ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「どんなにつらくても5年はやりなさい。3年で分かったつもりになっちゃだめ。その後の2年が大切なのよ」
By 清川虹子
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*戦いは数だよ兄貴!
反ワクにしろ反マスクにしろ親ロシアにせよ何にせよ、少数派であったり極端な考えを持ったりする事は悪い事じゃないし、仲間内で称え合ったり仲間外をバカにしまくるのも自由である。違法行為と主権侵害が無い限り、人は何を信じようが自由である。が、他人に理解を求めようと領域に踏み込んだり、理解を得られないとキレたりしたら、そりゃ嫌われるに決まってるのである:
youtu.be
ワタクシが思うに、結局少数派であることが不安で仕方が無いのである。数は全てではないが、でもやっぱ何だかんだ数は重要なのである。だから仲間を増やす為に悪目立ちしようとするし、理解されないと必死こいて喰らい付くし、相手陣地に踏み込んでウザ絡みしてきたりするのである┐(´-`)┌
ワタクシも生業上反ワクや反マスクには良く絡まれるのであるが、連中の考え方がコレなのである。論文やデータが云々、エビデンスが云々ではなく「自分等と同じ考えの人間を増やせば、自分等の考えが正しいとされる」なのである。所謂「ポスト真実」ってヤツであり、テメェの主観こそが真実なのである:
youtu.be
ワタクシが思うに、ポスト真実が最近流行ってる理由は「ネット社会になって以来、真実が簡単に検索できるようになったから」じゃないかと思うのである。昔は曖昧だったからこそなぁなぁでやってけたモンが、比較化が容易になった事で白黒ハッキリするようになってしまったのである。黒とされてしまったヤツが一発逆転しようと思ったら、ポスト真実にワンチャン託すしかないのである。
*やはり素性‥‥!! 素性は全てを解決する‥‥!!
さて話は変わって、サーキット遊びを主題に置くとしたら、クルマに一番求められるのは何か?ワタクシの答えは「素性の良さ」である。吉野家の牛丼にどんな調味料や薬味を用いても高級フレンチの味にならないのと同様(笑)素性の悪いクルマはどんなに弄っても素性が悪いままなのである。じゃあ「素性が良い」とはどういう事かを簡単にまとめると:
- 車重が軽い
- 重量物が車体中心に集中している
- 重心が低い位置にある
- サスジオメトリーの完成度が高い
- ドラポジが理想的である
- 負担を何処か一か所に偏らせていない
- 電子制御はじめ各種アシストシステムが優秀
簡単に言うとこんな感じである。素性の良いクルマは何が良いって、操作し易い事がである。挙動が安定してて乱れ難いし、乱れても緩やかに破綻するからブレーキやカウンターステアで容易に対処できる。つまり「運転してて変に緊張せず、変に緊張しないから集中力を保ち易くなる」って事なのである。素性の良さにエンジンパワーが含まれないのは、つまりそういう事である。
あと車重は軽ければ軽いほど良いのである。加速・減速・旋回の全てに有効だし、タイヤやブレーキも減り難くなるし、あと各種発熱を抑えられるから冷却も楽なのである。発熱はありとあらゆるモンを劣化させるので、少ないに越した事は無いのである。車体が軽くて素性が良いと、コンディションが多少悪くても安心して乗ってられるのである:
youtu.be
素性が良いとウェットコンディションでもバランスが崩れ難いし、車体が軽いと慣性も少ないから立て直しも楽なのである。コレで優れた電子制御があれば鬼に金棒である。コレが素性の悪いクルマだと、一番弱いトコが真っ先に破綻して挙動が崩れてしまうのである。
ワタクシはウェットでNDを走らせて以来「クルマは素性が良くてナンボ」って事に気付いてしまったのである。そしてその事はGT3に乗り換えて確信に至ったのである。タイムを追っかけてるなら兎も角、純粋に走るのを楽しむのであれば一番重要なのは素性なのである:
youtu.be
流石にRRだとケツから破綻し易いのであるが、電子制御が超お利口なのに加え、RRのネガを重心の低さやサスジオメトリーの良さ等で相殺してあるんで、制御はそんな難しくないのである。ウェットコンディションで実際走って体験した事で、ワタクシは自分の考えに確信を抱いたのである。だから重たいクルマは信用しないし、速さをタイヤに依存したクルマを信用しないのである。例えばR35とかR35とか、あとR35である(笑)
*フルモデルチェンジ待望論
だからワタクシはR35をウェットでは走らせないのである。R35の問題は何かって、重いこともそうであるが、一番はやはり「速さをタイヤに大きく依存してる」って事がである。ウェットでタイヤグリップが失われると様々なボロが一気に噴出して、コースだと挙動を整えるのが困難になってしまうのである:
youtu.be
重いこととパワーが有り余ることとタイヤ依存がデカいことが、ウェットコンディションじゃ全部裏目に出てしまうのである(^_^;)ワタクシは一度痛い目に会っていて、ソレ以降R35降りるその時までウェットでR35を走らせたことが無いのである。こんな風にサーキットは、特に雨の日のサーキットはクルマの弱点を丸裸にしてくれるので、興味深いっちゃ興味深いのである(笑)
初代NSXほどではないにせよ、R35が最初の数年は売れたけどソレ以降失速したのは、やっぱソコんトコの粗を見抜かれたからだと思うのである、じゃあどうすればよかったって、答えは「フルモデルチェンジ時にその粗を修正する」なのである。トヨタがレクサスやプリウスを普及させる時に使った「赤字垂れ流してもやり続ける」方法でR36、R37と進化を続けて粗を潰していくしかなかったのである:
youtu.be
R35登場時「コレは世界的なモンになるッ!このビッグウェーブには乗るっきゃないッ!」ってMY08購入を決断し、その後「水野氏はもう居ないけど、コレならもうワンチャンあるかも( ̄▽ ̄;)」って思ってMY14NISMO買ったのであるが、結果は上記動画の通りである(笑)ニッポン製スーパースポーツに再び乗れる日は何時になるのか、全く以て想像付かなくなってしまった今日この頃であった。