ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「ぼくはこの目で見ないものは信じない。そのかわり、この目で見たものはどんなに馬鹿げたものでも信じるよ」
Ｂｙ トーベ・ヤンソン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
＊今日戦わないヤツが明日戦うと言っても信用できない
佐々木朗希と同じように大谷翔平も５年でNPBを去ったが、その事についてファンも世間も、そしてニッポンハム球団自体も気前良く送り出してくれたのは何故か。当時のポスティング譲渡金が今の様に渋くなかった、27000諭吉（当時）というNPB時代の年俸が経営的にキツかったってのもあるけど、一番はやっぱ「大谷が５年間全身全霊でニッポンハムを優勝させようと頑張ってきた＆実際ニッポン１になった」ってのがデカいと思うのである。当時の譲渡金は25歳以上でも最大2000万ワシントン（当時22万諭吉）だったんで、球団としてもタイミングが良かったのであろう。
ンで、移籍したエンゼルスでもクソ雑魚チームだと分かってても優勝させるために全身全霊でプレーしてたし、だからこそファンも世間も「大谷にはもっと良いチームでガッポリ稼いで勝ちまくって欲しいッ！」って願うし、ドジャース側も「大谷なら全身全霊で戦ってウチを勝たせてくれるッ！」って信用してるからこそ、あの途方もない超巨額契約を得られたし、実際ドジャースでも大谷は全身全霊を以ってドジャースをワールドチャンピオンにしたのである。正にサブタイとは逆の「今日戦うからこそ明日も戦ってくれると信じられる」からこそ大谷は各方面から肯定されるのである。
＊実力と信用は別問題
でもってその佐々木朗希が【ドジャースと契約した】らしいのであるが、ワタクシの率直な感想は上記にある通りである。実力や能力は確実にあるんだろうけど、でも「色々と過酷なメジャーリーグでシーズン通して実力を発揮し続けられるのか？」って考えると、ぶっちゃけた話「信用できない」としか答えられないのである。ちゅーのも佐々木はロッテ時代にソレをやり通した実績が無いんだから、エビデンスの無いモンを信用しろと言ってもムリな話である ┓(￣∇￣;)┏多分だけど、ドジャース側も即戦力とは考えておらず「マイナー契約で激安だから今年ダメでも２～３年ぐらいマイナーで鍛えればいい」ってトコであろう。
何だかクロ現とかその辺りで「何故２５歳まで待たなかったのか」について色々話してたけど、正直ワタクシは信じていないし、マジでその通りだったりしても「ソレってよーするに『テメェの不安感や焦燥感＞＞ロッテ球団やロッテファンの気持ち』って事？」ってなるからである ┐(´～` ;)┌確かにモラルだとか忠誠心とかを強制することはできないのであるが「モラルや忠誠心の無いヤツを信用できるか？」って話である。ワタクシがMLB球団のGMだったら、そういう選手とはアホみたいな長期高額契約は結ばないで、健康な時には使えるだけ使って、使えなくなったら速攻でトレードの駒にしちまう次第である（笑）
だからこう言っちゃ大変アレだが、ワタクシにゃ佐々木朗希がドジャースのエースとして君臨する姿が殆ど思い浮かばんのである。ロッテ時代と同じようにメジャーとマイナーの往復を繰り返して、トレードデッドライン直前の大型トレードの駒にされてドジャースからアッサリ放出されて、アスレチックスとかブリュワーズとかナショナルズみたいな中小球団を転々としながら平均的な先発ピッチャーとして細々とやってって、３０台半ばぐらいでニッポン球界に復帰する、そんなイメージの方が強く浮かんでくるのである（笑）
＊曖昧さを無くそう
まぁコレは前にも言ったけど、一番悪いのはソレを見越した契約及びその他の手を打たなかったロッテ球団と、あとドラフト含め色々と曖昧なままの球界のルールである。ソコんトコ前以ってビッシリと「NPB球団に入団したら６年間以上在籍または２５歳以上でないとポスティングはできない」って決めてれば揉めることは何も無かったのであるが、NPBに限らずニッポン社会は「ルールを決めてビシッと白黒付ける」ってのを好まないのである┐(´-｀)┌多分だけど今回の事を受けて「佐々木ルール」とかいう名前でソコんトコ何らかの規定ができるんじゃないかと思うのである。
コレは前回も言った事だけど、もう３０年前の野茂の時代よりも、ニッポンやきうのレベルは格段に上がっているのである。昔はトップ選手３０人中通用するのは１～２人ぐらいだったのが、今はもう５～６人ぐらいになってるのである。そう、従来のドラフトだとか移籍だとかトレードだとかのシステムは「ニッポン人がメジャーでやれるなんて夢また夢」の時代の名残であり、夢でなくなった今、改革すべきは改革しなけりゃならんのである。V9巨人やON時代が続いて欲しいオッサンや爺さんたちには酷かも知れないが、昭和と平成はもう終わったんだなと思う今日この頃であった。
