アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&718ボクスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

ANGELS HUNG FROM THE ARCHES OF HEAVEN

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「共通の運命の下に生きねばならぬとの自覚が、社会人の日常生活の中に深く織り込まれるに至れば、人は自分一個の生活の狭い範囲を超えて、のちの世代を思い、次々に展開していく社会の一種の永遠性をも考えるようになるのである」
By ギュスターヴ・ティボン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*世代の決め方
 ワタクシはガキの頃、ふとしたキッカケで「歳食っても常に新しい知識を吸収し続けて、決して老害にはならないぞッ!」って心に固く誓ったのである。ソレからン十年後の今、どうやらワタクシは老害に片足突っ込んでるみたいなのである(笑)何故そうなるのかを考えてみたのであるが、やっぱ「服は常に新しいモンを身に付けてても、骨格は古いままだから」という答えが出てきたのである。コレはワタクシの持論であるが、人間はこうやって成長していくのである:

  • 0歳~18歳:人生哲学、好き嫌い、将来の総論、趣味嗜好、価値観といったテメェの根幹を成す「人間の骨格」が形成される
  • 18歳~35歳:その「人間の骨格」を元に高等教育、人脈形成、社会経験、所属や社会地位といった「肉付け」が成される
  • 35歳~60歳:作られた肉体の上に知識や技術やノウハウといった「服」を着る。この段階で「ソイツの人生」が決まる
  • 60歳以降:服を着て外に出て遊びまくる「人生のボーナスステージ」に突入

といった感じである。つまり生まれてから18歳になるまでにソイツがどんな家庭環境や社会環境で育ったかによって、ソイツの人生の大半は決まってしまうのである。無論、変えようと思えば変えることも可能であるが、その場合は相当な覚悟と犠牲と必要とするのである。

 だからワタクシの分類によれば、ソイツがどの世代の属するかを決める方法は「ソイツが0歳から18歳までを何処のどの時代に生きたか」なのである。例えば昭和人間か平成人間かを決める方法は「生まれが1980年より前か後か」なのである(笑)
youtu.be
平成元年が1989年だから、1980年以前に生まれたヤツは18歳までの人生の半分以上を昭和に生きてる→昭和の影響をより多く受けてるから、ソイツは昭和人間である可能性が高いのである。でもって1980年以降は半分以上が平成時代だから、平成人間である可能性が高くなってくるのである。そう、アラフィフを境に、昭和と平成が切り替わるのである(爆)

*昭和vs平成
 まぁワタクシんトコだけかも知れないが、最近は上と下で意思疎通の齟齬が良く見られるのも、この昭和と平成の切り替わりが原因かもなのである。今の50代~70代、つまり組織の実権を握ってるヤツ等ってのは、基本的に昭和の価値観を骨格に組み込んでるのである。人口ボーナス期だったから「お前の代わりは幾らでも居る」って感じに雑に粗末に扱われることに慣れていて、好景気で失業も無く組織に尽くせば尽くすだけ報われたからサビ残を当然だと考えてる。今はもう令和だけど、実際に社会における実権を握ってるのは昭和人間なんで、何だかんだニッポンは昭和イズムがまだまだ力を持ってるのである。

youtu.be

 で、問題は何処にあるって「アラフィフ以下は平成時代を骨格に持つ平成人間」って事である。40代後半ってことは中間管理職や現場監督になる年齢であり、組織の中でもソレなりの力を持つ頃なのである。でもってこの世代は人口オーナス期に入ってるから雑に扱われることが少なくなり、カネやキャリアよりも生き甲斐を重視していて、終身雇用や年功序列を信じなくなってるから組織への帰依も薄いのである。そう、色々と面倒臭くなる理由は「上層部は昭和だけど、現場はほぼ完全に平成」って事にあるのである(^_^;)現場を完全に押さえてるんだから、そりゃ強い筈である。

youtu.be

 だから今は正に過渡期ってヤツなのである( ̄▽ ̄;)ソコんトコ分かってないヤツは「話し合えばいいじゃん」って思うだろうけど、骨格に浸み込んだ価値観が違うヤツ同士の話し合いってのは、何をどうやっても平行線になるのである。だから心底理解し合うなんてのは実質不可能であり、できること&すべきことは「妥協点を見つけて取り敢えずソコで落ち着く」になるのである。所謂「話せば分かる」ってのは骨格が同じ人間がギリギリ成せる業であり、骨格が違ってるならば妥協するか、或いはスルーするかのどちらかしかないのである。

*最強の世代
 因みにワタクシは18歳までの大半をインドネシアで過ごしたんで、昭和でも平成でもなく「西暦人間」なのである(笑)だからこの件に関して、ワタクシは中立であると言えるのである。昭和人間と平成人間、どっちが良いかとは一概には言えないが、でも「攻守最強なのはどのぐらいの世代か」は言えるのである。ソレはズバリ「アラフィフ」である。何故かと言えば「この世代がアナログとデジタル、その丁度良いタイミングで生まれたから」である。上記の説に基くと「18歳までをアナログで、18歳以降をデジタルで生きて、両方の長所短所を知ってるから」なのである。

 この世代は18歳までの大半をネットの無い時代で過ごしていて、その経験から「物事を一次資料から見る」「テメェの頭で考えたり、詳しい他人に聞いたりする」って情報収集の基本を押さえた状態で肉付け期間の35歳までにネット革命を体験していて、だから双方上手く組み合わせることができるのである。イーロン・マスク然り、サム・アルトマン然り、今時の大物は皆この世代である:
youtu.be
コレより上の世代だとネット革命が35歳以上→肉付けが終了してて上手く使いこなせず、コレより下の世代はアナログ経験が乏しい→骨格にアナログ感覚が無いから深掘りできないのである。だから若い子は「アナログできるか否か」で人生が変わるとワタクシは思うのである。人間は変われるって言うけど、実際変わろうと思ったらアホほど苦労する。改めてソレを実感した今日この頃であった。.