アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ASHES TO ASHES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「重要なのは自分の生きる縁となったものが、どこかに残っているということだ。さまざまな慣習でもいい。家族の祝いごとでもいい。思い出を秘めた家でもいい。重要なのは還ることをめざして生きるということだ」
By アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*タクトレのススメ?
 先日サバゲーフィールドにて「車両盗難を憂うロンマニア有志の会」なるモンが緊急開催されて、ワタクシもソレに参加した次第である(笑)でもってその会において導き出された結論が「銃所持許可と範囲の拡大、及びタクトレ受講」だったのである(爆)巷では厳罰化が良く言われてるが、厳罰化で犯罪が防げるならその辺りの法律が厳しい欧米の犯罪率が高い&凶悪犯罪が多いのはどういう事だって話である。故に「アサルトライフルやコンバットショットガン等を常備し、非常事態には窃盗犯と一戦交えられる&違法ヤードへの奪還作戦を実行できる能力が重要」と相成ったワケである(核爆)

youtu.be

youtu.be

 とまぁこんな具合に訓練しておいて、いざ窃盗犯と出くわしたら即座に対応できるようにして、万が一盗まれてしまったら有志を募ってヤード等へ奪還に行けるようにするのである(笑)こう言うと「相手も銃で反撃してくるんじゃね?」って思われがちだが、余程ヤバい犯罪組織でない限り、末端の実行犯なんてロクな鉄砲を持ってないのである。寧ろ逆にカネ持ってるマニアの方が鉄砲も防弾チョッキも良いモンが装備できたりするのである。ケーサツってのは何をどーやっても行動が遅くなってしまうから、即応性はやっぱ自衛が一番早いのである。

*異常事態発生?
 2日前の話であるが、ワタクシが外来で仕事してた時の事である。11時半辺りから何度呼び出しをしても誰も診察室に入ってこないという”異常事態”が発生したのである。察しの良いロンマニアの方ならばお分かりかと思うが、そう、WBC決勝である。8回表終わって侍ニッポンの勝利が濃厚になった途端、全患者さんが待合室テレビの前から離れられなくなってしまったという事である(^_^;)仕方ないので「緊急時の対応として患者様を見守らせてもらった」次第である(笑)
youtu.be
お陰でワタクシ含め、スタッフ総出でこの歴史的なシーンを生で拝めた次第である(笑)上司も「コレは一生に一度の”非常事態”なんだからしゃーない」って言って一緒に観て盛り上がってたので、結果的に全員無罪だった事を付け加えておく次第である(爆)無論、試合が終わった後は速攻で解散して仕事に戻った次第である。

 残念ながら9回表しか直接観てないのでアレであるが、感想は「ものすごくニッポンやきうらしい試合運びだった」ってトコである。ちゅーのもあの試合、侍ニッポンに勝ち目があるとしたら「序盤にリードして、そのまま最後まで抑え切る」しか方法が無く、今回はそのゲームプラン通りに上手く行ったから勝てたのである。戦力差はというと:

だったからである。つまり、アメリカの先発から何とか点を取って逃げ切るしか侍ニッポンが勝つ方法が無かったのである。アメリカ先発から点を取れなかったり、或いは中盤以降逆転された場合、そのまま負けてたのである。抑えはアメリカの方が若干上だから逆にアメリカに逃げ切られる可能性が高く、実際2017年の大会はソレで準決勝アメリカに負けてしまったのである。

 でもって7人も投手使ったのは、2巡目以降持たないからである。アメリカの打線は超強力で、2巡目以降は攻略されてボコボコにされる可能性が高いから、一巡しない様に最大2イニングまでで次々と変えていったのである。だから準決勝のメキシコ戦で佐々木朗希と山本由伸に長いイニング投げさせたのは、決勝でこのマシンガン継投を成立させる為だったんじゃないかと思うのである:
youtu.be
だから準決勝も決勝も、実はギリギリの戦いだったのである。ゲームプランから少しでも外れたらその時点で終わりだったのであり、現にメキシコ戦9回裏やアメリカ戦8回表はヤバかったのである(;´Д`)その綱渡りのような試合を乗り切ったんだから、そりゃ称賛する以外の選択肢は無いのである。

*やきう終了
 まぁ何ちゅーか、今年のWBCは面白過ぎて腰が抜けたのである (*´Д`*)でもって今回のWBC観て、ワタクシは2つほど予言しておく次第である。1つ目は「もし大谷翔平がこのまま無事にシーズン終える事ができたら、従来の予想を遥かに超える超々高額年俸を手にするだろう」って事である。今までの数々の伝説に加えて、今回WBCでまた新たな伝説を作ってしまったのだから、きっと伝説に残るような金額になる事であろう。そして2つ目は「今年のやきうはMLBでもNPBでも、レギュラーシーズンでもニッポンシリーズでもワールドシリーズでも、何観ても退屈に感じるだろう」って事である。

youtu.be

youtu.be

youtu.be

 集まったメンツのレベルの高さと言い、レベルの高い選手らによる試合の内容の濃さといい、喜怒哀楽を共有できる人々の範囲の広さといい、コレ以上のやきうイベントは他に無いであろう。第1回第2回の頃はニッポン優勝してもソコまで盛り上がってなかった希ガスが、回を重ねる毎にWBCが成長していってるって事であろう。あのサッカーワールドカップだって第1回の参加国はたった16ヶ国だったんだから、まだ5回&17年の歴史しかないWBCは全然伸び代があるってモンである。新しいモンが成長してくのを見るのは楽しいと改めてそう思う今日この頃であった。