アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NECROSIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「高い品物を買ったから豊かっていうのはおかしい。日常に使う品に高いものを買って、使いこなして、豊かっていうんですよ」
By 永六輔

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*乗れる日は何時ぞや
 RZ34が発表になった時、以前R35でお世話になった日産ディーラーに「RZ34、試乗できるようになったら連絡プリーズ( ̄▽ ̄)」って昨年の春頃に言ったのであるが、今の今に至るまで連絡が無いのである。でもってワタクシの方でも少しばかり探りを入れてみたのであるが、やっぱRZ34の試乗車なるシロモノは何処にも存在しなかったりするのである( ̄▽ ̄;)正直買う気全く無いんで拘るのもアレであるが(笑)ただやっぱ乗ってみたいっちゃ乗ってみたいのである。以前Z34所有していてRZ34納車されたとあるロンマニアの方曰く「中は全く一緒だったからZ34のモンが色々流用できた」らしいのであるが、やっぱこういうのって乗ってみないと分からんのである。

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 ドラポジの適切さ、ヘルメットかぶる時のヘッドクリアランス、シフト操作の感覚、クラッチの繋ぎ易さ、メーターや周囲の視野性、ペダルやステアリングの操作性、ボディー剛性や足の動き等々。こういうのって写真や文章見るだけじゃ絶対分からない&個人差も大きいので、最低でも展示車等のシートに座らせてもらわなきゃ何とも言えんのである。特にサーキット行くんだったら操作性の良し悪しは事故に直結するんで、試乗や試座は必須だとも言えるのである、でもまぁPS5への半導体供給も回復したっぽいので、今年後半には乗れれば良いなって感じである。

*すごく・・・高いです・・・
 ホントはコレをネタにするつもりは無かったのであるが、値段聞いて目ン玉飛び出てしまったので、止むを得なくネタにする次第である(笑)先月華々しく発表されたMY24R35であるが、アレのNISMOスペシャルエディション(以後SE)の値段が3000諭吉前後になるんじゃないかという怪情報が飛び込んできたのである( ̄Д ̄;)前のNISMO SEが2464諭吉で、NISMO自体バージョンアップする度に1505諭吉→1870諭吉→2420諭吉→2464諭吉と順当に値上がりしていったんで、大幅な変更が加えられた今回、確かに2800諭吉~3000諭吉まで値上がりしても不思議じゃないのである(-_-;)

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 もし生産枠がもらえたら買うかと問われたら、ワタクシの答えは「( ゚ω゚ )お断りします」である(笑)前にも言ったけど内装の古臭さやソフトウェア的なアップデートに乏しい事、サーキット走行に不向きなカーボンローターしか選べないだろう事、以前乗ってたMY14NISMOと標準タイヤの差分ぐらいしか速くなってないだろう事、ソレより何よりR35は2台13年乗ってきていい加減食傷気味だったのもあるから、やっぱ買う気は全く起こらんのである( ̄~ ̄)コレ買うぐらいだったら911ターボかターボS買った方が間違いなく速いし、その上幸せになれるとワタクシは確信してる次第である。

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 素ターボにすれば鋳鉄ローターも選べるし、オプションも豊富だから自分の細かいリクエストにも応えられるし、ハードだけじゃなくソフトも大幅に進化しているし、何よりサーキットでの速さと町乗りでの利便性を両立できてるのである。そう、911は昔も今も「スポーツカー」であって「スーパーカー」ではないのである。グレードによって割合は変わるが、ソレでも両立はちゃんとできるスポーツカーなのである。でも今のNISMOは完全にスーパーカーと同じ扱いになってしまってて、気軽に乗り回せなくなった、ソコがMY08とMY14を乗ってきたワタクシの不満なのである。

*フロント何センチ上がる?
 あと写真と標準車高見た限り、NISMOどころか素でもあのフロントリップは擦るのであるMY14ですら結構擦ってたのに、あそこまでリップを前に伸ばしたらちょっとした段差でも引っかかる事請け合いナシである。特にNISMOはカーボンバンパーで、リップ部分も当然ながらカーボンなので、擦ったら色々大変な事になってしまうのである(´ヘ`;)こういう時、有名所のスーパーカーブランドなら前の車高を一時的に数センチ持ち上げるフロントリフト機能がオプションで選択できて、マクラーレンは全車標準装備だったりするのであるが、日産にンな大層なモンを付ける胆力があるとは思えないのである( ̄~ ̄)

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 ワタクシのGT3にもコレは搭載してあるが、お陰様で結構な角度のスロープでも今まで一度も擦った事が無い次第である。そしてコレこそが、長年この手のスーパースポーツを売ってきたメーカーと、そうでないメーカーの違いなのである。ただ本体を売って終わりではなく、ソレをオーナーがどういう風に使うのかも熟知していて、オーナーの用途に合わせた事細かい各種サービスを提供できるか否か。そういうノウハウは一世一代で身に付くモンではなく、長い年月と多種多様な経験が必要となるのである。果たして日産がその壁を乗り越える事ができるか否か、コレからジックリ見させてもらおうと思う今日この頃であった。.