アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

HIDEOUS AFTERMATH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「問題のない人間は、人生というゲームに参加しているとは言えない」
By エルバート・ハバード

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ニッポン旅行の醍醐味
 ジャカルタに在住していた小坊~中坊~高坊の頃、トーチャンもニッポンに縁のある仕事をしてた事もあって、ワタクシは長期休暇がある毎にニッポン旅行へ行ってたのである。そんなワタクシが成田に到着して、宿泊先に荷物下ろしてまず最初にやることは何時も同じ、ソレはズバリ「本屋へ直行してゲーム雑誌を買い漁る」なのである(笑)
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あの当時はネットがまだ無くて、ゲームに関する情報はゲーム雑誌を探るしかなかったのである。だから来日と同時にゲーム雑誌を買って一気に読んで、インドネシアに帰国する前に何を買って何を買わないかを決めて、ソレをしこたま買い込んでから帰国するのである。無論、予算には限りがあるから買いたいモンは全部は買えず、買うモンは厳選しなければならなかったのである。

 無論、当時のインドネシアにもゲーム機はあったがNESアメリカ版ファミコン)がメインで、スーファミPCエンジンメガドライブは殆ど無かったのである。特にJRPGアドベンチャーゲーム等のニッポン語を用いるゲームをインドネシアで、しかも最新作を入手することはほぼ不可能であり、結果ニッポン旅行に行った時に買い込むしか方法が無いのである:
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当たり前の話であるが、ニッポン語のテキストが画面を埋めるゲームだなんてジャカルタのゲームショップにある筈が無いのである。でも逆に言えばアクションゲームだとかシューティングゲームみたいなのはインドネシアでも買えるので、ニッポンへ行った時に買い漁るのは専らJRPGやアドベンチャーやシミュレーションといったジャンルのゲームだったのである。

*ゲームソムリエになれなかった話
 でもってゲームを買い漁る時に最も気を付けねばならないことが「クソゲーを掴まないこと」である。何せ折角ニッポンまで赴いて手に入れたゲームがクソゲーだったら、ショックで3日は寝込んでしまうのである(笑)でもあの当時はネットは無く、ネットが無いって事はSNSや動画サイトでゲームに関する情報を得られないって事であるから、情報源はゲーム雑誌やゲーム本であり、ソコから得た情報を元にワタクシの直感をフル稼働させて「コレは面白い筈だッ!」ってのを選ぶのである。雑誌等でデカく扱われてるヤツばかりを選べばいいのであるが、ソレじゃ面白くないのである(爆)

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 ただセンスが無い事には定評のあるワタクシなんで、結構な確率でクソゲーや奇ゲーやバカゲーや迷作を引いてしまうのである(笑)そんな時はどうするかって「意地でもクリアして最後まで楽しむ」である。上記にもあるようにこの類のゲームは簡単に売り買いはできないんで、余程の鬼畜難易度でない限りはコツコツとやり続けてクリアしてしまうのである。よーするに「面白くなくてもムリヤリ楽しんでしまおう」ってことである(爆)当時はネット無かったし、何よりワタクシはぼっち陰キャだったので、クソゲーであろうとも楽しんでしまうしかなかったのである。

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 ただソレだけ気合を入れてやってても、ソレでもやっぱクリアできなかったゲームは多数あるのである(´・ω・`)だからワタクシは古いゲームのクリア動画とか観るのが大好きだったりするのである。気になっても見れなかったエンディングが見れたり、何をどーやっても倒せなかった敵を倒す瞬間を見たり、よーするに「間接的なリベンジを果たしてる」のである(笑)あとはあの時に予算の都合上で泣く泣く諦めたゲームも沢山ある為、そのゲームのプレイ動画やクリア動画を観るのは楽しいのである。やっぱ何だかんだ言っても、ワタクシの魂の根底にはゲームがあるのである。

クソゲーのススメ
 そんなガキの頃の悩みもワタクシが大坊になる為にニッポンへ移住してゲームの売り買いが容易になり、ネットが普及してゲームがオンラインで出来るようになり、社会人になって稼げるようになった事で全部解決してしまったのである。今となっては色々と忙しくなって時間が不足してる&老化で反射神経諸々が衰えたのがアレであるが(笑)ゲームは今でも細々とやり続けてるのである。だからこそ思うのが「今の若い子はゲームに対して贅沢になり過ぎだよなぁ~( ̄~ ̄)」って事である。ゲームが溢れ過ぎてて、ちょっとしたことでゲームを捨てちゃうのである。上記の「コレしかないからコレをやる」って考え方が無くなってしまってるのである。

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 ゲーム業界が急激に肥大した&歴史が長くなったせいもあって「こうすればウケる」ってテンプレが完成されてしまい、あと業界の自然淘汰と吸収合併が進んだせいか少数の大手メーカーばかりになってしまい、何ちゅーか「面白いんだけど”毒”が無い」って感じなのである( ̄~ ̄)でもってインディーズとかも、安かろう悪かろうか、バズり目的の一発ネタばかりになってしまってるのである(´・ω・`)クソゲーや奇ゲーやバカゲーってのはウケ狙いでやってるのではなく、意欲に溢れたヤツの意欲が暴走した結果として誕生するのである。まぁコレ以上言うと老害扱いされるので(笑)ココまでにしとくに限る今日この頃であった。