アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GHOST STORIES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「真の政治感覚をもつ政党など一つとして存在しない状況下では、有権者の判断力は具体的に判断可能なことにしか発揮されない」
By 塩野七生

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*ノーモア貧乏
 気が付いたら今週末は選挙である。実を言うと何処&誰に投票するかはまだ決めてないのであるが、確実に言える事が2つだけあるのである。1つ目は「経済政策と安全保障を具体的に語らないヤツ&トコには投票しない」という事である。ポスト新コロにおいて最も重要なのはボロボロになった経済の立て直しであり、あとウクライナで起こったように戦争云々は今ココにあるリアルな危機であり、ソレに対し空想論理想論を掲げるアホ候補&バカ政党は論外なのである。そしてもう一つは「”皆で仲良く貧しく、けど精神的には豊かになろう”的な事言うヤツはNG」って事である。

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 実に簡単な話で、貧しくても皆で分け合って幸せにやれた国なんて古今東西どこにも無いからである。貧しくなれば確実に治安も公共サービスも失業率も悪化して、カネと身内以外信用できない荒んだ社会になる事は確実だからである。あと更に言えば、貧しい国では権力の集中と格差拡大は自ずとセットになるからである:

貧しい国だと数少ない富を数多くの派閥が奪い合い、国がまとまらない

ソイツ等をまとめるためには権力を集中させ、力づくで屈服させるっきゃない

今後も社会を安定させ続けるためにも、信頼できる少数だけで特権階級を形成し、その他下級国民を抑えつけるっきゃない

そうなると次は、特権階級メンバーによる謀反や、機密情報を持っての亡命が問題となる

そうならない様に特権階級には富を供与して、裏切るメリットを減らす

当然だけど、その供与される富は下級国民から搾取したシロモノ

( ゚Д゚)マズー

というのはアフリカとかの途上国の極端な例であるが、とにかく貧しくて良い事なんて何も無いのである。ニッポン人が助け合えるのは、ニッポン人が豊かだからである。施しだとか助け合いとかいうシロモノは、助ける側に余裕があるからこそできるのである。余裕の無い者が余裕の無い者に施したって、栄養失調者が2人になるだけである。

*ノーモアAE86
 まぁ政治ネタは陰キャのする事と相場が決まってるので、陽キャであるワタクシはこの話はココまでにする次第である(笑)サブタイの意味であるが、ワタクシが考える「ドリフトがこの先生きのこるには」の答えである。ドリフトはニッポン発祥のモタスポであり、その源流はビンボーな走り屋がAE86みたいな安いクルマにボロいタイヤを履かせて峠走ってた→ボロタイヤが故に良く滑ってた事から磨かれたドリフト制御テクが競技として独立したモンなのである。つまりドリフトってのはAE86から生まれたようなモンであるが、故に「ドリフト=AE86及びその時代のクルマ」ってイメージが強固に定着してしまってるのである。

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 そう、あの時代のイメージが強力な固定概念となってしまってて、自縄自縛に陥ってしまってるのである。もうAE86の時代から40年が経とうとしてるのに、未だAE86が現役マシンとしてフル稼働してるのである(;´Д`)ソレが悪いとは言わないが、問題は「果たしてソレが何処まで続くのか」って事である。競技に使うクルマは年々少なく古くなるだけでなく、ココ数年の世界的なネオクラシックカーブームのせいで大幅に値上がりしてしまってるのである。2010年代は何とか過去の遺産を切り崩して続けられたが、2020年代はどうなるんだって話である。走らせたくても、走らせるクルマが無いのである。

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 後は前にも言った事があるが、時代が変わり過ぎたのである。ドリフト文化はストリート由来の文化であり、ソレは80年代90年代という時代背景と切り離せないのである。あの当時は警察も世間も大らかで、バブル期で社会にはカネが溢れてて、ネット無かったから娯楽も限られてて、道交法も緩かったのである。だから当時の若者は免許取ったら速攻でスポーツカー買って、当時ガススタンドに山ほどあった使い古しのタイヤをガンガン貰って付けて峠を走り回れたのである。今はもう、その悉くが現存していないのである。そんな状態で、どうやって次世代の土屋圭市谷口信輝織戸学が生まれてくるんだって話である。

