1000HP

　ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「念じることによって生じる不思議な力は、念じたその瞬間から働く。古今東西、成就への道は同じだ。歴史もこの瞬間から始まるのである」
Ｂｙ　澤田秀雄

　といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

＊戦後→戦前
　元号が令和になって以来、歴史的な出来事が立て続けに起こっているのである。ワタクシは以前「平成は過渡期で、令和になったら色んな変化が形となり、ニッポンの新しい形が収斂していく」と書いたが、マジでその通りになってて驚きである。新コロ（現コロ１９）禍が起こって終わり始めたと思ったらウクライナ紛争が起こって、そんで今回はG7広島サミットである(^_^;)１つ確実に言える事は「2022年2月24日を以って旧時代は終わり、このG7サミットから新しい時代が正式に始まる」って事である：
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2022年2月24日に終わったのは「第二次世界大戦後」であり、G7広島サミットから始まるのは「第三次世界大戦前」である。第二次世界大戦後からの国連を中心とした５大国がバランスを取り合いながら世界をまとめる時代は、その５大国の１つであるロシアが「核保有国である大国は侵略戦争をやらない」という大前提を破った→国連を中心とした世界秩序が成立しなくなった事で終わったのである。

　ンでもって、このG7広島サミットで新しい世界秩序が形成されたのである。G7を中心とした「自由民主主義国家サイド」と、ロシアや中国を中心とした「専制全体主義国家サイド」に分かれ、各々が個別の安保圏経済圏を築いていくって感じである。G7に際して色んな国がゲストに呼ばれたのは、恐らくその囲い込みであろう。そしてウクライナが正にソレだが、今後はどっちつかずの国を巡って色んなトコで代理戦争めいた事が起こるのである：
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まぁ厳密に言えば「ロシアが侵略したから旧時代が終わった」のではなく「旧時代が終わったからロシアが侵略してきた」のである。侵略すれば西側諸国から怒涛の経済制裁を喰らうけど、新時代の新しい経済圏で生きてけるからこそ戦争をおっ始めたのである。言うまでもないが、G7の一員である以上、ニッポンはもう無関係じゃいられないのである。今後、憲法含め様々な変革が起こるであろう。

＊空冷＞＞＞超えられない壁＞＞＞水冷
　さてマジ話、特に政治ネタはウケが悪いと相場が決まってるので、比較的マシだと思われるポルシェネタをやろうジャマイカ（笑）気が付いたら半導体云々の状況も改善し、中古車バブルも何時の間にか弾けてしまい、アホほど高騰してたランクルやベンツGクラスの値段も落ちてるのである。でも何故だか知らんがポルシェ（特に911）は値段が下がらんのである(￣～￣)特に993型以前の所謂空冷ポルシェ人気は凄まじく、コレにすらこんな値段が付くのである：

993の素カレラである。一番下のグレードで、12万キロと相当な過走行で、しかもAT。ソレでもこの値段が付くのである(￣Д￣;)でもって某ロンマニアの方のタレコミによると「２年前にコレ別のトコで見た事あるけど、その時は５００諭吉だった」んだそうである。ソコでワタクシは「もしもコレが素カレラじゃなくターボで、MTで３万キロ以下だったら？」と聞いたら、出てきた答えは「軽く見積もって３０００諭吉」だったのである (￣□￣; )

　でもって興味が湧いたので、ワタクシは更に「今まで売った事のある認定中古車で一番高かったのは？」と聞いてみたら、その答えは「964型のターボII、MTのワンオーナーで走行距離２万キロ以下の極上車」であり、お値段を聞いてみたトコ「６０００諭吉」という答えが返ってきたのである(￣▽￣;)でもって更に「売れたの？」って聞いたら「速攻で売れた」との事である(＿△＿;)
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何せ空冷ポルシェの中で最も人気のある964型で、その中でもこの後期ターボはニッポンにたった６０台未満しか導入されてない稀少車だから、そりゃ高くなるってモンである。曰く「多分７０００諭吉でも余裕で売れた、欲しい人はアホほど居る」だそうである(￣▽￣;)

　あとやっぱ何だかんだ言っても、MTはリセールの面で有利になるのである。上記の993素カレラであるが、ワタクシが「もしコレがMTだったら値段どんだけ上がるの？」って聞いたら「あと２００～３００諭吉ほど上がる」んだそうである(￣▽￣;)やっぱカネ持ってる人は年寄りが多く、年寄りほどMTと左ハンドルに対する信仰が厚いので、値段も上がっていくのである：

コレは現行モデルであるが、左ハンドル＆MTのレアモンである。今時は右ハンドル＆PDKが主流で、ポルシェニッポンもソレを優先して入れてるので、正規で左ハンドル＆MTはレア中のレアなのである。コレが当たり前のように新車価格より高い値段で売られてるのである(^_^;)

＊ブランド価値の保ち方
　実は１０年前、ワタクシは911ターボの購入を検討してた事があるのである。MY08のR35の次に何乗るかで色々考えてて、その候補の一つに991型911ターボがあったのである。当時は結局R35NISMOを選んでしまったが、今思えば早い内に911ターボ乗っとけばよかったと後悔する次第である（笑）
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その当時の担当さん曰く「ポルシェはブランド価値を保つためニッポンに導入する数に制限をかけ、中古価格を高くしている」との事であったが、その考えは今も変わってないのかと現在の担当さんに聞いたトコ「全然変わってません」との事だったのである(￣▽￣;)更には「実を言うと半導体云々はもう殆ど回復してるけど、多分今後もブランド価値の維持をするために台数は絞ってくる」だそうである (￣^￣ ;)

　ンで、重要な事は何かって、やっぱ「たくさん乗る事」だそうである。ちゅーのも何処のメーカーもそうであるが、メーカーはやっぱ走ってくれる人を大事にするのである。走る人は信頼性の高い新車を買うし、距離が嵩めばメンテや修理に来る回数も増えるし、定期的に新車も乗り継いでくれるからである。所謂ロイヤルカスタマーってヤツである：
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そういうメーカーに忠誠を誓うロイヤルカスタマーは頻繁に買い替えてくれるし、セカンドカー以降も買ってくれるだろうし、他の客も紹介してくれるのである。そういう顧客相手なら融通利かせて入手困難なモンを優先的に回したくなるし、ソレが更にロイヤルカスタマーの忠誠心を増やすのである。だから今後もワタクシはガンガン走り回る予定なので（笑）明日からも頑張ろうと思う今日この頃であった。