ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「フェアな態度でぶつかり合えば、お互いに親近感を感じるものだよ」
By 岡本太郎
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*今ソコにある重さ
重たいクルマを好意的に批評する際の言葉に「重さを感じない」ってのがあるが、ソレに対しワタクシは「重さは感じなくとも、間違いなくソコにある」と答える次第である(笑)重たけりゃタイヤもブレーキも各種消耗品もゴリゴリ削れてくし、重たいクルマは消耗品のサイズがデカいから値段も高くつくし、重ければ当然だが燃費も悪くなる。でもってワタクシの知る限りでも、消耗品の寿命を飛躍的に伸ばす革新的技術は未だ現れてないのである。つまり「重さを感じないかも知れないが、コスパは確実に悪くなる」って事であり、ソレは歓迎できる事ではないのである。
こう書けば、ワタクシがつい最近ニッポン発売が始まった【新型M5】についてどう思ってるかが分かって頂けると思うのである(笑)コレでサーキット走行なんぞしようモンなら、タイヤとブレーキと各種熱がヤバい事になるのは想像に難くないのである( ̄▽ ̄;)街乗りオンリーの直線番長ならソレで良いかもだけど、Mシリーズは「サーキット攻めてナンボ」のイメージだっただけに、今回のコレは残念である(´・ω・`)M5だけでなくM4もM3もM2もであるが、最近のBMWは色々と重過ぎるのである。パワーは500馬力もあれば十分だから、軽さの方を頑張ってほしい次第である。
*インドネシア \(^o^)/ハジマタ
コレは余り知られてない事であるが、インドネシア人オタクとニッポン人オタクって、好みの方向性がほぼ同じなのである。だからニッポンでウケたコンテンツは、高確率でインドネシアでもウケるのである。何せ5年前まではインドネシア人オタクだったニッポン人オタクのワタクシが言うのだから、ソコは間違いないのである(笑)インドネシアは小粒ながらも良質なゲームを作ってる隠れゲーム大国になってるのも、ソコ等辺の方向性が同じだからである。だから「今インドネシアでドリフトが熱い」って話を聞いた時も「インドネシアならあり得る」って思ったのである。
多分殆どのロンマニアの方はインドネシア語で何言ってるか分からないだろうが、ニッポンのD1GPと全く同じノリである。てゆーか、ワタクシ的に一番驚いたのは「スマランにサーキットがあった」って事である(笑)スマランはトーチャンの生まれ故郷で、40年前ぐらいにワタクシも行った事があるのであるが、マジで何も無いバリバリのド田舎だったのである( ̄▽ ̄;)ソレが今や小さいとはいえサーキットを持てるようになってて、そんでもってジャカルタでカスタムカーイベントまでやってて、ドリキンをジャカルタまで呼んじゃったりしてたのである。
よーするに経済が成長して若者がクルマ持てるようになってチューニング文化やドリフト文化が芽生えてた頃の80年代ニッポンのソレが、同じ様に経済成長著しいインドネシアで起こってるって事なのである。中国がオワコン化して、産業の拠点が東南~南アジアに移行して、コレから経済がガンガン成長してくに連れてインドネシアが世界屈指のオタク大国になる可能性が見えてきたという事である+(0゚・∀・) +今のインドネシアは中国と違って専制国家ではない→国家によるクソみたいな文化弾圧がないので、今後が実に楽しみだったりするのである(^-^)
*絵師募集中
今はまだインディーズレベルのモンしかないが、近い将来インドネシアから有名マンガ家や有名ラノベ作家が出てくる、そんな未来も大いにありうるのである。何せ人口が3億人超で、その多くが若者なんだから、ポテンシャルの高さが段違いなのである。でもって今、ワタクシにはマンガの原案があるのである。どういうマンガかというと:
- 主人公はジャカルタのテンペ屋の息子
- 元レーシングドライバーの親父にテンペ配達を利用したドラテクを仕込まれる
- テンペ配達の最中、峠でのドリフトに目覚める
- ジャカルタ近郊でドリフト勝負を繰り広げライバルと友好を深める
- ジャカルタ連合を形成し、ジャワ島他地区のチームとバトルを繰り広げる
といった内容のマンガを描けば大ヒット間違いなしなので、現在迫力あるドリフトバトルを描ける絵師を絶賛募集中だったりするのである(笑)アニメ化された場合は最高にアガるダンドゥットをバトル中のBGMとして用いれば、その相乗効果で更なる人気を博すだろう事が容易に想像できるのである(爆)
とまぁ冗談はコレぐらいにしておいて、ワタクシがインドネシアのソフトパワーに期待してるのはマジな話である。ちゅーのもワタクシが考える「先進国に必要なモンは?」の1つに「強力なソフトパワーがある」ってのがあるからである。資源や工業が重要なのは変わりないが、単なる資源国工業国から上のステージへ行こうと思ったら文化や芸術の熟成が欠かせないからである:
youtu.be
中国とロシアが正にソレであるが、資源や工業で幾ら国が豊かになっても、ソレは単なる「豊かな発展途上国」でしかないのである。先進国になる為には豊かさの上にある形而上的な概念を身に着ける必要があり、ソレは文化や芸術の熟成により得られるモンであり、故に先進国はソフトパワーが強力なのである。ソフトパワーを制するトコが世界を制すると冗談抜きに思う今日この頃であった。