アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&718ボクスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE GREAT MISDIRECT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「優れた人々は跡形もなく我々の許から消えてゆく。我々は怠惰で無関心である」
By アレクサンドル・プーシキン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

スーパーカー時代終焉のカウントダウン
 まぁ予定通りだと言われればソレまでであるが【R35が受注を停止してしまった】のである。ワタクシは「最後の最後で”GT-R NISMO SE Nur”みたいな最終スペシャルモデルが登場する」と予想してたのであるが、ものの見事に外れてしまったのである(笑)まぁ日産もブランドアイコンだから簡単には終わらせられなかったからこそ、こうやって18年間もズルズル作り続けたんだろうけど、流石に新規制には対応できなかったのである(´・ω・`)次のR36が何時になるかは想像付かんが、今の日産の状況を見る限り数年で復活とはいかないであろう(~_~;)

youtu.be

 2代目NSXの生産終了に続き、こうしてR35も生産終了してしまった事で、折角始まったニッポン製スーパーカーの時代が呆気無く終了してしまったのである(´・ω・`)2007年にR35がデビューした時は「国産スーパーカー時代(゚∀゚)キタコレ!!」って興奮して、このビッグウェーブに乗るべしくR35を2台乗り継いできたのであるが、その思いは報われなかったのである(笑)何だか【LFAの後継車種が作られてる】って話であるが、ソレもまだ先の話であり。ソレまでは国産スーパーカー空白の時代が続くことになるであろう。

*ブランドを貫こう
 日産もホンダもそうであるが、一番の問題はやっぱ「貫き通すべきモンを貫き通せなかった」ってのがデカいのである。ワタクシが思うに、ブランドにとって重要なのは「優れた技術」じゃないのである。無論、技術力が優れてるのは重要なのであるが、ソレ以上に重要なのは「テメェのルーツ由来の技術を優れさせる」って点である。一番分かりやすいのがポルシェ911のソレであるが、ポルシェ911の技術って「水平対向エンジン積んだRR車を速く走らせる」って点に特化して生み出されてるのである。ソレ以外には殆ど使えない、ソレに関しては右に出るモンが居ない、正にポルシェだけの技術なのである。

youtu.be

 でもってもう一つ重要なのは「そのルーツ由来の技術を何があっても作り続ける」である。ワタクシが前々から言ってる「継続しないとノウハウや技術は蓄積されない」ってのもあるが、ソレ以上に「その秘術やノウハウからロマンや伝説が生まれてくるから」である。コレまたポルシェのソレであるが、ポルシェは実際に911のレースカーでレースしまくって勝ちまくって、そのノウハウを市販車にも活かしてるのである。ファン達はソコにロマンを感じ、ワタクシ含め進んで大金をポンと支払っちゃうのである(笑)ただ単純に「速いだけ」「技術が優れてるだけ」じゃ人はカネを払わんのである。

youtu.be

 ニッポン製のスーパーカーに欠けてる観点がココである。初代NSXが出た時は「スーパーカー革命(゚∀゚)キタコレ!!」って思ったのであるが、結局ソレを貫き通せぬまま一旦生産終了にしてしまったのである┐(´-`)┌クルマに限った話じゃないが、ハイエンドな技術ってのは血反吐を吐くような努力をしても、進化するのはほんの僅かなのである。でもソレを続けるからこそ孤高の技術や独創性が生まれるのであり、ソレに対し顧客はカネをドカンと払うのである。日産もホンダも、引いちゃいけないトコで引いてしまった、ソレが敗因なのである。

*専門ブランドの必要性
 でもって「今後ニッポンでスーパーカー文化を復活させるのに必要なのは?」と問われたら、ワタクシは「スポーツカー専門ブランドの存在」と答える次第である。ちゅーのも国産に限らず外車でも、総合自動車メーカーでピュアスポーツカースーパーカーをコンスタントに作れてるトコなんて無いからである。そういうのをコンスタントに作れてるのはフェラーリランボルギーニマクラーレンやポルシェ、或いはアルピーヌやロータスケータハムといった専業ブランドぐらいなモンである。ちゅーのも、そういうのを求める客ってのは大衆車や一般車を求める客層とは明らかに違うからである。

youtu.be

 ちゅーのもスポーツカーやスーパーカーを求める客ってのは基本的に2台以上のクルマを所有できる経済力の人間が大半であり、汎用性や経済性などは然程重視してないのである。あとは上記にも書いた物語性やロマンを重視するのである。当然だが一般車と同じクルマ作りのノウハウが通じる筈もなく、故に専門ブランドと別系統の生産ラインが必要になってくるのである。海外では既にそうなってるけど、もうニッポンにおいてもスポーツカーに庶民が容易に手が届く時代は終わりで、コレからは富裕層か熱心なマニアの乗りモンになってく事を再認識した今日この頃であった。.