アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LIGHTING UP THE SKY

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「単に撤退するのではなく、撤退する目的を持ちたまえ」
By ラルフ・ワルド・エマーソン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*無くて七癖あって四十八癖
 今のGT3乗る前、ワタクシはR35に13年間乗っていたのである。でもってR35って1750kgもある上にエンジンが前にあるから、フルブレーキかますと前輪にかかる負担が超デカいのである。だから単純にガツンと踏んでフルブレーキかますと、こういう事になってしまうのである:.

単純にフルブレーキかます

簡単にロックしてしまいABSが作動して制動距離が延びる

リアが不安定になって路面のアンジュレーションでケツ振り易くなる

ブレーキが過熱してパッドとローターがやられる

( ゚Д゚)マズー

R35に限らず、エンジンが前にある4WD車はどうしてもその傾向が出てしまうのである(^_^;)GDBも似たような感じだったし、ある意味宿命だとも言えるのである。じゃあどうすれば良いかって:

ABSが効くギリギリのトコまでやや強く踏む

少しだけブレーキを引いて後ろに荷重を戻す

ソコからまた踏んでいく

まだ足りないようならもう少し引いて、再度踏んでいく

(゚д゚)ウマー

って感じに、荷重を後ろに戻しながらブレーキ踏んでいくのである。因みにこの方法、4WDだけでなくFFでも有効なので、FF車乗ってるロンマニアの方はぜひ試してほしいのである。

 が、当然ながらコレはエンジンが前にあるフロントヘビーなクルマのテクニックであり、エンジンがドライバーの後ろにあるクルマはまた話が別なのである。一応頭の中では「MRやRRは余計な事考えずにガツンと踏んじゃえばいい」「RRはガツンと踏んだ時にやっと前荷重>後荷重になる」と分かってても、実際はこうなるのである:
youtu.be
1コーナーが分かり易いが、身体が勝手にR35時代のブレーキングをしてしまってるのである(´ヘ`;)自分じゃ気付かなくても、データにはシッカリ残ってるのである。だから今後タイムを縮めていくにおいて何が重要かって、やっぱ「場数を踏んで癖を修正する」が第一なのである。細かい事はその後で考えれば良いのである。

ディアブロセッティング
 まぁただサーキット走行のシーズンは終わってしまって、次走るとしたら秋以降に再び涼しくなってからであろう。でもってハードブレーキングの練習は法定速度内じゃ不可能なので、コーナリングの練習も兼ねてグランツーリスモで練習しておく事にする次第である。さて話は変わって、と:

youtu.be
正直な話、車高調入れてセッティングするの、もう面倒臭いのである(笑)セッティングに手間と時間が掛かり過ぎるのもだけど、車高調入れてるとディーラーが良い顔しないからである( ̄~ ̄)いくら「ちゃんと車検通るようにセッティングしてあるから」って言っても「万が一の場合は云々」ってなるから、マジで埒が明かないのである。ノーマルで行くか、メーカー系チューナーの車高調キットが一番楽だし確実なのである。

youtu.be
ディアブロは3結構ハマったんで、4が出たと知り速攻予約して、漸く来週にはプレイできるのである。コレの何が面白いって、脳死状態でチマチマやれることがである(笑)同じ様な敵を延々と倒すために同じトコを只管グルグル回って、宝箱を見つけ出しては出てくるモンに一喜一憂するのを楽しめるのならば、このゲームは間違いなくハマる筈である。

*セッティングに変更は無し
 でもってGT3の足回りとかエアロのセッティングだけど、来シーズンも吊るしの状態で行こうと思うのである。今の状態でタイヤが4輪均等に減っていて、尚且つ極端な内減りや外減りが無いって事は、ソレ即ち「今のセッティングが最適」って事だからである。納車時の吊るしセッティングって、アレよーするに「RRの乗り方知らない人でも、後輪駆動の乗り方さえできればソレなりに速く走らせられる」ってセッティングなのであり、実際ワタクシはその通りの走り方をしたから、タイヤが万遍無く減っているのである:


一応サーキット走行用の推奨アライメントがあるのであるが、取り敢えず工場出荷時の吊るし状態で具体的な不満点は無いし、実際タイヤ見る限りでも変な諸々は無いので、このまま吊るしで行くつもりである:


エアロの方であるが、こちらも吊るしで行く予定である。メインで走るのがFSW→速度域が高いからってのもあるが、サーキット推奨アライメント含めダウンフォース最大にした設定って、よーするに「911の走らせ方」を前提にしてるからである。

 空冷時代の930とか964とかの電子制御の無かった時代の911は、ソレこそ「911ならではの運転」をしなけりゃアンダーステアオーバーステアが凄くてマトモに走らなかったのである。ソレが911に乗る難しさであり、同時に醍醐味でもあったワケである。が、今の992は各種電子制御やシャシー性能が進化しまくっていて、そういう独特の乗り方が出来なくても安全に速く走れるようになってるのである:
youtu.be
が、ワタクシが実際乗ってみた所、確かに911の乗り方をしなくても結構速く走れるが、ポテンシャルを出し切るためにゃやはり「911ならではの乗り方」が必要なのである。具体的に言うと:

フルブレーキかます

ブレーキ抜いて荷重が一気に戻ってしまう前にスパッとクルマを曲げる

スパッと曲げるから当然オーバーも誘発する

ソレをカウンターステアやアクセルを駆使して捻じ伏せる

(゚д゚)ウマー

こんな感じである。でもって上記のサーキット推奨の各種セッティングってのは、この走り方を上手くやるのに最適化されたセッティングと考えられるのである。だったら吊るしで良いし、上手くなって吊るしじゃタイム出なくなってから考えれば良いのである。クルマが変わると、その度に新しい発見がある。ソレだけでも乗り換えた価値があると思う今日この頃であった。