ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「私の耳は貝の殻、海の響きを懐かしむ」
By ジャン・コクトー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*バーチャル走り屋
年取ったと言われればソコまでだが、最近は新しいゲームに夢中になれなくなってきてるのである(~_~;)新しい事を覚えるのが疲れる上に慣れるまで時間が掛かるし、何より時間が無いのである。だからやり慣れたゲームを選ぶし、急かされない自分のペースでマッタリとプレイできるモンが好きになってきたのである。もう格ゲーは手が動かないし、FPSは反射神経が全然追い付かないし、ギャルゲーも途中で眠くなってしまうのである(笑)そんな中【JDM: JAPANESE DRIFT MASTER】とかいう走り屋オープンワールドなゲームが登場しちゃったりするのである。
残念ながら現在はPCのみの展開であるが、PS5に移植されたら是非ともやってみたいモンである。何ちゅーか架空とはいえ「ニッポンを90年代ニッポン車で存分に走りまくる」という元走り屋や走り屋ワナビー達の夢を叶えてくれるトコが素晴らしいのである。ゲームって何ちゅーか「リアルでやりたくてもできない事を存分にできる」ってだけで思いっ切り興奮してしまうモンであり、コレもその一つなのである。RPGが何時の時代もウケるのは、現代人の「仕事や日常に捉われる事無く存分に冒険したいッ!」って願望を叶えているからだとワタクシは考えるのである。
*バック・トゥ・ザ・1988
話は変わって、何だか世間じゃ【HD-2D版ドラクエ3リメイク】が発売されたらしく、若干名のロンマニアの方も購入されたとの事である。ワタクシはDQ3はリアルタイムでファミコン版をプレイしてて、当時の熱量の凄まじさは実体感済みなのである。あの頃がファミコンの全盛期で、同時にDQシリーズの全盛期でもあったのである。DQ1でゲーマー達は「RPGとは何か?」を知り、DQ2でRPGの魅力に気付き、そしてDQ3で一気に爆発したって感じである。そうDQ1~DQ3(通称ロト三部作)の何が偉大って、従来はマニア向けのゲームだったRPGの大衆化に大いに寄与した事と、JRPGというニッポン特有のRPGジャンルの始祖だったからである。
ワタクシも当時のブームに乗って、ソレはソレは楽しんだモンである ( ‘ー‘)ゲーム自体を遊び尽くしたのは言うまでもなく、小説やらアニメやら雑誌やらマンガやら、そういうメディアミックスも盛んに行われてて、あの時代のニッポンのガキんちょ共はDQ3で大いに盛り上がってたのである。柴田亜美のドラクエ4コマなんか30年以上経った今でも覚えてるし、未だ思い出してゲラゲラ笑えるのである(笑)そう、何故ワタクシがこのリメイク版DQ3に全然興味が沸かないかって、答えは「あの頃にもう楽しみ尽くしちゃったから」なのである。
確かにゲームそのもので楽しむことはできるだろうけど、でももうあの頃の「ゲーム界隈全体を包んでた熱さ」や「その熱さを皆で味わう一体感」はもう何処にも無いのである(´・ω・`)あとはDQ11やった時に「あぁ、DQはワタクシの中じゃもう完全に過去なんだなぁ~(~_~;)」ってのを強烈に実感させられてしまったのがデカいのである(笑)良くも悪くもワタクシは歳を取ってしまい、あの頃の様に純粋な心で勇者の冒険に胸を躍らせる事ができなくなってしまうほどに心が穢れてしまったのである(爆)だったらDQ3が幾ら進化しても楽しめないなってのがワタクシの結論である。
*さらばランダムエンカウント制コマンド式戦闘
ぶっちゃけワタクシが今プレイしてるJRPGってもう軌跡シリーズだけであり、軌跡シリーズが完結した時がワタクシがJRPGを卒業する時になると思うのである。じゃあJRPGの何がダメなのか。ガキ臭い厨二病展開が?自由度の低い一本道のストーリーが?洋ゲーRPGと比べると質の低いグラフィックが?ソレもあるが、やっぱ一番は「戦闘が面倒臭い」である。コマンド式戦闘が面倒だし、ランダムエンカウントがウザく感じるし、何より経験値とゴールドを稼ぐために拠点の周りやダンジョンをグルグル回って戦闘を繰り返すのがウンザリだったのである。
ワタクシはもうオッサンなんで、体力も集中力も落ちてるし、何より忙しくて時間が足りないのである。だからレベル上げやゴールド稼ぎの為に単純作業を延々と繰り返してると、疲労のため速攻で寝落ちしてしまうのである(笑)だから自分のペースで好きな時に好きなようにプレイできるオープンワールド系がワタクシには一番合ってるし、何より年食った今は自由が何よりも心地良いのである。あの頃が楽しかったのはあの頃はガキだったからであり、あの頃に今の年齢だったら昭和30年代を懐かしんでただろうと思う今日この頃であった。.