ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「買い手の持っている情報が、売り手と同等とは限らない」
By ジョージ・アカロフ
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*復活は2027年から?
つい最近までは「コレが最後のICEボクスター&ケイマン」と言われてて、注文が殺到してて2年待ちとかになってて、特にGT4RSやスパイダーRSといった役物がアホみたいに高騰してた718であるが、ココに来て【やっぱEVだけじゃアカンから次期718はICE版も作るわ(* ̄∇ ̄*)】ってなって界隈が大騒ぎになってるのである。まぁワタクシはこの情報を事前に掴んでたので、特に驚きはしなかったのである。あとワタクシはリセール云々は基本気にしてないし、今度来る718も普段の足として乗り潰すつもりで買ってるので、騒ぐほどのモンでもないのである。
ワタクシの聞いた話では「取り敢えず2025年~2026年度の生産予定は既に決まっちゃった&サンクコスト回収のためにもEV版次期718は作らなきゃだけど、2027年度の生産予定はまだ決まってない」「現行の718に大幅マイナーチェンジを施すのか、或いは新型のプラットフォームを流用するのか、ソコまでは分からない」の2点である。今の状況だと次期718EVは高確率でコケるだろうから、損失を埋め合わせるためにもICE版が必要になってくるのである。最近はスパイダーRSやGT4RSの枠が急に湧いて出たらしいのであるが、やっぱ売れるモン売らなきゃ会社がヤバいのであろう( ̄▽ ̄;)
*たかがリセール、されどリセール?
で、このニュースで何故界隈が大騒ぎになってるかって「最後のICEじゃなくなった→今テメェが所有してるヤツor納車待ちしてるヤツの価値が下がる」からである。中には「まだ本契約してないからキャンセルしちゃおう」とか「値下がりが始まる前に売っちゃおう」とか言ってるヤツも居るのである( ̄▽ ̄;)まぁコレはスーパーカー界隈じゃよくある事であるが、ポルシェでもそんな感じになってしまったのである ┐(´~` ;)┌当然だが、ワタクシは理解できない話だし、理解する必要も感じないのである。ワタクシにとってクルマとは「乗ってナンボ」のシロモノであり、だからポルシェを選んだのである。
フェラーリやランボルギーニとは違ってポルシェは本来実用車であり、スポーツカーとして実用的に使えるようになってるのである。エンジンもミッションも足回りもサーキットでの30分全開走行に余裕で耐えられるし、塗装や内装も数年間青空駐車だったとしても全然平気なのである。何故かと言えば「ポルシェは乗り倒してナンボのクルマだから」である。だからもしもワタクシがGT4RSの納車待ちだったとして、このニュースが入ってきたらキャンセルかますかと問われたら、答えは当然「買うに決まってるだろ常考」である。何故なら、ワタクシは乗りたいからGT4RSを買うのであり、リセールなんてクソ喰らえだからである。
もしワタクシがGT4RS買うとしたら、ワタクシは間違いなくソイツをサーキットに持ち込んでガンガン走る→リセールもへったくれもないのである(笑)てゆーか718って本来「911やカイエンのオーナーが乗り倒すための車種」だったはずなのに、何時の間にか資産や投機商品扱いになってるのである┐(´~`)┌前にも言ったけど、そういうヤツが多いからポルシェ側も気軽に売りさばけなくなるし、副作用として抱き合わせ商法が横行してしまうのである。最近は中古車市場もバブルが終わって元の状態に戻りつつあるが、良い傾向だとワタクシは思うのである。
*非買のススメ
無論リセールは低いよりも高い方がありがたいのは事実であるが、でもリセールを過剰に気にしてたら楽しくないと思うのである。ポルセンのワタクシの担当も「買ってロクに乗らずに売るんだったら、結果としてソレは転売と同じ事」と言ってたが、ワタクシもその通りだと思うのである。ぶっちゃけリセールがそんなに気になるんだったら、一番良いのは「クルマを買わないで購入資金を投資に回す」である。その方が確実に儲かるし、心情的にも安心できるのである。あと乗れば乗るほどにポルセンも得するんで、そうなると自ずと役物が回ってくる可能性がアップするのである。.
コレは実際にGT2RSの枠を貰った人に聞いたのであるが、役物や限定モデルの枠を回してもらえるキモは「購入歴と整備歴と走行距離、あと下取りはポルセン」なんだそうである。前にもネタにしたけど、この手の高級ブランドって実は車体販売だけじゃ然程儲からず、公式ディーラーでのメンテ代や修理代、ソレに加え認定中古車で稼ぐんだそうである。そう、メーカーに多くカネを落とす客ほど、メーカーは上客と見做すのである。そして上記にもあるように、ロクに乗らんヤツは実質転売ヤーなのである。ロイヤルカスタマーへの道は険しいと改めて思う今日この頃であった。
