ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「私は流行を作っているのではない。スタイルを作っているのだ」
By ココ・シャネル
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
根源は何処にある?
別にクルマに限った話ではないが、物事が長く続くとしたらソレは「面白さの根源を保ち続けてるから」だと思うのである。伝統諸々はその「根源」を保つためのシロモノであり、根源を保つために伝統を変える必要があるのであれば、伝統は変えるべきなのである。例えばポルシェ911が何故あの独特なスタイルになったかって、根源にあるのは「当初のポルシェはスポーツカー作りたくてもデカいエンジンを持っておらず、2シーターじゃ売れないから4人乗りにする必要があったから」である:
スポーツカーとして理想なのはMRだけど、4人乗りにするにはRRにするしかない
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デカいエンジンが積めないなら重心を下げるために水平対向エンジンを積むしかない
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小排気量エンジンでクルマを速くするには軽量化するしかない
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RRのリアヘビーを軽減するには空冷エンジンにするしかない
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水平対向エンジンをリアに積んだ状態で空力を良くするには独特のデザインにするしかない
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ソレでも解消し切れないネガはセッティングや各種技術で補うしかない
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(゚д゚)ウマー?
という経緯からあの独特のクルマになったのである。つまり911の根源は「4人乗れて(相対的に)小排気量でも速いスポーツカー」なのであり、空冷エンジンそのものではないのである。だから993→996の時に水冷エンジンになった時も、その根源が保たれてたからこそ受け入れられたのである。
同様の事がコルベットにも言えると思うのである。何故コルベットがC8からMRになっても受け入れられたかって「コルベットの根源がFRじゃないから」である。ワタクシが思うにコルベットの根源とは「大排気量OHVのV8エンジンを積んだパワフルで速いスポーツカー」であり、ソレが保たれていたからこそMRになっても売れてるんだと思うのである:
youtu.be
そして911同様、大排気量V8OHVの長所を伸ばす&短所を打ち消す際に生まれた数々の独特の技術やノウハウや乗り味もコルベットの醍醐味であり、ソレ等の醍醐味が引き継がれてさえいればFRでもMRでもファンに受け入れられるのである。
国産スポーツカーの根源
でもってコレは国産スポーツカーにも言えるのである。何故GT-Rが第一世代(ハコスカ&ケンメリ)第二世代(BNR32~34)第三世代(R35)と全く違う駆動方式やレイアウトなのに繋がるかって、三世代とも根源が同じだからである。そのGT-Rの根源とはズバリ「国産最強のエンジンを頑強なシャシーに積んだドチャクソ速いスポーツカー」であり、三世代ともソレをキッチリ守ってるこそ、FRが4WDになろうが、直6がV6になろうが、MTがDCTになろうが「コレはGT-Rの走りだッ!」ってなるのである。だから発売当初は物議を醸したR35も、最終的にはGT-Rとして認められたのである。
911やコルベットもそうであるが、こういうのって作り続けて進化させて熟成させていかないとダメなのである。ジビエ肉を生で食ったら臭い上に寄生虫だらけなのと同様であり(笑)欠点や特異性ってのはシッカリ作り込んで熟成されないと独特の個性にはならないのである。ソレには途方もないデータや経験の蓄積や絶え間ない開発や改良が必要なのであり、故に作り続けられなければいけないのである。こう書けば「何故2代目NSXが失敗したか」の理由が良く分かるってモンである。そう、2代目NSXには「初代から受け継がれた根源が無かったから」である。
ンで「NSXの根源は何か?」と問われたら、ワタクシの答えは「素性の良さと日常的な使い勝手の良さの両立を目指したスーパースポーツ」である。NSXの何が一番革命的だったかって、世界初のアルミモノコックもだけど、やっぱ「日常にも使えて毎日乗れるスーパーカー」ってトコだったと思うのである。ソレまでの欧州スーパーカーは極悪な使い勝手とコスパを我慢して乗るモンだったけど、NSXはソレを真っ向から否定して見せたのである。でも2代目はデカく重たく、そんでもってムダに高かった。初代と同じだったのは名前だけだったんだから、そりゃ売れないに決まってるのである┐(´∀`)┌
経営統合の先に根源はあるのか
だから「もしR36がEV化したとしても、ソレはGT-Rと呼べるのか?」の問いに対しワタクシは「GT-Rの根源が保たれていれば、ソレはGT-Rになり得る」と答える次第である。途方もなく強力なパワーユニットを超頑強なシャシーに積み込んで、走らせたらドチャクソ速いのであれば、ソレはGT-Rとして認められるだろうと思うのである。問題は「そのR36は何時出るのか?」であるが、今の経営統合含めたゴタゴタを見ると数年以内にGT-Rが復活するとは思えないからである(´ヘ`;)結局何ちゅーか、過去の遺産を食い潰していたのはホンダだけじゃなかったって事である。
まず統合して安定させて、経営が上向きになってきて、ソコから「復活の象徴」としてGT-Rが復活するって感じであろう。今の日産の状況を考えると何をどーやっても数年以内に片付くとは思えず、ヘタしたらケンメリGT-R→BNR32の時みたいに十ン年とかかかるかも知れないとワタクシは危惧してるのである( ̄▽ ̄;)そん時はまだサーキット走ってるかどうかもそうであるが、ワタクシがまだこの世に存在してるかどうかも保証できないのである(笑)でもまぁ今のワタクシにはポルシェ911があるんで(爆)気を長くして待つに限る今日この頃であった。