*ノーモア懐古主義
 じゃあどうするんだって話であるが、ワタクシの答えは「もうAE86は忘れて、新しい時代のドリフトを作っていくっきゃない」である。今の若いレーシングドライバーは何処からやって来るって、基本的にはカート出身の子達であるが、ココ最近増えてきたのがゲーマー出身のレーサーである。だからドリフトを普及させる方法の一つに、ワタクシは「ゲーム内ドリフトイベントを充実させる」ってのを提案する次第である。もうグリップの方はゲームから実際にリアルレーサーになった選手が結構居るんだから、ドリフトもそうすべきだと思うのである。

 あと車両の方は、積極的に外車に移行してくっきゃないと思うのである。外車には魅力あるハイパワーFR車が多数あるのに、固定概念に捉われて80年代90年代の国産車に拘り続けるのは異常だとワタクシは思うのである。外車は高くてファンが買えない?どうせあの時代の国産車も高くて買えないんだから、同じようなモンである:
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折角海外にゃ多種多様のFR車があるんだから、利用しなきゃマジ損である。あの辺りの車両価格は分からんが、少なくとも今のFD3SやA80よっかは遥かにマシなのは間違いないのである。残念ながらドリキンAE86の時代はもうすぐ終わりであり、業界もファンも新しい時代へ移行しなきゃガラパゴスどころじゃなくなると思う今日この頃であった。

A GUIDED TOUR OF CHICAGO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

アメリカは狭い部屋にいる大きな人なつこい犬だ。しっぽを振るたびに椅子をひっくり返す」
By アーノルド・トインビー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


サバゲー?何ソレ美味いの?
 GT3が納車されて以来、ワタクシの頭ン中はソレばっかりで、マジでサバゲーの事を忘れてた次第である(笑)納車前に今のお気に入りである次世代MP5A5を幾つかアップデートしたのであるが、した直後にポルセンから「納車準備おk」の連絡が来たため、鉄砲の事は完全に忘れてしまった次第である(爆)

アップデートしたと言っても周辺機器をちょっと交換した次第で、中身に関しては箱出しのまま完全ノータッチである。てゆーかノーマル状態でもう完璧に近く、手を入れたら逆に性能ダウンになってしまう可能性が高いので、カスタマイズするのは専ら外装のみである。

 暫く使ってみて分かった事は「リコイルが凄くてレプリカのダットサイトだと照準がズレる」という事である。実銃向けの実物ってのはガチリコイルに耐えられるだけの強度と精度を以って作られてるので、一度ゼロインしたら殆どズレないのである:

というワケで、Vector Optics製の実銃対応のヤツを買ってきたのである。Aimpoint製やEOTech製とは違ってブランド力の低い新興企業のダットだから安く、でも評判は高くて制式採用してる軍や警察もある程である。

あとダットマウントであるが、色々試した結果コレが一番シックリ来るのである。高さがM4と同じぐらいだから使い慣れてる、ダット視野にフロントサイトが飛び込んでこないのもだけど、万が一ダットが機能しなくなった場合に下を覗き込めば即座にアイアンサイトが使用できるからである。あとレンズガードであるが、コレは他機種用を改造して取り付けたモンである。

アメリカンスーパースポーツの真髄
 大衆車は分からないが、高級車及びスポーツカーのメジャーリーグと言えば、間違いなくヨーロッパである。ニッポンもアメリカもそうであるが、国産車ってのは専ら中流下流の人々の乗りモンであり、中から上はヨーロッパ車に乗ってるのである。特に1000諭吉以上のスーパースポーツに関しては、もう殆どヨーロッパ車の独断場である。そんな状況において気を吐いてるのはニッポンからはR35GT-R、そしてアメリカからはコレである:

