アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GRANDE ROCK

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「無難を好む担当者から待ったをかけられ、会心のコピーが凡作に終わることがある。そんな企業は、これはという新製品が出ない。同じ力学が働くのでしょう」
By 仲畑貴志

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*地球人vsサバゲー星人
 もしもサブタイのようなシチュエーションが起こって、宇宙から地球を侵略にやってきたサバゲー星人に「地球を賭けて我々とサバゲーで勝負しろ」と言われて、そんで地球代表の一人として貴方が選ばれたとしたら、サバゲー属性のあるロンマニアの方は何の鉄砲をメインウェポンとして戦うであろうか。因みにレギュレーションは「地球のニッポンのサバゲーの一般的なソレに準ずる」である。ワタクシは迷う事無くトレポンを選ぶ次第である。命中精度、レスポンス、火力、信頼性、何れにおいてもワタクシの持つ鉄砲においてトレポンに勝るモンは存在しないからである。楽しさにおいてはまた話は別であるが、攻守最強で言えばトレポンが一番だと言い切れるのである。

 そんなトレポンに【待望の新製品】が登場した事は、ワタクシが以前から何度も言ってきた事である。ンで、この度とあるロンマニアの方の下に89式トレポン(以後89ポン)が納品されて、ソレを早速実戦投入したいとの事だったので、ドサクサに紛れてワタクシも参加してきちゃったワケである(笑)でもって、コレが噂のブツである:

写真じゃ上手く伝わらないのがアレであるが、質感と剛性がハンパなく高いのである。実物を撃った事のある自衛官の方曰く「実物と同じぐらいガッチリしてる。つーか、実物よりも出来が良い」んだそうである。コレばっかは写真じゃ中々分からないので、是非とも【MOVE】などの取扱店で実物を見に行ってほしいのである。


このロゴが付くのは初期ロット限定であり、次期ロット以降は無くなるとの事である。初期ロットの希少性を求めるか、或いはリアルさを求めるかは、ソコはオーナー次第である。因みに初期ロットの限定300丁はもうすぐ売り切れるとの事なので、欲しい方は早めにオーダーすべしである。


東京マルイ電ガンガスブローバックではダミーだった溶接跡であるが、このトレポンのソレはマジで溶接してあるのである。そう、この89ポン、フレームとバレルがスチールで出来ているのである。殆どの場合はアルミか亜鉛で出来てる事を考えると、実に本格的なのである。でもってスチールって事は、ソレ即ち錆びる可能性があるって事なので、ソコんトコの手入れはしておいた方が吉である。


ハンドガードは前後重量を配慮してアルミ製である。コレでサバゲーやる際の注意事項としては、アルミとはいっても6000番のアルミなので、BB弾が当たると凹んでしまうらしいのである(^_^;)使って傷付いてナンボって人なら無問題かも知れないが、飾ってナンボの人は注意した方が良いかも知れないのである。あと小耳に挟んだ話「マルイガスブロ89式のハンドガードが加工すれば入るかも」との事なので、オリジナル89式愛する人もワンチャンあるのである。


アサイトは実銃同様、収納する事が可能である。因みにフロントサイト同様にスチールで出来ているため、頑丈さは折り紙付きである。


このボルトリリースも実銃同様に機能して、マガジンチェンジをした後にコレを押し下げる事により再度発射できるようになるのである。


でもってボルトの方も、この様にちゃんと稼働するのである。残念ながら実銃やガスブロの様に弾丸発射と連動はしないが、ソレでも質感はハンパ無いのである。


細かい事であるが、ちゃんとダストカバーも機能してるのである。実射性能には影響しない部分でも、実銃感に拘る人はトコトン拘るので、疎かには出来ない事なのである。特にトレポンオーナーなんてのはしょーもない拘りに何十諭吉、何百諭吉も注ぎ込むようなバカ揃いなんだから、尚更お座成りには出来ないのである(笑)

*拘る人の、拘る人による、拘る人のための鉄砲
 ぶっちゃけた事を言えば、人が電動ガンに求めるモンの99%は、東京マルイの鉄砲をカスタマイズすれば得られるのである。つまり89式を選ぶのであれば、東京マルイ製の電ガン選んでソレをカスタマイズすれば、十分過ぎるほどサバゲー星人から地球を守れるのである(笑)そう、トレポンを欲しがるヤツってのは、その残った1%を欲しがるヤツなのである。だからソコに込める思い入れや情熱は非常に高いし、その非常に高いニーズに応えるために【MOVE】のようなショップが存在するのである。というワケで、ココから先は99%のエアガンファンからしたらどーでもいい&1%の人が食らいつくような話を中心にしていこうと思うのである(爆)


このアッパーレールであるが、ちゃんとアイアンサイトに沿ってセンター出しが出来ているのである。ちゅーのは、実銃のこの部分にあるマウントは本来薬莢受けを取り付けるための部分であり、ソコにレールを乗っけても真っすぐにならない事が欠点だったのである。でもハンドガードを起点にした事により正確にセンターが出るようになったため、光学機器を搭載してもちゃんと当たるようになってるのである。


