ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「幸せというのは環境と希望の一致です。古い世代は、少しでも環境を希望に近づけようと、ひとつ上を狙って頑張った。ところが今は環境を上げるのではなく、希望を下げてしまう」
By 堺屋太一
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*黄金時代の残り香
ワタクシがクルマに目覚めたのは最初のクルマであるGDBを買って暫くしてからであり、大体2005年の後半ぐらいからである。この頃のクルマ界隈はどんな時代だったかって「90年代国産スポーツカー全盛期の最末期」といったトコである。2002年の排ガス規制をキッカケにFD3SやBNR34やA80やS15といった時代を象徴する有名車種が続々と姿を消してから3~4年後であり、ココから更にインテグラ、NSX、S2000、RX-8、MR-Sと続々姿を消していく暗黒時代の一歩手前である:
youtu.be
当時はまだあの頃の空気が残ってて、クルマ雑誌は当たり前の様に湾岸や峠の走り屋スポットの特集をしてたり、当たり前の様に違法カスタムの記事が組まれてたり、広告欄には怪しいパーツや怪しいオカルトグッズや怪しい金融業者の広告が載ってたりしたのである( ̄▽ ̄;)
でもってチューニングショップにも昔ながらの空気が漂っていて、廃倉庫を改築したようなボロい建物にボロい看板、中に入るとロクに掃除もしてなくて変なモンが床ににゴロゴロ転がってる汚い部屋の奥の方で、コレまた汚いツナギ着た頭ボサボサのショップ店主がタメ口で「何しに来た?」って聞いてくる。今となっては信じられない光景がソコにあったのである( ̄▽ ̄;)

コレが丁度20年前のワタクシのGDBの写真である、写真ファイルのプロパティみたら「20060521」って書いてあったんで、マジでジャスト20年前の写真なのである。因みに718&992.2GT3の慣らし時にこの辺りまで来たのであるが、当時とあんま変わってなかった次第である。この後は2011年頃に初代86/BRZが出る&2015年に出たNDロドスタがヒットするまで、国産スポ車は暗黒時代に突入してくのである。
*暗黒時代の前と後
巷ではこの90年代国産スポーツカー全盛期の車種達を「JDM」って呼んでるらしいが、当ブログでも今後はこの名称を使っていこうと思うのである。主に1989年~2002年の車種を中心としたJDM時代と、主に2011年以降からの車種(86/BRZ、ロドスタ、スイスポ、シビックTypeRなど)を中心とした言わば「ポストJDM」であるが、やっぱ世代が離れてるだけあってクルマに対する価値観や考え方が全然違うのである。ワタクシが丁度その間なので何となく分かるのであるが、JDM文化の中核にあるモンは何かって「当時のチューニングショップを中心としたストリート文化」なのである。
あの頃の走り屋は主にヤンキーで構成されてて、そのたまり場の一つがチューニングショップで、チューニングショップのオーナーも走り屋上がりとかが多かったのである。つまりコレがどういう事かと言うと「ヤンキー的な体育会系の雰囲気が界隈を支配してた」って事である。客よりもオーナーの方が先輩→客に対してタメ口なんて当たり前だし、コンプラもガバナンスもテキトーだったし、周りもソレを良しとしていたし、違法行為は公然の秘密だったのである( ̄▽ ̄;)何ちゅーか「良くも悪くも昭和の世界」ってのがJDM時代のクルマ界隈だったのである。
ソレに対しポストJDMは「良くも悪くも平成の世界」なのである。コンプラやガバナンスは徹底してて当たり前だし、違法行為はSNS等で速攻晒されるからNGだし、客もカネ持ってて地位のあるオッサンばかりだし、峠や湾岸首都高よりもサーキットが中心だし、チューニングもスペックよりも機能重視になるのである。良いか悪いかではなく、時代が変わってしまってるのである。多分2035年以降ぐらいだろうけど、環境規制の強化やEV技術の進化等が起これば、次は「良くも悪くも令和の世界」って呼ばれるようになる時代になってくだろうとワタクシは思うのである。
*未来大予想
でもってワタクシの場合、過ごした界隈が平成のソレが大半なので、自ずと平成のポストJDMに染まってるのである。今はもう外車乗りなんでJDMもへったくれも無いのであるが(笑)考え方の基本は平成なのである。ワタクシはJDM全盛期には界隈に居なかったので、その辺の影響は実は少ないのである。だから平成的なアプローチでクルマに接しているのである。でもって「今後はどうなるか」だけど、2030年以降はこうなるんじゃないかと思うのである:
- 高齢化と個体減少と部品製廃でJDM派は今後更に縮小していく
- パワートレイン含めありとあらゆるモンが電動化コネクテッド化されるため、チューニング文化は更に衰退する
- カスタマイズ等は新車購入時のオプションや、メーカー傘下のカスタム屋で行うことになる
- コンプラは今後更に厳しくなるので、益々以ってサーキット等のモタスポがクルマ遊びの主流となる
- バッテリーの進化度合次第だけど、EV派が増えていく可能性あり
やっぱ何ちゅーか、クルマが余りにも進化し過ぎちゃってて、最早社外のチューニング屋じゃどうにもならなくなってきてるのである(^_^;)多分今後はレース屋とかモタスポ系のショップしか残らなくなり、ブーストアップといった昔ながらのカスタムは激減するであろう。
昔は「ディーラーで整備修理車検をやるだなんてクルマを理解してないヤツのすること」だったのであるが、今後出てくるような車種は「ディーラーじゃないと整備修理車検ができない」ってなるであろうし、実際992.2GT3はそうなっちゃってるのである。あとはまぁJDMは今以上に老朽化と部品不足が進んでいく→ネオクラではなくマジクラになるため、もうイベントとか走行会とかでは見られなくなると思うのである(^_^;)でもって「2030年以降にその時代が来た時、果たしてこのブログはまだ存続してる&ソレをネタにするんだろうか?」だけど(笑)余裕で存続してる&当然の如くネタにしていると思う今日この頃であった。
