アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SELF INFLICTED

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「デモや世論調査(の結果)は非常に重要だが、”デモや世論調差で国家の意思を決めなさい”という規定は憲法にはない。もちろん、為政者がそれを無視すれば、次の選挙で政権をひっくり返されることになる」
By 萩谷順

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*デモは民主主義に非ず
 何だかフランスの方で「年金受け取れる年齢を62歳から64歳にした」って事で350万人がデモしてるんだそうである。ワタクシは前々から言ってる事であるが、デモするのは勿論自由であるが、デモで世の中を変えてはダメなのである。何故って、理由は簡単である。ソレは「もしも真反対の意見を持つ人等が同じ様にデモしたらどうすんだ?」って事である:
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そう、デモ隊同士で血で血を洗う争いになるのである。無論、そんな事になったら分断から内戦へと突入し、国は機能を失うであろう。だから手間が掛かっても、時として自分の意志とは違う決断になったとしても、間接性議会制民主主義が選ばれてるのである。法や憲法に問題があるのなら、ソレを改定してくれる政党に投票すれば良いのである。

 でもって正にフランス革命直後のフランスがソレであるが、この手の革命で政権を奪ったヤツが次に何を考えるかって、ソレはズバリ「革命し返されないにはどうすれば良いか」である。だから革命等の乱暴な手段で政権を得たヤツ等ってのは、概して反対意見を持つ人等を弾圧するのである:
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だから政治に限った話じゃなく、どんな事においても力による現状変更を認めてはいけないのである。こういうのは少なからず「大騒ぎになるよりかは」とか「今回だけなら」で妥協しちゃうヤツが出るけど、妥協したら更に大騒ぎする&次もまたやらかすのである。

*ブレーキング111
 こういうニュースが出る度に「何故ニッポンではコレが起こらない云々」って話が出るが、答えは「社会構造が根本的に違うから」である。フランスもだけど、欧米は基本的に階級社会で、上と下で社会に対する考え方が全く異なるのである。でもニッポンはソコまで階級社会してないから、下も上もソレなりに政治参加し合ってるのである。まぁ政治ネタはウケが悪いと相場が決まってるので、話を変えようジャマイカ(笑)

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今更気付いたのであるが、この類の雑誌に載ってるブレーキングやコーナリングの記事ってのは、基本的に前にエンジンが載っかってるクルマを前提に作られてるのである。まぁ国産スポーツカーの大多数がフロントエンジン車で、リアエンジンのクルマは数えるほどしかない上に非主流な車種しかないから、ソコんトコはスルーできるって事であろうか。まぁGT3については自分で何とかするしかないようである。

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今回面白いなと思ったのは「MRとRRで走りに違いは殆ど無い」ってトコである。曰く「後輪軸の後ろに重いモンがある分だけコーナリングじゃリアが多少流れやすいけど、そんだけ。911は新しい型であれば新しい型であるほどRRの悪癖は改善されてるので、911もケイマンも乗り方は基本的に同じ」だそうである。だからワタクシが実際にFSW走った時も、ソコまで強い違和感が無かったのである。

*リア荷重って何ですか?
 ドライバーの前にエンジンのあるクルマと、ドライバーの後ろにエンジンのあるクルマ。違いは何処にあるかって「リアへの荷重の戻り方」である。前にエンジンのあるクルマだと「ブレーキを離す→前脚がノーズを押し上げて荷重が後ろに移動する」って間が開くから、アクセルもソレに合わせて徐々に開けていく必要があるのである。だからコーナリングする際も、その前荷重が戻ってきて踏めるようになるまでの間を計算に入れてコーナリングラインを作るのである。更に言えばブレーキをガツンと踏み過ぎると前が重たい分だけすぐにロックしてしまうので、ブレーキもコントロールしなきゃならんのである

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 でもエンジンが後ろにあるクルマは、ソレが殆ど無いのである。元々後ろが重たいから、ブレーキ離したら荷重がすぐ後ろに戻ってしまうのである。でもってブレーキも前に重たいモンが無いから、思い切ってガツンと踏んじゃえばいいのである。だから走行ラインに関しても、フロントエンジン車と同じようにやったら変なアンダーステアが出てしまうのであり、実際ワタクシは出しまくってたのである(笑)まぁソコんトコは練習を重ねて身体で覚えていくしかない&こういうのを経験したかったからGT3買ったのであり、今後も精進あるのみな今日この頃であった。.