アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DUCK AND COVER

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「世界を縦に切って”ウチ”と”ソト”に分けて、”ウチ”に味方するのが右翼である。世界を横に切って”上”と”下”に分けて、”下”に味方するのが左翼である」
By 松尾匡

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*中古車売買の皆様!目を覚ましてください!
 ちょっとだけ前回の続きをするが「あの納車前FD2シビックの件で一番悪かったのは誰か?」と問われたら、ワタクシの答えは「一番はただの標準カタログモデルの量産車を新車価格以上の値段で売ったヤツで、次点でソレを買ったヤツ」である。言っちゃ悪いがあの件に関しては、保険屋が提示した180諭吉が妥当と言えるのである。そう、ソレが本来のあのクルマの価値である。フェラーリランボルギーニやポルシェみたいにブランド価値がある上での高価格なら兎も角、今のFD2のあの値段はバブル以外の何でもないのである。そんなバブルに合わせてたら保険料が幾らあっても足らんし、今後その手のクルマの保険料が上がりまくる事必至だからである。

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 こう書くと「コレはTypeR最後の超高回転型NAなんだから市場価値ガー」って反論されるだろうが、ソレに対しワタクシは「何故FD2が最後の超高回転型NAになったんだ?」と答える次第である。答えは「売れなかったから」である。RB26DETT然り、13B然り、2JZ-GTE然り、売れなかったから市場から消えたのである。GT3は今に至るまで超高回転型NAなのは、売れてるからである。売れてれば排ガス規制や騒音規制などがあっても改良改良アンド改良を重ねて売られ続けるし、ソレで車両価格が上がっても買い支えられるモンである。無くなってから高く売って、高く買う。そりゃ「目を覚ましてください」って言いたくなるモンである(笑)

愛国者の反ワク親露
 ワタクシは仕事柄なのかどうか分らんが、リアルでもネットでも反ワクに絡まれる事が度々あるのである(^_^;)でもって良く観察してみると、反ワクって親ロシアと変に親和性が高いのである。ソイツ等はサヨクなのかと思ったのだが、意外とそうじゃないのである。サヨクは基本的に「弱者を守る」がモットーだから、命を守るためのワクチンは基本賛成だし、ウクライナという弱い国を蹂躙するロシアには基本反対なのである。じゃあどういうヤツが反ワク親露になるのかって、寧ろ右派の方なのである。政治的には右派で保守だけど、経済的には左派でグローバリズム新自由主義に反対してる、そんなヤツが反ワク親露に多いって感じである。

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 政治的な右派左派と、経済的な右派左派。詳しくは「ポリティカル・コンパス」で検索して欲しいのである。その4軸で言う「政治的右派&経済的左派」に反ワクと親露が多いのである。こういうヤツは大概ニッポンやニッポン社会に対する愛着を持っていて、ソレと同時に欧米主導のグローバル経済や新自由主義に反発してるのである。分かる人は分かると思うが、欧米文化ってソコまで褒められたモンではないのである。スゲェ弱肉強食だし、血も涙もない合理主義だし、目立たないトコで差別かましてくるし、あの手この手でルールの穴探すし、思った以上に排他的だし等々。でも力だけはムダにあって、今や地球を覆わんばかりである。

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 そう、自国を愛するけど経済的自由を愛せないヤツ的には、グローバリズムや欧米文化の世界進出は「自分等のテリトリーに対する侵略行為」なのであり、欧米主導のワクチン普及もNATOがケツ持ちしたウクライナによるロシア軍の討伐も同様に感じられ、ソコから「敵の敵は味方」で反ワク&親露になってくのである。実際そういうヤツ等に言い分って良く聞くとワクチンに関する明確なビジョンがあるワケでもなく、ロシア国家やロシア文化を心底愛してるワケでもないのである。愛する自国への”侵攻”やソレを主導する欧米諸国を憎んでて、その裏返しで反ワク&親露やってる場合が殆どである。

*肩身の狭いリバタリアン
 でもってワタクシであるが、政治ちょい右&経済結構右のリバタリアンである。だから「確かに新コロワクチンは多少アレだけど、経済に対する影響を考えると仕方がないトコもある」「ウクライナが清廉潔白とは言わんが、ロシアが勝ったら全体主義者共が勢いづくからしゃーない」って考えてるのであり、そりゃ反ワク親露と話が合わん筈である(´ε`;)何せ奴さん達は経済成長や自由には興味が無いから「貧しくて不便でも皆で支え合って、身内を守っていかなきゃいけない」って考えになるのであり、価値観が根本から違うんだから、そりゃ質問箱も荒れるってモンである(笑)

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 でもってワタクシの見る限り、ニッポンにはリバタリアンって少ないのである。政治的には右の人のが多いが、経済的には中道か中道よりちょい左が主流である。海外で流行ってるモンが中々ニッポンじゃ受け入れられないのはニッポンの国内市場が発達してるのもあるだろうけど、経済中道or左派にある「外国文化による”侵食”への抵抗感」があるからじゃないかと思うのである。ワタクシは経済右派なんで外車も洋楽も海外スポーツも「良ければ何でもウェルカム」であるが、左派はまた違うって事である。何故「政治と宗教とスポーツの話をしてはいけない」のか改めて良く分かった今日この頃であった。