C8になってからグローバルモデルとなり、バイパー亡き今アメリカからヨーロッパ勢に唯一挑んでるコルベットである。今回はコレの試乗ネタをタップリとo(^∇^)o・・・行きたいトコであるが、生憎試乗NGだったのである(笑)ちゅーのも生産台数が余りにも追い付かなくて試乗車にすらプレミアが付く状態になってしまい、走行距離が厳密に管理されるようになり、アポ無しでの試乗はNGになってしまったのである(^_^;)

 まぁソコんトコ確認しなかったワタクシが悪いのであるが、でも走行距離を増やさなければ良い→試座とエンジン吹かす事は出来るので、ソレだけでワタクシの知りたかった事の6~7割は知れたので、ソレで良いとしようジャマイカ。一番知りたかったのは何かって、ズバリ「右ハンドルはどうなのか」であり、その答えは「違和感は全然無かった」である。あとアメリカ人向けだけあってコクピットには余裕があり、ヘルメット用のクリアランスも無問題である:
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クルマ、特にスポーツカーにおいて最も重要なのはドラポジである。ココがダメならば、どんなに他のスペックが良くてもダメである。このC8コルベットはそのドラポジがバッチリだったのであり、コレさえ分かれば後はどうとでもなるのである。でもってこういう事は実際運転席に座ってみなきゃ分からんので、興味あるクルマは試乗するか、最低でも試座が必要なのである。

 そして素モデルでソレを確認できれば、派生モデルも同様に問題が無いと見做せるのである。ただ素だとパワー的にもサーキット走行的にも物足りないので、よりハードな派生モデル、特に昨年末に発表された【Z06】について聞いてみたら、中の人がアッサリ答えてくれたのである:

  • ニッポン仕様のZ06は今年11月頃に2023年モデルの予約が始まる
  • スペックはほぼそのままで、値段は2200~2300諭吉ほど
  • ニッポン向けの生産枠は30台分しかない&全国ディーラーで抽選となる

だとの事である。あと当然だけど右ハンドル仕様である。670馬力のフラットプレーン超高回転型V8エンジンを縦置きミッドシップにするんだから、クルマ好きなら興奮しない筈がないのである (;゚∀゚)=3もしも本国での発表と共に予約が始まってて、そして抽選に当たったとしたら、ワタクシは高確率で「マジかよ糞GT3予約キャンセルしてくるッ!」ってなってたであろう(笑)

*左ハンドルはオワコン
 さっきの試乗車云々でも語られた様にコルベットは今、生産が全く追い付いてない状況らしいのである。新コロや半導体やプー助の影響もあるのであるが、一番は「右ハンドルを設定したらオーダーがアホほど入ってきたから」だそうである。素コルベットですら今年分と来年分の枠は既に埋まってて、今注文したら納車は再来年になるんだそうである(´ヘ`;)
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そう、コルベットがニッポンでウケた理由はMR化でもコルベットの伝統でもなく、右ハンドル化したからなのである。ポルシェニッポンが数年前から右ハンドル枠を大幅に増やしてきた&今までその設定が無かったGT3にまでも右ハンドルを設定したのは、つまりそういう事なのである。今はもう「右ハンドルのが良い」じゃなく「右ハンドルじゃなきゃ買わない」って時代なのである。

 違和感が余りにも酷過ぎて「コレなら不便でも左ハンドルのがマシ」ってレベルの外車、多分今時の40代以下は体験した事無いだろうし、ワタクシだって殆ど無いのである。殆ど全く感じないか、あったとしても気にしなけりゃソコまでのレベルである。今時の良くできた右ハンドル外車を知ってる人等からすれば「なんでそんな些細なシックリ感の為に左ハンドルの不便を我慢しなきゃなんねーんだよ(`ε´)」ってトコであろう:
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あともう一つは、国産車のレベルが格段に上がってきた事であろう。国産車がショボかった時代なら兎も角、今は500馬力以下なら国産でも魅力ある車種は結構あるので「じゃあ国産にするわ」って言えてしまうのである。ワタクシも「クルマは乗り回してナンボ」と考える派なので、乗り回すにおいて右ハンドルの利便性は非常に高く、故に右ハンドル派である。左ハンドルはオワコン、大事な事なので二度言った今日この頃であった。

