アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SHAPED BY FIRE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「私たちが自分の身体や電気やガソリン・エンジンの神秘を理解していないからといって、別にそれを有効に利用できないわけではない。祈祷や信仰の神秘を理解していなくても、信仰によってより豊かで幸福な生活を楽しむことはできよう」
By デール・カーネギー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

内燃機関は終わらない?
 バッテリーの諸問題どうすんの?充電や発電のインフラ間に合うの?EV化したらマジでカーボンニュートラル達成できんの?従来の内燃機関(以後ICE)を担ってた人達の雇用問題は等々。正直あと13年じゃ何をどーやっても解決しそうにない&見切り発車も難しいんじゃねと思ってたEUの「2035年からEV以外は新車発売禁止法案」であるが、案の定【ドイツとイタリアが反対してきた】のである。ワタクシは以前から「純ICEはダメでもHVならおkにする」か「合成燃料に入れ替える事で純ICEもおkとする」で妥協するのが現実的と述べたが、そうなるんじゃないかと思うのである。

 リンク先の記事を読んだロンマニアの方の中には「ドイツとイタリアはクルマ作ってる国だから分かるけど、何故ポーランドとかブルガリアとかまで反対するの(。´・ω・)?」って思われる方も少なくないと思うが、理由は「ヨーロッパ車の部品作ってる国が主のソコ等辺だから」である。例えばワタクシのGT3であるが:


トルコ、ハンガリーポーランドチェコ、イタリア等、こうした東欧や南欧の国々で部品が作られているのである。今VWグループの新車納品がヤバい事になってるのも、VWグループの大規模部品工場の所在地がウクライナだからである。EV時代に急に移行したら、こうした国々の雇用がヤバい事になるからである。

*走り初め2023・その2
 さて暦上では冬と呼ばれる季節は過ぎて、クソ寒かった時期も終わり、ココ数日どえらい量の花粉が飛び交ってヤバい事になってるのである。何ちゅーか、この時ばかりは花粉症に生まれなかった事を神に感謝する次第である(^_^;)ワタクシは問題無くとも、問題はGT3の方である:


ココ数日クソ忙しくて、洗車といえば夜に水入れたバケツ持ってボディーとガラスを拭くだけだったのであるが、見えないトコにも花粉がビッシリ入り込んでたりしたのである( ̄▽ ̄;)コレから本格的に花粉のシーズンに突入するので、こうなったら覚悟決めてケルヒャー買ってこようかと思うのである。

 さてもうすぐ暖かくなって、走りのシーズンの終わりも近付きつつあるのである。まだ少しだけ寒さが残ってるこの時期だからこそ・・・


FSWをアタックするには絶好の時期なのである。前回はGT3で初めてのサーキット走行とあって様子見ながら走ってたトコもあったが、今回はもてぎでのハンクラで練習してきた&Sオーナーからのダメ出し指導も受けた後なので(笑)結構良い感じで攻められるんじゃないかと思うのである。


残念ながら快晴ではないので富士山の写真はゲットできなかったが、でもサーキット走行にはコレぐらいが丁度良いのである。ド快晴だとアスファルトからの照り返し反射が結構眩しいのもだけど、冬でも直射日光って結構暑いのである。特にFSWみたいな高速コースだと空力云々で窓開けられないから、直射日光による熱が蓄積されてしまうのであるι(´Д`υ)

youtu.be

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因みに前回はこんな感じである。ぶっちゃけブレーキもどんだけ効くか分かってない状態&挙動の限界が何処にあるか分かってない状態で走ってたんで、色んなトコに余力残しまくってたのである。ソレでも2分切れちゃうんだから、このクルマのポテンシャルの高さが分かるってモンである。

*主戦場はサーキット
 コレはあくまでワタクシの独断と偏見に基づいた個人的見解であるが、ツーリングパッケージ以外のGT3買ってサーキット走らんヤツはアホだと思うのである。例えるならニュー欲に旅行に行って自由の女神を観に行かない、コメダ珈琲店に行ってシロノワール食わない、それぐらいアホだのである(笑)快適性や利便性を損ねてまでした軽量化も、あのムダにデカいブレーキも、やたら後方視野のジャマとなってる巨大なリアウィングやロールケージも、全てはサーキット走行の為にあるのである。使わんモンに大金を注ぐのは、ワタクシ的にはアホ行為そのものなのである。サーキット行かないならツーリングパッケージか、或いはターボ系である。

 とまぁSNSに晒されたらクルマオタから色々言われそうな事を言うのはコレぐらいにしておいて(笑)早速1本目を行こうと思うのである:
youtu.be
前回評判の悪かった(?)GoProカメラの取り付け位置であるが、今回変更して大分マシになってきたのである。本当なら同時にスマホで撮ったアプリ動画も乗せたいトコであるが、何故か知らんがアプリが途中でフリーズして止まってしまったのである(´・ω・`)ただ前みたいに遠慮しながら走ってたのとは違って、今回は更に踏み込んで攻めていけた次第である。

 ンでもって改めて思う事は「何故世界中のクルマ好き達が”GT3ガー”って騒ぐワケが分かった」って事である。ただ単に速いだけのクルマなら、GT3以外にもこの世には幾らでもあるのである。でも速さだけじゃなく「運転のし易さ」や「クルマとの一体感」や「乗りこなす楽しさ」までも併せ持ったクルマは実に少なく、その少ない内の1つがこのGT3なのである。冗談抜きで、コレが今までワタクシがサーキットで乗ってきた最も楽しいクルマなのである。何故GT3オーナー達が挙ってGT3RSを欲しがってしまうのか、その理由が良く分かる今日この頃であった。