上が89ポンのバッテリー、下がワタクシのM4トレポンから外したバッテリーである。11.1Vの1400mAの専用バッテリーで、同じ11.1Vでも900mAのM4用よりも長いのである。因みに89ポンのメカボは14.7Vにも対応してるそうで、M4ではフルオートが追い付かなくなるソレが89では余裕で追いつくとの事である。


マガジンは純正M4用と同じモンを使用してるのである。社外マガジンの使用に関しては「弾上がりの問題があるので使わないでほしい」との事である。


そのマガジンだけど、コレが結構入れるのが渋いのである(^_^;)入れるのが渋いって事は、当然だけどマガジンは自重で落下しないのである(笑)この89ポン、全体的に遊びが少なくタイトに作ってあるのである。だから全体をスムーズに動かそうと思ったら、ある程度の慣らしが実用になってくるのである。


でもってグリップであるが、予想通りマルイのソレよりも細いのである。M4のソレ同様、薄型のモーターを使う事で実物と同じサイズを実現してるのである。


細かい拘りはこんなトコにもあり、ガスレギュレーターがちゃんと回るだけでなく、中のパーツまでもシッカリ再現してあるのである。因みにマルイのは電ガンもガスブロもココは省略されてるのである


マルイのガスブロでも再現されてたけど、ガスピストンの動きもこの様に再現できるのである。すんごい些細な事だけど、その些細なトコに拘るヤツは神を見出すのである(笑)


今回は特別にテイクダウンさせて貰ったが、ピストン部分はこの様に複雑な形状をしてるのである。複雑な上にタイトだから、シリンダーやインナーバレルを抜き出すのが大変なのである(^_^;)故に上記MOVEでは購入者に対し「絶対テイクダウンするな」と釘をさすのである。繰り返し言うが、今回はホントに特別なのである。


比較までに、ワタクシのM4トレポンをテイクダウンしたソレである。思いっきり緩々でルーズだから、分解整備が非常に楽なのである。


この様にシリンダーも特殊な形状をしているから、組み込みにはえらい手間がかかるのである(^_^;)だから余程慣れた人でなければ、安易にテイクダウンしちゃいけないのである。


バイポッドとスコープを装着するとこんな感じである。今回は組み付けて動作チェックを行っただけ→MOVEで何時もやってるような内部カスタムは行われていない、いわばフルノーマルの状態であるが、ソレでも十分過ぎるほどの弾道安定性と命中精度を叩き出してるのである。多分全体的にタイトな89ポンの作りが、この弾道を生み出してるのだと思われるのである。あとはMOVEの方でチューニングのノウハウが出来上がれば、ほぼ間違いなく非常に素晴らしい鉄砲が誕生するであろう。

 そう、実はコレ、まだ未完成なのである。まぁまだ発売されたばかりの新製品というだけあって、チューニングやカスタマイズのノウハウがまだ未完成なのである。もう暫くすればサンプルが幾つか集まって、メカノイズを減らすためのやり方、安定したホップアップと弾道を確保する為のやり方、及びノーマル状態での各種不具合を是正するための各種チューニングメニューがMOVEで誕生する予定となってるので、ソコんトコ乞うご期待である。まぁクルマでも新車種が登場した場合は大概そんな感じなので、ソコんトコは致し方無いと言えるのである。だからそのノウハウが確立してから買っても遅くはないと思うのであるが、次期ロットから30→32諭吉に値上がりするので、やっぱ購入は早い方が良いであろう(笑)

*迷える子羊よ、ようこそトレポン教へ
 でもって最早説明するまでもなく、上記89ポンオーナーはトレポンの虜となり、ワタクシ同様にトレポン教の信者となったのである(笑)でもってトレポン教に入信した信者が次にやる事は何か?その答えは「2本目のトレポンの事を考え出す」である(爆)つーのもトレポンってのは確かに高性能だけど、その分従来の電ガンよりもデリケートなトコがある&壊れてもそう簡単に修理できるモンじゃないからである。でもトレポン教に入信してしまうと、トレポンの素晴らしさ故にその他の電ガンを使う事は考えられなくなってしまうのである(核爆)つまり所有してるトレポンが故障したら、使える電ガンが他に無くなってしまうのである。

 そういう状態に陥っても大丈夫なようにスペアとして、或いは最初の一本で実現できなかった要望を満たすために、2本目のトレポンを欲するようになるのである。まぁ実際は余程過酷な状態で乱暴な使い方をせん限り壊れたりはしないモンなのだが、脅迫概念に突き動かされてしまうのである(笑)因みにトレポンは現在大変お求め安くなっているので、少しでも興味のあるロンマニアの方は迷わず【MOVE】へゴーである。その際に「ロンさんのブログでココ知りましたッ!」っていうと、ひょっとしたら良い事があるかも知れないのである(爆)さて明日も仕事なので、さっさと寝るに限る今日この頃であった。

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