アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

A GUIDED TOUR OF CHICAGO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

アメリカは狭い部屋にいる大きな人なつこい犬だ。しっぽを振るたびに椅子をひっくり返す」
By アーノルド・トインビー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


サバゲー?何ソレ美味いの?
 GT3が納車されて以来、ワタクシの頭ン中はソレばっかりで、マジでサバゲーの事を忘れてた次第である(笑)納車前に今のお気に入りである次世代MP5A5を幾つかアップデートしたのであるが、した直後にポルセンから「納車準備おk」の連絡が来たため、鉄砲の事は完全に忘れてしまった次第である(爆)

アップデートしたと言っても周辺機器をちょっと交換した次第で、中身に関しては箱出しのまま完全ノータッチである。てゆーかノーマル状態でもう完璧に近く、手を入れたら逆に性能ダウンになってしまう可能性が高いので、カスタマイズするのは専ら外装のみである。

 暫く使ってみて分かった事は「リコイルが凄くてレプリカのダットサイトだと照準がズレる」という事である。実銃向けの実物ってのはガチリコイルに耐えられるだけの強度と精度を以って作られてるので、一度ゼロインしたら殆どズレないのである:

というワケで、Vector Optics製の実銃対応のヤツを買ってきたのである。Aimpoint製やEOTech製とは違ってブランド力の低い新興企業のダットだから安く、でも評判は高くて制式採用してる軍や警察もある程である。

あとダットマウントであるが、色々試した結果コレが一番シックリ来るのである。高さがM4と同じぐらいだから使い慣れてる、ダット視野にフロントサイトが飛び込んでこないのもだけど、万が一ダットが機能しなくなった場合に下を覗き込めば即座にアイアンサイトが使用できるからである。あとレンズガードであるが、コレは他機種用を改造して取り付けたモンである。

アメリカンスーパースポーツの真髄
 大衆車は分からないが、高級車及びスポーツカーのメジャーリーグと言えば、間違いなくヨーロッパである。ニッポンもアメリカもそうであるが、国産車ってのは専ら中流下流の人々の乗りモンであり、中から上はヨーロッパ車に乗ってるのである。特に1000諭吉以上のスーパースポーツに関しては、もう殆どヨーロッパ車の独断場である。そんな状況において気を吐いてるのはニッポンからはR35GT-R、そしてアメリカからはコレである:

C8になってからグローバルモデルとなり、バイパー亡き今アメリカからヨーロッパ勢に唯一挑んでるコルベットである。今回はコレの試乗ネタをタップリとo(^∇^)o・・・行きたいトコであるが、生憎試乗NGだったのである(笑)ちゅーのも生産台数が余りにも追い付かなくて試乗車にすらプレミアが付く状態になってしまい、走行距離が厳密に管理されるようになり、アポ無しでの試乗はNGになってしまったのである(^_^;)

 まぁソコんトコ確認しなかったワタクシが悪いのであるが、でも走行距離を増やさなければ良い→試座とエンジン吹かす事は出来るので、ソレだけでワタクシの知りたかった事の6~7割は知れたので、ソレで良いとしようジャマイカ。一番知りたかったのは何かって、ズバリ「右ハンドルはどうなのか」であり、その答えは「違和感は全然無かった」である。あとアメリカ人向けだけあってコクピットには余裕があり、ヘルメット用のクリアランスも無問題である:
youtu.be
クルマ、特にスポーツカーにおいて最も重要なのはドラポジである。ココがダメならば、どんなに他のスペックが良くてもダメである。このC8コルベットはそのドラポジがバッチリだったのであり、コレさえ分かれば後はどうとでもなるのである。でもってこういう事は実際運転席に座ってみなきゃ分からんので、興味あるクルマは試乗するか、最低でも試座が必要なのである。

 そして素モデルでソレを確認できれば、派生モデルも同様に問題が無いと見做せるのである。ただ素だとパワー的にもサーキット走行的にも物足りないので、よりハードな派生モデル、特に昨年末に発表された【Z06】について聞いてみたら、中の人がアッサリ答えてくれたのである:

  • ニッポン仕様のZ06は今年11月頃に2023年モデルの予約が始まる
  • スペックはほぼそのままで、値段は2200~2300諭吉ほど
  • ニッポン向けの生産枠は30台分しかない&全国ディーラーで抽選となる

だとの事である。あと当然だけど右ハンドル仕様である。670馬力のフラットプレーン超高回転型V8エンジンを縦置きミッドシップにするんだから、クルマ好きなら興奮しない筈がないのである (;゚∀゚)=3もしも本国での発表と共に予約が始まってて、そして抽選に当たったとしたら、ワタクシは高確率で「マジかよ糞GT3予約キャンセルしてくるッ!」ってなってたであろう(笑)

*左ハンドルはオワコン
 さっきの試乗車云々でも語られた様にコルベットは今、生産が全く追い付いてない状況らしいのである。新コロや半導体やプー助の影響もあるのであるが、一番は「右ハンドルを設定したらオーダーがアホほど入ってきたから」だそうである。素コルベットですら今年分と来年分の枠は既に埋まってて、今注文したら納車は再来年になるんだそうである(´ヘ`;)
youtu.be
そう、コルベットがニッポンでウケた理由はMR化でもコルベットの伝統でもなく、右ハンドル化したからなのである。ポルシェニッポンが数年前から右ハンドル枠を大幅に増やしてきた&今までその設定が無かったGT3にまでも右ハンドルを設定したのは、つまりそういう事なのである。今はもう「右ハンドルのが良い」じゃなく「右ハンドルじゃなきゃ買わない」って時代なのである。

 違和感が余りにも酷過ぎて「コレなら不便でも左ハンドルのがマシ」ってレベルの外車、多分今時の40代以下は体験した事無いだろうし、ワタクシだって殆ど無いのである。殆ど全く感じないか、あったとしても気にしなけりゃソコまでのレベルである。今時の良くできた右ハンドル外車を知ってる人等からすれば「なんでそんな些細なシックリ感の為に左ハンドルの不便を我慢しなきゃなんねーんだよ(`ε´)」ってトコであろう:
youtu.be
あともう一つは、国産車のレベルが格段に上がってきた事であろう。国産車がショボかった時代なら兎も角、今は500馬力以下なら国産でも魅力ある車種は結構あるので「じゃあ国産にするわ」って言えてしまうのである。ワタクシも「クルマは乗り回してナンボ」と考える派なので、乗り回すにおいて右ハンドルの利便性は非常に高く、故に右ハンドル派である。左ハンドルはオワコン、大事な事なので二度言った今日この頃であった。