄いクルマ」なのである。R35やGT3は言うまでもなく、NDにも「コスパなんかど~でも良くなる凄いモン」があったのである。あと百歩譲って欲しくなったとしても半導体云々で今はオーダーストップしてしまってるのである( ̄~ ̄)曰く「今年11月にマイナーチェンジが発表されて、ソコから更に3~4ヶ月。並ぶと更に遅くなる」って事で、来年の春頃になるんじゃないかとの事である('A`)
*着ていく服、乗り付けるクルマ
クルマの試乗に行くにおいて、ワタクシには一つのジャスティスがあるのである。ソレは「一番良いクルマでディーラーを訪れる事」である。ぶっちゃけディーラーの中の人は、9割方乗り付けたクルマで客を判断するのである。その客に購買力があるか否か、クルマ分かってるヤツか否か、見栄張ってるか否か、大体クルマと降りてきたヤツの身形を見れば分かるんだそうである。というワケで:
トヨタディーラーへはコレで乗り付けた次第である(笑)リアル知人のM3オーナーのロンマニアの方は、M3でレクサスディーラー行ったら応対室に速攻で案内された&ワタクシもLC500見に行った時R35NISMOで乗り付けた時にも同じ対応されたので、その効果は身を以て知ってるのである(爆)
ただ流石にトヨタディーラーに911GT3はやり過ぎたみたいで、ディーラの中の人もビックリを通り越して戸惑ってた様に感じたので、ちょっと申し訳ない事をした気分である(笑)でもR35時代はその恩恵をモロに受けてて、特にドイツ車系ディーラーにおけるR35のネームバリューには凄まじいモンがあるのである。スーパーカー系を除けば、何処の外車ディーラーでもR35で行けば試乗を拒否されない&邪険に扱われる事もないであろう。今のポルセンの担当さん曰く「R35乗りは911乗りと同等に扱われる」との事であるが、やはり人間見た目だと確信した今日この頃であった。