アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SPIRITUAL APOCALYPSE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「持続とは変化を続けることである。変化とは、自己の中に”非自己”を取り込むことである」
By アンリ・ベルクソン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*オッサンの、オッサンによる、オッサンのためのスポーツカー
 今日仕事帰りに本屋へフラッと立ち寄ったら、驚くモンを見てしまったのである。なんとあのOption誌が【最新号で外車特集】やってたのである( ゚Д゚)コレがどんだけヤバい事かって、週刊プロレスWWEを大々的に取り上げるようなモンなのである(笑)何故そうなったかをワタクシなりに考えたのであるが、やっぱ昔の走り屋世代の連中がオッサンになったからだと思うのである。単純に年功序列で収入が増えた→外車に手が届くようになった、外車の信頼性がアップしたってのもあるだろうけど、やっぱ一番は「オッサンに合うクルマが国産には殆ど無い」って事だと思うのである。

 国産スポーツカーの全盛期って80年代~90年代のバブル期で、中心になったのは20代~30代の若者で、当然販売される車種もその層に合わせたデザインや走りや値段設定になってるのである。でもソレは逆に言えば「40代~50代のオッサンには合わない」って事であり、でも全盛期のイメージが強くこびり付いてしまった国産勢はそのイメージを中々捨てられず、結局20代~30代向けのクルマを出してしまう。ソコが問題なのである:
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外車(特にヨーロッパ車)の何が良いって、オッサンが乗ってもシックリ来るって事がである。オッサンらしいステータスやライフスタイルを示すのに良いし、尖ったデザインでもガキっぽさが無いし、ソレで以って国産車よりも速い。ガキの頃、ワタクシは「ベンツのスポーツカーなんてダセェ~m9(^Д^)」ってバカにしてたのであるが、実際にオッサンになるとあの走りやデザインがすんごくシックリ感じるのである。

*生涯ランエボ宣言
 話は変わって、以前ワタクシが【入ってはいけないチューニングショップ的な話】したのを覚えているであろうか。詳しくはリンク先にあるので省略するが、正にソレだという例を見つけたのである。キッカケはワタクシがGRヤリスに関してのちょっとした事を知りたくてネット検索してた際に見つけた動画であるが、コレが正にソレだったのである:
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もう上記リンク先の悪いトコが色々出ちゃってるのである。暗くてゴチャゴチャしたガレージ、トーク主のラフで汚いカッコ、収録時間は長いけど同じ事を繰り返すだけの中身の薄さ、ただ只管に長い自己正当化の数々等々。29分に渡って「The陰キャ」を見せつけられてしまい、ワタクシは精神的苦痛を負ってしまったのである(笑)

 もう何ちゅーか「一生ランエボ乗ってろ」としか言い様が無いのである┐(´д`)┌ランエボよりも1気筒少ない&400ccも排気量低いんだから当たり前だろってのもあるのであるが、考え方が典型的な老害のソレなのである。言いたい事は山ほどあるが、ソレを簡潔にまとめた&上記欠点を解消した素晴らしい動画があったので、ソレも貼っとく次第である:
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部屋を明るくして整理整頓するだけで、髪の毛と表情整えて綺麗なカッコするだけで、言葉に抑揚付けて必要十分に語るだけで、受ける印象はココまで変わるモンなのである。ワタクシの言いたい事も大体コレであり、昔の人間はその尖った部分を「楽しい」と称してたのである。上記動画の「アクセルレスポンス云々、ターボ加速云々」ってのは、今はムダだとして削られてる部分なのである。

 ワタクシもGRヤリス乗った事あるから分かるのであるが、エンジンに関しては概ね同感である。が、ワタクシ的には「このクルマはこーゆーモンだ」で済む話であり、ソレ以外(コーナリング性能、トラクション性能、ドラポジ等)が良ければ無問題って感じである。速さならR35(当時)で十分間に合ってたので、ソコんトコは気にならないのである。でもって当の本人はソコんトコ指摘されたのが気に食わなかったのか:
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反論動画作ってたりするのである┐(´-`)┌正しいか正しくないかじゃなく、典型的な陰キャのやり方なのである。ワタクシもそうだから分かるのであるが、インプだとかランエボとかに携わってるヤツ等って、マジで陰キャが多いのである。何ちゅーか、何故スバルと三菱がWRX-STIランエボを生産終了にしたのかが良く分かるってモンである(笑)

*大排気量のススメ
 てゆーか、国産車がモッサリしてる理由なんて実に簡単である。排気量が少ないんだから、そりゃモッサリするに決まってるのである。一時期ダウンサイジングが流行った欧州車がソレだけど、結局排気量が少なけりゃ加給しても燃費が悪くなるんだから、ライトサイジングつまり排気量を適度に上げなきゃダメなのである。でもニッポンは税率の問題で大排気量車は高い税金取られるし、国産車は高く売れないから排気量を増やすのは難しい。ぶっちゃけた話、国産車に加速力を求める事自体が間違いなのであり、国産スポーツカーはコスパと総合性能で推し量るべきなのである。

 そう、マジのガチでアクセルレスポンスや強烈なターボ加速が欲しいのであれば、外車に乗るべきなのである。外車なら4リッター超なんてゴロゴロある→ちょこんと踏むだけでモッサリを差し引いてもドカンと加速するし、外車って電子制御全オフにできる場合が多いから、足りない場合はそうすればいいのである。値段?知らんがなである(笑)
youtu.be
アメ車ほど大排気量でなくても、外車勢の多くはレスポンスや加速はかなり重視してるので、国産車みたいな「燃費ガー」は気にしなくて大丈夫である。視野を狭めてしまうと、ひらめきがあったとしても何も浮かんでこない。改めてそう思う今日この頃であった。