アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DAY OF RECKONING

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「自分の体に合わせて作った衣装は、何でもよく似合うものです。たとえそれが、自分とは身長の違う人の寸法に合わせて作った衣装ほどに素晴らしくなくても」
By エドナ・ファーバー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ナントカは細部に宿る
 もしも自分がポルシェ911を所有したとしたら、どういう風に維持していくか。ワタクシ含め実際に所有して色々試行錯誤しているロンマニアの方も居れば、購入を検討してて色々考えてるロンマニアの方も居るだろうし、所有する事を想像する事すらできないロンマニアの方も居るであろう。で、多分日常的に911に乗ると考えると、最も懸念する部分がコレであろう:

このRRならではのリアオーバーハングの長さである。フツーのクルマであれば何ら気にする事が無い部分であるが、実際に911を所有するとして考えるのが「駐車する時、車両止めどーしよ(;´Д`)」ってトコであろう。特にPASM入れたりGT系だったりするとただでさえ低い車高が更に低くなるため余計に駐車し難くなるんじゃないかという点である。が、この件に関しても我が愛車の場合:

この様にバックビューモニターに加え、車両止め用のセンサーまで付いてるのである。このセンサーに任せて慎重にバックすれば・・・

・・・センサーに警告されなければ、何の問題も無く車両止めを利用できちゃうってワケである。何せ前のR35NISMOじゃ車両止めで痛い目見てたので、もう涙が出そうなぐらい嬉しいのである(笑)何ちゅーか、ワタクシはこういうユーザー目線のメチャクチャ細かい気遣いにポルシェの真髄を感じてしまった次第である。コレに比べれば0→100km加速が何秒だの、最高速度が何キロだの、ニュル北タイムが何分何秒だの、ンな事は些細過ぎてどーでもいいのである。

 実に簡単な話で、そういうクルマの走行性能って、実際オーナーがフルに発揮する事なんて殆ど無いのである。でも駐車は乗る度に必ず行う事だから、こういう機能は常時お世話になるのである。オーナーとしてどっちがありがたいって、断然後者である。ソレが走行性能を大幅にスポイルするモンでない限り、たとえスポーツカーであろうとも便利である事に越した事は無いのである。便利であればある程にドライバーのストレスが減って運転が安全になるし、運転が安全であれば自ずと他人の安全にも寄与するからである。運転ってのはテメェ一人だけでやるモンじゃないのである。

*衣替え2022
 慣らし運転も終わった事だし、益々以って今年のサーキット走行シーズンインが楽しみで仕方が無いのである (*´∀`*)・・・が、その前に、ワタクシにはやらなきゃならない事が2つほどあるのである。一つは前にも言ったように4点固定ハーネスの設置、もう一つはレーシングギアの新調である。この前21年~22年シーズンが終わったんでレーシングシューズを洗ったら、何と靴底が靴本体から剥がれてしまったのである_| ̄|○でもってそのシューズを何時買ったのかを調べたら、何と9年前だったのである( ̄▽ ̄;)でもってシューズが9年前というのは実はまだマシな方であり、ヘルメットに至っては13年前のモンだったのである(笑)

 その事をSオーナーに相談したら「いくらなんでも使い過ぎ」と怒られてしまったので、買い替えを決意した次第である(笑)因みにプロはどんだけ使うのかを聞いてみたトコ「年に3セット前後使う」んだそうである(^_^;)10年以上使ってたワタクシが如何に異常か、お分かり頂けたと思うのである(爆)というワケで・・・

この際だから買い換える事にした次第である。何を買い換えるかって?レーシングスーツとレーシングシューズとレーシンググローブ、あとバラクラバとヘルメットとHANS、よーするに全部である(核爆)何せ一番新しいのでさえ9年前のシロモノなんだから、他ももう限界だと考えるのが妥当である(^_^;)

何故この時期にもう注文したかって、世界情勢が不安定だからである。新コロ&プーチンのせいで物流やら部品やらが色々と滞って不足しがちなのに加え、通貨が安定しないから何時何が値上がりするか全く先が見えんのである(´ヘ`;)先が見えない&遅延の可能性が否定できないのなら、今すぐ注文してしまうのが最善手だと考えたからである。


ウェア類だけど、スパルコで統一する事にしたのである。スパルコはイタリアのメーカーだけあって品質もイタリアなのがアレであるが、業界大手だけあってウェアの種類もバリエーションも豊富で、ニッポンにも正規代理店があるから購入も取り寄せも楽なのである。あとウェア類は同じメーカーで揃えた方がデザインの統一感もある為、見た目も良いのである。

 ただ残念な事にヘルメットはスパルコだとサイズが無かったので、コレだけはアライ製を選んだ次第である。他にもスティーロ製もあったのであるが、やはりニッポン製で品質が良くて取り扱いの楽なアライに分があると考えたからである。あと今回は4輪用のヘルメットを選んだ→HANS対応なんでHANSも追加で注文した次第である:

実は13年前に買ったヘルメットってのは2輪用だったのであり、当然だがHANSには対応していないのである。でもって今回は4輪用だから、HANS使えるなら使ってしまえって話である。シートに合うかどうかは実際に確かめてギリギリおkだったので、ドサクサに紛れて注文しちゃった次第である。

*たかが安全、されど安全
 公式レースなら兎も角、走行会レベルでHANSが必要なのかと問われたら、答えは「イエス」である。昔みたいにクルマが280馬力前後しか無かった時代は兎も角、今は500馬力オーバーも珍しくない時代である。当然だけど、その分クラッシュした時の衝撃も強烈なモンになってくるのである:
youtu.be
昔はプロだけが使ってたのであるが、ソレがアマチュアにも徐々に普及していって、今となっては中級以上のアマチュアはほぼほぼ装着してるのである。でもって13年前はまだ普及してなかったから2輪用でも無問題であったが、流石に今だとムリがあるのである(^_^;)最初はサイズがあるかどうかが気になったのであるが、奇跡的にヘルメットもHANSもワタクシ向けのサイズがあったのである(笑)

 そう、ワタクシは身体がデカいので、試着が殆ど出来んのである(^_^;)鉢周りが64cmで、靴が29cmで、手の周囲が24cmで、首回りが46cmもあって、今まで一度も試着できた試しがないのである(笑)だから経験豊富なショップへ行って、実際に採寸しながら調べて貰う方が確実なのである。あとはHANSとセットで用いる必要がある4点固定ハーネスであるが、曰く「こっちは金具やハーネス本体のストックは豊富にあるから焦らなくとも無問題」だそうである。いずれにせよ取り寄せで2~3ヶ月かかるっぽいので、今から気長に待とうと思う今日この頃であった。