アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&718ボクスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

DELÌRIUM CÒRDIA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人は毎日死ぬ。ただ朝に復活するために。大きく、より良く、より賢くなるために」
By エメット・フォックス

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*シルビアは滅びぬ、何度でも蘇るさ!
 もう以前から何度も言ってきてる事であるが、ワタクシはクルマ雑誌によくある「202X年に〇〇復活!」の話は基本信じてないし、百歩譲ってマジだったとしても然程期待はしてないのである。ソレが【シルビア復活云々】に関するワタクシの見解である。抑々200~400諭吉台のピュアスポーツカーの需要が年々減ってるし、その需要も既存の車種が既に抑えちゃってるし、何より2002年以降何の熟成もされてない→復活したとしても初代あるあるの構造的欠陥が顔を出す可能性が高いのである。ソレに加え「シルビア=ドリ車の代表格」って悪名は日産的にももう真っ平御免であろう。

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 仮に復活したとしても、値段は恐らく400諭吉前後になるだろうし、電動化を売りにしたい日産は必ず何処かに電動化を施すはずである。もうこの2点だけで昔からのオッサン共やイニDキッズ達からの盛大なブーイングが約束されたようなモンである(笑)そりゃS15の頃と比べてクルマの基本性能や安全基準や環境性能が大幅にアップしてるのもだけど、その時と比べてもインフラが徐々に進んでカネの価値は落ちてるから、値段は何をどーやっても大幅に上がるのである。でもシルビア復活を期待するヤツ等の多くはそういう時代や経済の背景を理解せず、単純に絶対的な数値だけで良し悪しを判断するのである┐(´-`)┌

*20世紀が終わるとどうなる?知らんのか、ネット時代が来る
 抑々シルビアもだけど、あの当時の国産スポーツカー全盛期があったのは、ひとえにバブル時代だったからである。バブル時代だったのもだけど、あの頃の一番重要な時代背景は「まだインターネットが存在してなかった」って事である(笑)多分若いロンマニアの方は「ネットの無い時代なんて想像できないッ!」って感じだろうけど、ワタクシがガキの頃はマジで無かったのである(爆)バブルで社会にカネが溢れるほどあったけど、娯楽が少なかったから、結果として若者はクルマにカネを使ったのである。今じゃ信じられない話であるが、あの頃はBMW3シリーズが「六本木カローラ」なんて呼ばれていたのである。

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 そんな時代だからこそ若者相手にスポーツカーが売れに売れたし、銀行もローンを簡単に下ろしてくれるからチューニングも盛んだったのである。で、今はバブルも終わって、バブルが終わるのと時を同じくしてインターネット黎明期に突入したのである。そう、カネの若者離れが始まると同時に、新たな娯楽の王様が君臨したのである。カネが無くて、でもネットがあれば殆ど何でも出来ちゃうんだから、そりゃネット選ぶに決まってるのである。ソレに加えクルマが進化してSUVでもミニバンでも気持ち良く飛ばせるようになったんだから、益々以って若者が敢えてスポーツカー選ぶ理由が無くなってしまってるのである。

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 そう、スポーツカー趣味は最早若者の主流娯楽じゃなくなってるのである。だから「S2000やシルビアやRX-7みたいな若者好みのスポーツカーは復活しない」とワタクシが明言するのである。今時スポーツカーを求めるのは余裕のタップリある富裕層か、昔走ってたオッサン共か、熱狂的なクルマ好きか、あるいは現代の主流趣味から弾かれたオタク陰キャぐらいなモンである(笑)だから自ずと高くなるし、オッサン向けのデザインになるし、各種快適装備が増えて重くなるのである。ただコレがスポーツカーの本来の姿であり、バブル時代のニッポンのソレが特殊だったのである。

*走りを求められないスポーツカー
 だからスポーツカーと呼ばれる車種は概して高級車ばかりで、買い求めやすい値段のスポーツカーの種類は限られているのである。よくネタで「280馬力で250万ぐらいのFRがあればバカ売れするのに」ってのがあるが、ソレは間違いだとワタクシは考えるのである。ちゅーのも走りの楽しいクルマが持て囃されるなら、何故フェラーリランボルギーニやポルシェは売り上げを伸ばし続けてるのに、ロータスケータハムみたいな超純粋なスポーツカー作ってるトコが経営不振でたらい回しにされるんだって話である。答えは簡単、ソレは「真に走りの良さを求めるスポーツカー好きは、実は少ないから」である。

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 所有する事で成功した実感を味わう為だったり、より高レベルな同志と繋がれる一体感だったり、テメェの栄光の記念碑だったり、そういった要素の方がスポーツカー(特にスーパーカーと呼ばれる車種)には多いのである。そう、ワタクシみたいにサーキット走行が好きだったり、クルマのメカニズムに強い興味を抱くヤツっての方が、実は少数派なのである。だからマンガ等に影響されて「彼女も青春も要らないッ!俺にはクルマさえあればいいッ!」とか変にカッコつけて言ってるヤツは、十中八九オタク陰キャなのである(笑)世知辛い話なんだけど、クルマ業界はオタク陰キャに厳しい。そう感じる今日この頃であった。