ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「行き詰まったら、行き詰まったいちばん奥を触ってね。それから引き返さなくては、行き詰まったとはわからないでしょう」
By 新藤兼人
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*はやく新タイヤを発売しろっ!!間にあわなくなってもしらんぞーーっ!!
そういえば半年前ぐらいに【MY24NISMOに履かせれば筑波2000で58秒出せるタイヤが云々】って話が出てたんだけど、ソレに関する続報が未だ聞かれないのである( ̄~ ̄)まぁ発売されたトコで履かせるクルマはもう無いんでアレだけど(笑)ただやっぱ元R35オーナーとしてはひじょ~~~に気になるのである:
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タイム云々もであるが、値段は1台分いくらなのかとか、摩耗速度はどのぐらいなのかとか、ウェット性能はどんな感じなのかとか、街乗りでの乗り心地はどんな感じなのかとか、どーしてもオーナー目線になってしまうのである(笑)だってもしもワタクシが未だR35乗ってたら、間違いなく一番欲しいアイテムだからである。
ちゅーのもワタクシのR35時代末期では、履かせるタイヤが無かったからである( ̄~ ̄)NISMOタイヤは性能が極端な上に高く、素モデル用タイヤは街乗りに偏り過ぎて剛性もグリップも不足してるし、13年DLはもう生産していない。だから仕方なくRE-71RS履いてたのであるが、ちょっと剛性がアレで不安を覚えたのである(;´Д`)
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ホントならコレで21年~22年シーズンを走る予定だったのであるが、GT3の生産枠が思った以上に早くゲット出来てしまったため、折角履き替えたRE-71RSは一度もサーキットを走る事無く役目を終えたのである(´・ω・`)もしもワタクシがまだR35乗ってたら、間違いなくこの新タイヤで24年~25年シーズンを走ってたであろう。だからダンロップさん、早く発売しないとシーズンに間に合わなくなってしまうのである(笑)
*2033年にEV専業メーカーになるといったな、アレはウソだ
ベンツが「2030年までにゃ全車種をEV化する」って公約を撤回して、ポルシェも「2030年に8割EV化するって言ったけど、ソレは顧客の要望次第 (〃ノω゚)ゝ」って撤回を匂わせているし、でもってつい最近「2033年にはEV専門メーカーになる」って言ってたアウディすらも【柔軟に対応する】って言い出したのである( ̄~ ̄;)まぁ「顧客次第」「柔軟に対応」とは言ってるものの、実際その時になったらシレっと撤回すると考えて良いであろう。ぶっちゃけ世界中のEV関係者は、プー助とキンペーを恨んでいいと思うのである(笑)ロシアが戦争起こさなければ&中国がバブルの処理を上手くやってれば、高確率でEV時代が到来しただろうからである。
ロシアから安く資源が買えない&中国市場がバブルで一気に弾けてるのもだけど、やっぱバッテリー問題がどうにもならなかったのが痛かったのである( ̄~ ̄)EVって高級車とはスゲェ相性良いんだけど、大衆車との相性はお世辞にも良いとは言えないのである。ワタクシが思うに、完全EV化して成功できるメーカーってのは、精々ロールスロイスとベントレーぐらいだと思うのである。理由としては:
- 長距離移動やシビアコンディションでの使用が殆ど無い
- 想定される管理場所や駐車場所のインフラが充実してる
- モーターはラグジュアリーカーで忌み嫌われる騒音と振動が殆ど無い
- バッテリーの重さが逆に車体安定性と低振動と乗り心地の良さをもたらす
- オーナーが維持費の高さやリセールの悪さを一切気にしない
という感じにEVの長所も短所も、ロールスロイスやベントレーといったラグジュアリーカーの特性に悉くマッチしているのである。寧ろ逆に、EVにしない理由が無いのである。
でも大衆車はそうは行かないのである。維持費の低さやコスパの良さを常に要求されるし、シビアコンディションで使用される事はザラだし、駐車場所や保管場所のインフラはまちまちだし、リセールだって重要なのである。でもって今現在、ICEと同等のソレ等をEVは提供できてないのである。ロシアからの安いガスと石油でガンガン発電して、繁栄し続ける中国の巨大なEV市場で売り上げを安定させる。その2つが揃ってこそ「2030年以降はEVの時代」って宣言できたのであるが、双方ともダメならばEV時代を遅らせるしかないのである。
*タイムリミットは2026年?
コレはポルセンのワタクシの担当も言ってたが、やっぱ中国の景気衰退のダメージはデカいらしいのである(´ヘ`;)何せポルシェの売り上げの33%は中国市場(因みにニッポンは3%)だったんだから、ソコが衰退するのは超ヤバいってのは分かるってモンである。ベンツに至っては40%で、多分BMWやアウディやVWも同じ様な状況であろう(^_^;)
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多分EV化を推進しまくったメーカーの多くは「中国で売れさえすれば何とかなるッ!」って思ってたのであろう。ベンツの高級EVが売れてないってのも、恐らく「中国が衰退してて高級車が売れなくなってたから」が一番の理由なんじゃないかとワタクシは考えるのである。何処のEVも中国をアテにしてたからこそ、中国で売れなくなったら何処も販売不振になったのである。
でもってこうやって衰退してるからこそ、台湾有事の危険が高まってるとの事である。今は昔稼いだカネで凌いでいるが、ソレもいずれは尽きるのである。あと中国の人口ボーナス期は既に終わってて、コレから超高齢化社会&労働人口の大幅減少という未来が確定してるのである。こう書くと聡いロンマニアの方ならば「その限界は何時になるの?」と問われるだろうが、ワタクシが聞いた話だと「2026年~2027年ぐらい」だそうである:
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だから中国としては「力がまだある内に、衰退が本格的に始まってしまう前に、台湾を”取り戻して”ワンチャン狙おう」って考え方になるのである。アメリカとニッポンと韓国と台湾がスゲェ勢いで軍事インフラ整えてるのは、つまりそういう事である。21世紀になっても、結局人類は戦争を捨てられない。世知辛いけど事実な今日この頃であった。