ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「弦が弓に対する関係こそ、女の男に対する関係だ。女は男を引き曲げるが、男に従う。女は男を惹き寄せるが、男に従いていく」
By ヘンリー・ワズワース・ ロングフェロー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*位置よりも高さ
86/BRZを開発した元トヨタの多田哲哉氏曰く【大事なのは重量配分じゃなく重心高】との事であるが、ワタクシもコレには賛成である。ちゅーのもNDとGT3乗って「重心が低い事が如何に重要か」ってのを思い知ったからである。重心が低いと何が良いって、答えは「加速&減速&旋回時に重心位置があまり動かない→急激な挙動の変化が起こり難くなり、起こっても制御し易くなる」である。そうすれば運転する方も怖がらずに踏み込めるようになり、踏み込めるようになれば結果として運転は楽しくなるのである。そう、運転の楽しさって「アクセルを存分に踏めるか」に尽きるのである。
前後重量配分云々ってのは、タイヤ幅やタイヤ径で意外と何とかなるのである。重心位置さえ何となく分かれば、あとは位置に合わせた乗り方をすれば、ソレで殆ど問題無いのである。問題は上記記事にもあるように「ドライバーが御しやすい仕様になっているかどうか」であり、その事を検証する為に・・・
こうしてFSWにGT3を持ち込んで検証しちゃった次第である(笑)今年は昨年以上にクソ暑かったんでシーズン入りが随分と遅れてしまったが、漸くこうして24年~25年のサーキット走行のシーズンが開幕したのである。流石に3年目なので、もうそろそろ911(及びRR)に慣れてかなきゃってのが今シーズンの取り組みである。
*体調管理にはご用心
ただまぁ、当日は散々だったのである。渋滞を見越して早めに家を発ったにも関わらずソレ以上の渋滞が起こってしまい、結果2本走る筈の1本目に間に合わなかったりしたのである(´・ω・`)やろうと思えば「NS4枠を使って2本走る」っていう”裏技”も使えなくはないが、流石に911(特にGT3)乗っててソレやったら最高にダサいのでパスである(笑)後はまぁ走る数日前からずっと忙しくて睡眠不足気味で、体調も芳しくなかったのである:
youtu.be
トラックアプリは何故か落ちるは、カメラ位置が悪くてスマホがジャマだは、天気が良いせいか当日は走行台数が多いは、何だか踏んだり蹴ったりなのである(;´Д`)でもって強烈なGが掛かる度にワタクシの三半規管がガンガン揺れて、ただでさえ気分悪かったのが更に気分悪くなるのである(笑)まぁ今回は半年ぶりのシーズン開けなんで、ソコんトコ運が悪かったとして割り切るっきゃないのである(-_-;)
ただ3年目とあってこのクルマの事も色々分かってきて、オフシーズンの間も色々研究してたので、改めて「やっぱこのクルマはΣ(゚Д゚)スゲェ!!」って事が分かったのである。上記にある「ドライバーが御しやすい仕様になっているかどうか」に関して言えば、このGT3はワタクシが今まで乗ってきたどのクルマよりも断トツで優れてるのである。フルブレーキ後のブレーキコントロールがドチャクソやり易くて、超低重心の水平対向エンジンも合わさって挙動も殆ど乱れないので、クルマに慣れて「何処まで踏んでいけるか」が身体で理解できさえすれば自由自在に操れるのである:
youtu.be
R35も優れてた事は間違いないが、ソレでもやっぱ300kg軽い事や、重心高が更に低い事もあって、コーナリングでの楽しさや扱い易さはGT3の方が上だと断言できるのである。R35もフルモデルチェンジを何回か行えば更に熟成させられたと思うだけに、ソコが非常に残念である(´・ω・`)
ただ直線加速が速いだけのクルマなら、ソレこそ中国のEVメーカーにだって作れるのである。でもコーナーを高い速度で安定してコントローラブルに抜けられるクルマを作れるトコは稀有な存在であり、そしてポルシェは正にその稀有な存在なのである。コレを味わっちゃったら、そりゃ992後期GT3は「乗り継ぐ」以外の選択肢は存在しないのである:
折角の走行券クーポンであるが、1枚しか使わずに終わってしまったのである。因みにスケジュール上の都合で、コレが今年最後のFSW走行になってしまうのである(´・ω・`)あと聞いた話、やっぱFSWの走行枠って昔と比べ減ってるのである。ただでさえ減ってるのに、貸し切りがあるとそっち優先で走行枠が無くなる事が時々あるのである。何故か知らんが、プー助とキンペーに対する憎しみが更に湧いてきたのである(笑)
ぶっちゃけ胃の調子もイマイチなのであるが、でも「体調が悪い時こそガッツリ食うべし」が我がジャスティスなので、ソコは致し方が無いのである(笑)実際栄養や水分を摂っておかないと代謝が落ちて治るモンも治り難くなるんで、栄養はシッカリ摂って損は無いのである。
*シーズン開幕
まぁソレでも収穫はデカかったので、今回はロクに走れなかったとしても良しとする次第である。今年は1月に行った時も3月に行った時も共に寒過ぎたりウェットだったりでロクに走れなかったのであるが、でも状況が悪いからこそ「このクルマの挙動が如何に安定しているか」と「このクルマの電制が如何にお利口か」の2点が理屈ではなく経験で理解できたので、ソレはソレで良かったと思うのである。実体験を以って「ココまでなら安全」ってのが分かってしまえば、あとは遠慮無く踏んでいけるのである。恐怖ってのは経験した後よりも、経験する前の方が不安も重なってデカいのである。
いずれにせよ来年には今回のリベンジを果たす為にまた行く事になるので、その時が楽しみである。半年後には車検だけど、何ちゅーか納車直後の時よりも更にこのクルマが好きになってるのである。昔は雑誌やメディアで皆が口を揃えて「GT3ガー」って言ってる事が不思議で仕方なかったのであるが、今となってはワタクシも「GT3ガー」って言わざるを得ないのである(笑)無論もてぎもまた行く事になると思うんで、NDも含め今シーズンも存分に楽しめそうである(^-^)今シーズンは今のNDで最後のシーズンかも知れないんで、そういう意味でも色々と楽しみな今日この頃であった。.