アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ETERNAL NIGHTMARE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「私たち(俳優)を燃料とすれば、お客さまは団扇です」
By 森繁久彌

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*知ってた速報
 電気自動車(以後EV)のバッテリーにおいて重要な事は何か。容量?重量?安全性?コスト?ワタクシの答えは「充電速度と耐久性」である。ぶっちゃけ少しぐらい容量が少なくても、5分前後で満充電できればおkなのである。そうすれば従来通りのガソリンスタンドを応用して充電が行えるし、家に態々充電スタンドを用意しなくてもいいからである。従来のEVの何が問題って:

  • 賃貸やマンションの多いニッポンじゃ自宅駐車場に充電スタンドが設置困難
  • バッテリーが重いから様々な消耗品の消耗が早い
  • バッテリーが経年劣化する上、容易に新品に交換できない
  • 急速充電って言ってもン十分かかる上、バッテリーを痛め易い
  • 万が一電欠を起こした場合の対処が困難

そう、EVのネックは後にも先にもバッテリーなのである。でもって今既にそうなってるけど、リチウムやコバルト等を巡って世界中で大変な事になるだろうし、ある日突然値上がりする可能性もあるのである。だから2035年からICE禁止なんてのは、絵に描いた餅以外の何でもないのである。

 だから【合成燃料使うならICEもおkになった】事に関しても「知ってた( ´_ゝ`)」ってのが正直な感想である。特にドイツやイタリアや東欧はICE絡みの雇用が非常に多いだろうから、その人等の雇用があと12年で何とかなるとは思えんからである。最終ゴールは勿論オールEVだろうけど、もう暫くはICE車に乗れそうである:
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というワケで、2035年以降もワタクシは安心してサーキット走行を楽しめる事になりそうである(笑)今乗ってるのの次の次ぐらいに合成燃料対応車に乗り換えて、そのままサーキット直行である。まぁそん時ワタクシはまだ健在かどうかは分からんが、努力はするつもりである(爆)

*世は正に、大合成燃料時代!?
 2026年からF1が合成燃料になるのも、ポルシェが【チリに合成燃料工場作った】のも、こうなる事を見越してだったんじゃないかなと思うのである。合成燃料なら今までのガソリンスタンドをそのまま使えるし、その絡みの雇用だって守れるし、何より従来のICE車を改修してそのまま乗り続ける事ができる可能性があるからである。正に「レースは走る実験場」とはこの事であり、上手く行けばこのままICEのエキゾースト音を死ぬまで楽しむ事ができる (∩´∀`)∩・・・とワタクシは考えていないのである(笑)ソレがそんなに上手くいくんだったら、ハナッから世界中が合成燃料にステ全振りするからである。

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 上記動画にもあるが、合成燃料の一番のネックは「価格」なのである。予想では従来ガソリンの2~5倍ぐらいだから、リッター1.5桜花として、単純計算で3~8桜花ってトコであろうか(^_^;)使用用途が「飛行機や船や高級スポーツカー」ってなってるのも、やっぱこの価格故であろう。SNSのクルマ好きは「ICE乗れるぞォォォ(丿 ̄ο ̄)丿」って喜んでいるが、恐らくその大半が値段見て掌を反す事であろう。量産効果と技術革新でどこまで値段が下がるかであるが、多分ガソリンより安くはならんだろうとワタクシは考えているのである。

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 ちゅーのも上記にあるように最終ゴールはあくまでEVであり、ソコに向かうようにEUは仕組んでくると考えられるからである。まぁソコんトコは今のウクライナ紛争、及びその他有事がどう起こるか次第であるが、何事も無ければ政治的な理由で合成燃料は高く保たれるとワタクシは予想してるのである。2035年以降もICEは残るだろうが、燃料が高くなる以上は純ICEは激減し、その代わり燃費の良いHVやPHEVが主流になってくるとワタクシは睨んでるのである。いずれにせよ純粋なICEに乗りたいのならば、この20年代が最後だと思った方が吉である。

*分裂から融合へ
 そう考えると、超高回転型NAのICE車を現在こうして所有できてる&サーキットで思う存分ブン回せられてるワタクシは幸せモンだと言えるのである (*´ω`*)欲を言えばV12をブン回してみたかったが、贅沢言ったら限が無いのである。EVに全く興味が無いといえばウソになるが、やっぱ全固体電池及びその他次世代電池が実用化されん限りはEV所有は難しいと言えるのである:
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日産が【2028年に全固体電池の新車出す】らしいが、コレに期待である。前にも言ったと思うが、サーキット走行時間いっぱい走れる必要があるのもだけど、ソレ以上に次の時間帯までに満充電できなきゃならんのである。ソレを達成するにゃ今の電池じゃ困難なので、全固体電池待ちになってしまうのである。

 あとEV時代になるにしても合成燃料時代になるにしても、今まで以上に大量の電気が必要になるのは間違いないので、今後は原発建設ラッシュが起こるとワタクシは予想してるのである。ちゅーのもクリーンに大電力を安く供給する為には、もう原子力発電しかないからである。でもって原発を安全に運用しようと思ったら、今後は核融合発電が必要になってくるのである:
youtu.be
全固体電池と核融合発電、最低でもこの2つが本格実用化されない限り、本格的なEV時代はやって来ないとワタクシは考えてるのである。でもってソレが上手く行くとしたら、多分2040年以降になるんじゃないかなと思うのである。2040年以降にこのブログでEVネタやれるかどうかは分からないが(笑)でもクルマ好きとしてその時代を実体験したいと思う今日この頃であった。