アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

INNOCENT VICTIM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「覚えていてください、あなたの心にクリスマスが見つからないなら、ツリーの下にも見つかりません」
By シャルロット・カーペンター

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*走り納め2022
 茨城県南の何が良いって、東京が近くて適度に都会&人口が少なくて適度に田舎というバランスもさることながら、雪が滅多に降らない事がである。降るとしても年に2~3回ほどで、その内積もるのは精々1~2回で、積もっても3日あればほぼ元通りである。だから積雪地帯とかに頻繁に行くのでなければ、スタッドレスに履き替えずとも布チェーンでその都度凌げば十分事足りるのである。今ニッポン海側や北ニッポンじゃ大雪らしいのであるが:

関東南部はこの様に積雪のセの字も無いのである。サブタイにもあるように、今日はクリスマスだというのに、筑波サーキット1000コースで走行会してきたのである(笑)


ゲートオープンがAM6.00で、まだ日が昇ってなくクソ寒い中、もうこんだけ人が集まってきてるのである。言っちゃ何だが集まってきた連中の殆どがワタクシ同様、クリスマスだというのにクリぼっちだから走行会なんぞに参加してるのであろう(笑)


何だかシュールな光景であるが、コレはサーキットタクシーである。初めての人や久しぶりに走る人の為に、インストラクターが運転してレコードラインやコースの概要などを説明しながらコースを一周してくれるサービスである。

*90年代の終わり
 最近サーキットに行く度思うのが「明らかに90年代国産スポーツカー黄金期のクルマ、減ったよなぁ(^_^;)」って事である。SNS等では未だに結構見られるのであるが、まぁ声がデカいだけであろう。ワタクシが実際見る限りじゃポスト黄金期のクルマの方が街中で良く見かけるし、サーキットでも然りである。まぁ一番新しいのでももう20年前のクルマだから、部品が出ないor出ても高いと、怖くて走らせられないって事だろうか:


じゃあ今回はどんな感じか、ジックリ見ていこうと思うのである:


やっぱ基本はポスト黄金期なのである。でもってコースがコースだけに、主体は2リッター以下の小排気量車である。コースが狭いから小さくて軽い方が色々と捗るのである。


無論大排気量でも走れない事はないが、ただマシンコントロールは難しくなってくるのである。コースが小さいとランオフエリアも狭いので、しくじったら大ダメージ負う確率が高くなってしまうのである(^_^;)


その黄金期のクルマも少数ではあるが、こうしてまだ走ってる人も居るのである。プリメーラってあんま知られてないけど、あの水野和敏氏が手掛けてただけあって、走りは抜群に良いのである。


やっぱ何だかんだ言っても、クルマ好きのホンダへの支持は根強いのである。まぁ作る側もモタスポ意識してるんだろうけど、やっぱホンダ車は乗り易いし速いのである。でも今回はホンダネタは控えさせてもらう次第である(笑)


こういう1000m未満のミニサーキットで抜群に速いのが、こういった車重1トン以下のライトウェイトスポーツ勢である。上手い人がこの手のクルマ乗れば、マジで手の付けられない速さになるのである。でも分かる人にしか分からんから、この手のクルマってウケが悪くて作ってるトコがバンバン倒産しちゃうのである(´・ω・`)


ライトウェイトスポーツ勢と肩を並べるのが、インプやエボみたいな国産4WDスポーツ勢である。十数年前から既に40秒切れるポテンシャルがあったが、近年のタイヤ技術の進化やチューニングの熟成で、今でも全然速いのである。


コレもあんま知られてない事だが、スズキ車って実は速いのである。ワタクシも何回か乗った事があるが、クルマ作りの根本がシッカリしてるのである。でもやっぱ自称クルマ好きにはウケないから、メディアでもネットでも取り上げられなくて残念である( ̄~ ̄)


最近はニッポンでもメキメキと頭角を現しつつあるルノーアバルト&ミニである。ワタクシは乗った事あるから分かるのであるが、アレ等は良いクルマである。走りが良いのは勿論、ニッポン車には無い独特の世界観が素晴らしいのである。国産を高けぇ買えねぇと悩むんだったら、こういうのも選択肢の一つである。


もうドイツ車は定番なので、今更言う事はないであろう。BMWは昔から多かったけど、最近はアウディも増えてきたのである。いずれにせよ、選択肢が増える事は良い事である。


今やワタクシにとって「兄弟」と呼べるようになったポルシェ911である(笑)997のカレラSで、結構様々なカスタマイズが施されてるのである。


何だかドチャクソ既視感があるが、見たまんまのソレである(笑)ワタクシもであるが、ノルドリンクの客でND買う人って結構居るのである。7年前に「ND買ったった」って言ったら「ウチの客じゃロンさんで4人目」って言われてたので、多分今はソレ以上居るであろう。そんで中にはNDでレースしてる顧客も居て、このオーナーさんもその1人なのである。


気合の入ったクルマは色々あったが、特に凄かったのがコレである。何ちゅーか「エキシージWRX-STI乗り換えた方が速くね( ̄▽ ̄;)」って多くの方が思うと同時に「でもソレ言っちゃお終いなんだろうな(;´∀`)」って納得させられてしまう、そんな稀代の一台である(笑)


ンでもってコレに関しては「人間如きが罪深い口で安易に語ってはならない、いわば神の領域にあるクルマ」としか表現できないのである(笑)

*クリスマスプレゼントを我が手に
 今回は年末とあって、やっぱ皆考える事は同じなのか、実に多種多様なクルマが集まってきたのである。ワタクシはこういう空気が大好きだし、こういうのがあるからこそサーキット通いを止められないって感じである。最近は年取ったせいか体力的にしんどくなってきたが(笑)ソレでも何とかやれるだけやってみようと思うのである:


何時もの様に走行前のブリーフィングである。ココで注目は「筑波1000コースはコースの特性上、どーしても右リアが温まり難い」という事である。でもってコレが、このコースでタイムを出すキモでもあるのである。


初心者講習でコースの説明をしてるトコである。コースへの出方、ピットへの戻り方、走る上での注意点等々をコース図を用いて説明するのである。


このコースって左回りで、しかも平坦なコースだから、クルマが傾くって事が無いのである。だから自然とリアよりもフロントの方が温まり易く、右よりも左の方が温まり易く、結果として右リアが一番温まり難くなるのである。さてワタクシはもうヘトヘトで、しかも明日は仕事だからさっさと寝たいので(笑)残りは次回にしたいと思う今日この頃であった。.