アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&718ボクスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

THE PARALLAX II: FUTURE SEQUENCE

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「古い種子は生命の芽を内部に持っている。それはただ、新しい時代の土壌に蒔かれる必要があるのだ」
By ラビンドラナート・タゴール

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*戦後秩序って何ですか?
 ワタクシは3年前に紛争が始まって以来ずっとウクライナ支持であり、そのスタンスは今現在も変わらないし、今後も変わることはないであろう。無論ワタクシは「ウクライナ=絶対善」「ロシア=絶対悪」と考えるほどナイーヴではないが、でもこの紛争においてはウクライナ領土の全奪還は厳しくても、ロシアが得をする事があってはならないと考えてるからである。何故かと言えば「もしロシアが得するような事になれば、世界は一気に20世紀前半に逆戻りするから」であり、ソレ即ちWW2後からの人類の取り組みを台無しにして、人類の退化を促すからである。

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 世界がそうなると今後どうなるって、答えは「アホほど人が死ぬ事になる」である。戦後秩序ってよーするにWW2時に「兵器の進化がヤバ過ぎて戦争しまくるとシャレにならんぐらい人が死ぬ」って事で「”5大核保有国は侵略戦争をしない”という紳士協定の上でバランスを取り合ってデカい戦争を事前に防ぐ」って事であり、ロシアのアレはその建前を根底から覆すモンだからである。無論、ソレが建前に過ぎないことは分かっているが「建前でも良いからコツコツやり続ける」って事が重要なのであり、クソ些細でも徐々に進んでいくことが人類にとって不可欠なのである。

*20世紀vs21世紀
 でもってそのウクライナ云々に関して、トランプが余計なちょっかいを吹っ掛けてややこしいモンが更にややこしくなってるのである(~_~;)この件については今現在様子見であるが、ソレに関してワタクシなりに分かった事があるのである。ソレは「トランプもプー助やキンペー同様、20世紀の人間である」って事である。ココで言う「20世紀人間」とは、簡単に言うとこんな感じである:

  • 信頼関係に基いたウェットな人間関係を重視する
  • どちらかというと集団主義
  • 法律や契約よりも人間性やモラルを重んじる
  • 個人的自由や権利よりも、集団の繁栄や安定を重視する
  • 身内への情は厚いけど、余所者には基本冷淡

何故トランプがプー助やキンペーを悪く言わないかって、上記の「信頼関係に基いたウェットな人間関係で繋がってるから」である。一度握手して心を通じ合わせて「コイツは良いヤツだッ!」ってなると、相手が悪い事しても「色々アレなトコはあるけど、でも根は良いヤツだから悪いようにはならない筈」って信じてしまうのである。この「信じる」って行為は、20世紀人間には不可欠なのである。

 多分ロンマニアの方々は非20世紀人間が多いからピンと来ないだろうけど、発展途上国では今でもこの20世紀的人間関係が主流だし、先進国でも都市部以外はこういう考え方が根強いのである。ニッポンでも限界村落とか行くとそういう人間関係の集団を見かけると思うが、実は世界的に見れば20世紀型社会の方が多いのであり、トランプを当選させたのもアメリカのそういう20世紀型人間なのである:
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ワタクシもインドネシア出身なので分かるのであるが、インドネシアはマジで20世紀なヤツが主流の社会なのである。政治がアレで社会インフラがロクに機能しないから、実力者の元に人が集まり、法や秩序よりも情や結び付きが優先されるようになるのである。ソレが合わないヤツは海外に移住してしまうのであり、かくいうワタクシもその1人だったりするのである。

 でもってゼレちゃんやマクロンやスターマー、及び他の西欧首脳陣は「典型的な21世紀型の人間」なのである。主に都市部に住んでる高学歴な人等であり、20世紀後半からエリートの主流となり、実質的に世界を動かしてる考え方である。その具体的な特徴は、簡単に言うとこんな感じであろう:

  • 信用関係に基いたドライな人間関係が中心である
  • 個人主義的傾向が強い
  • 人間性やモラルよりも法律や契約を重視する
  • 集団の繁栄や安定よりも、個人的自由や権利を重視する
  • 良くも悪くも、身内も余所者も対等に扱う

よーするに「本来の意味でのリベラルな人間」って事である。だからゼレちゃんがトランプやヴァンスとウマが合わなかったってのは、ある意味必然っちゃ必然なのである( ̄▽ ̄;)ワタクシもどちらかというと21世紀人間であり、だからウクライナ云々に関してはゼレちゃん&西欧の考え方を支持してる次第である。21世紀になってネット社会になってから、この分裂が尚更強くなったように感じるのである。

*四次元的に分断される世界
 以前ワタクシは「世の中は上と下、右と左に分断されいて、その中間が無い」と書いたが、ソレに加え「情強と情弱」「20世紀人間と21世紀人間」の2軸が加わり、合わせて四次元の社会的分断の時代に突入してしまったのである(笑)そういうのは昔からあったのは間違いないけど、今になってその分断がクッキリと見えるようになったのは、やっぱネット社会がデカいと思うのである。昔は100の町に100の本屋があって其々ソレなりに儲かっていたが、各種ネットサービスが進化した結果、ネットサービスと少しばかりの大型書店だけがボロ儲けし、多くの本屋が店を閉め路頭に迷ったのである。

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 でもってSNSが普及して同じ様な苦悩を持ったヤツ等が団結し易くなって、事は余計にややこしくなってしまってるのである。ネットSNSは有能な人間や能動的な人間をより幸せにしたが、その反面無能な人間や受動的な人間を更に不幸にもしてるのである。先進国では社会インフラが充実してるから野垂れ死ぬことは殆ど無いが、でも「生きてても何も成せない」って事は時として死よりも辛いモンであり、ソレがトランプやら親露やら反ワクやらBLMやらポリコレやらを生み出してるんじゃないかと思うのである。結局古代エジプトの時代から人間は変わってないなと痛感する今日この頃であった。.