アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

IMPERIAL DOOM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「私は平和主義者であるだけでなく、軍国的な平和主義者ですから、平和のためなら喜んで戦うつもりです」
By アルベルト・アインシュタイン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*理解者がふえるよ!!やったねたえちゃん!!
 政治運動にしろ社会運動にしろ何にしろ、一番重要なのは「理解者を増やす」である。ココで重要なのは「同志」でも「仲間」でもなく「理解者」ってトコである。仲間になる程強いシンパシーは無くとも、そういう考え方もアリだって思ってくれて、支持はされなくともジャマもされないのである。そういう理解者が多ければ、何らかの意見を通す時も「アイツ等を支持してるワケじゃないけど、その提案はアリやね( ̄▽ ̄)」って賛同を得たり、逆に「確かにアイツ等を支持してないけど、でも邪険にするのは酷くね( ̄Д ̄)」って助けて貰えたりもするのである。

 今時のサヨクとかポリコレとかフェミとか環境屋とか反マスク反ワクチンの何がダメって、つまりそういう事である。連中は「仲間や同志を増やす」事ばかりを考えてて、その際に大勢の人から反感を買ってるからである。1人の仲間を得るために10人から反発を買ってしまったら、通す意見も通らなくなってしまうモンである:
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何故こうなってしまうかって、こういう事やるヤツってのは社会不信が強かったり社会不適応だったりで孤立していて、仲間と共にある事が何よりの喜びだからである。だから理解者を増やすよりも、仲間を作る事にステ全振りしてしまうのである。当然余計に孤立するけど、その分仲間同士の結束が強まって喜びが増えて、ソコから悪循環である。

*その幻想はぶち殺された
 さて今日は終戦記念日である。第二次世界大戦や大ニッポン帝国についての見解は同日の過去ブログにあるので、今回は省略である。でもって今回と前回までは何がどう違うって、やっぱウクライナ侵攻である。今まではソコんトコ曖昧だったからこそ「ワンチャン平和主義アリかも」って希望を持たせられたけど、今年初めにプー助とゼレちゃんがその幻想をブチ壊してしまったからである:
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世界には世論人権クソ喰らえな侵略者が居て、ソイツ等から大事なモンを守るためには戦うしか方法が無い。昔は理想主義と現実主義が五分五分で釣り合ってたモンが、この件で一気に現実へと大きく傾いてしまったのである。何せ開戦前に欧州各国が散々外交努力したにも関わらず開戦してしまったんだから、常々「対話ガー、外交ガー」って言ってたサヨク連中は頭を抱えた事であろう。

 そうなると当然、サヨク内でも意見が分かれるのである。失敗を認めて現実路線へ舵を切るか、或いは更に理想主義へと走るかである。でも残念な事にニッポンのサヨクは後者を選ぶ場合が多く、酷いのになると【コレ】にあるようなウクライナに降伏や停戦を呼び掛けるヤツまで出る始末である┐(´д`)┌その手の記事は結構色々あるが、簡単にまとめるとこんな感じである:

  • 確かにロシアが一番悪いけど、ウクライナにも非があるからお互い様
  • 侵略とはいえ奪った土地を素直に返してもらうのは極めて難しいから、停戦するっきゃない
  • ウクライナ側からすれば理不尽極まりないが、命の方が大事だからしゃーない
  • プー助の断罪は諸外国がすべきではない、ロシア市民の良心に委ねるべし
  • 領土回復には時間が掛かるかも知れないが、両国の市民同士の交流にて平和的に行うべし

多くのロンマニアの方々からしてみれば「バカなの?死ぬの?」であるが、連中は至ってマジである┐(´~`)┌負けが込んだバクチ打ちと一緒で、逆転の可能性が低くなれば低くなるほど大胆な勝負に出るモンなのである。何れにせよ、左派の分裂は避けられないとワタクシは見てるのである。

 でもってサヨク共の意見だが、当然だが話にならんのである┐( -"-)┌クリミアとかアブハジアとか南オセチアとかがソレであるが、そうやって「他国領土掠め取り→停戦→領土掠め取り」を繰り返すのが連中の常套手段だからである。だから「命ガー、平和ガー」なんて言ってたら、領土をドンドン削られて自由が奪われてしまうのである:
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あと連中の言い分ってのは「相手側の人間にも良心がある→非人道的な事をしたら弱者に寄り添って強者を叩く筈」って前提を元にしてるが、ンなモン無いに決まってるのである。そういうのは先進国で人権思想といった西欧諸国メンタリティーを学んだ人間だからこそ出る発想であり、連中はそうじゃないからである。連中にとってテメェ等以外は余所者であり、二等市民であり、排除の対象だからである。

*やはり核兵器‥‥!!核兵器は全てを解決する‥‥!!
 結局「自国民の命は大事、戦争はしたくない、でも領土も奪われたくない」ってなったら上記サブタイが究極の答えになってしまう事も、今回の侵攻で証明されてしまったのである(笑)流石に今のニッポンが核武装するのはデメリットが多過ぎて非現実的であるが、でも世界二位の核保有国との同盟を深める事は出来るのである。あとアジア版NATOを設立できればモアベターであるが、流石にコレはちと厳しいのである(^_^;)ちゅーのも「白人、キリスト教、民主主義」っていうコア部分での共有が成されているNATO諸国とは違って、アジア諸国はそのコア部分がバラバラだからである。

youtu.be

 国家の基本部分がバラバラだと根本的な価値観もバラバラだから、話し合いの時にソコが足枷となってしまうのである。そうすると後は利害関係で足並み揃えるしか無いのであるが、アジアにゃ中国ロシアと深くコミットしてるトコが少なくない為、ソコが問題である。サヨク連中は「誠意を以って話し合えば分かってくれる筈→だから外交努力だけで平和をもたらせる」って言うが、根本的な価値観の違う相手にソレは通用しないのである。同人種同民族同宗教同士でも仲違いして喧嘩なんて良くある話なのに、他民族他文化他宗教なら尚更。当たり前だけど忘れられがちな今日この頃であった。