CURIOUS VOLUME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「大将というものはな、家臣から敬われているようで、たえず落ち度を探されており、恐れられているようで侮られ、親しまれているようで疎んじられ、好かれているようで憎まれているものよ」
By 徳川家康

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


ただしイケメンに限る
 GT3が納車されて1ヶ月経ったのである。巷でよく言われる「ポルシェ買うとモテるようになる」という都市伝説に対するワタクシの検証であるが、検証結果は「サブタイにある通り」といったトコである(笑)リアルでもネットでもオッサン共からは良く声を掛けられるのであるが、若い女の子からは今に至るまで何一つ声を掛けられていない次第である (´;ω;`)まぁ今時の若い子は男も女もSUVを好むらしく、バリバリのスポーツカーは利便性の低さやオタク臭さ等で敬遠される傾向にあるらしいのである(´ヘ`;)こりゃセカンドカーにカイエンかマカン買うべきであろうか(爆)

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 まぁぶっちゃけた話、イケメン且つ陽キャでさえあれば、86乗ろうがスイスポ乗ろうがコペン乗ろうがモテるのである。もしも「異性にモテたいッ!」って理由でポルシェ購入を考えてるロンマニアの方がいらっしゃったら、ご自身がイケメン且つ陽キャかどうかをシッカリ検証した上での購入をオススメする次第である(笑)でもってオタクで陰キャであればある程にピュアスポーツカーを選ぶってのは、残念ながらポルシェも同じである。マカンやカイエンのオーナーはリア充っぽいのが多いのであるが、718とか911のオーナーは大概ワタクシのような匂いがするのである(爆)

エンジンブローに要注意
 何だか巷で「GR86がサーキット走行でエンジンブローする云々」が話題になってるみたいである。曰く「オイルパンにバッフルが備わっておらず、サーキット走行でオイルが偏るから」とか「オイルパンの液状パッキンが溶けて剥がれてオイルストレーナーを詰まらせる」とか言われてるが、ワタクシが実際に見たワケじゃないので断定はできない次第である。後者は兎も角、前者はGC8時代からずっと言われてた水平対向エンジンの欠点であり、ワタクシに言わせれば「えっ?!今までメーカー側で何の対策もしてこなかったの?Σ( ̄□ ̄|||)」である。

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 フォレスターとかレヴォーグとかインプレッサとかなら兎も角、BRZ/86はワンメイクレースを公式に開催する類の車種だからソコんトコ対策済みかと思ってたけど、どうやらそうじゃなかった模様である( ̄~ ̄)ワタクシもGDB乗ってた頃はオイルパンに対策は施していなかったが、STIフューエルポンプに交換したりといったサーキット走行対策は施していたのである。スペックCだと最初から標準装備なのであるが、素GDBは素インプと全く同じモンを使ってるから、サーキット走行するには力不足なのである。最初から競技向けを標準装備すれば良いのにと思うのであるが、まぁコスト云々があるのであろう( ̄~ ̄)

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 言っちゃアレだが、国産スポーツカーってのは「高いと買ってもらえない」って呪縛が売る側にも買う側にもあって、買ってもらうためにメーカー側が変なトコで手を抜くとかがフツーにあるのである。ぶっちゃけた話、スポーツカー買ってサーキット走ろうって考える顧客は少数派なのである。だから少数派のニーズを満たす為に対策万全な高いパーツ入れて販売価格を上げてしまうよりも、行かない多数派がより満足するであろう低価格を実現させる方が利益を上げるために有効と考えるならば、メーカーは概して後者を選んでしまうのである。マスブランドにとって一番大事なのは一般ユーザーであり、コアユーザーは後回しなのである。

ドライサンプしか勝たん
 そう、国産スポーツカーにとって一番の悲劇は、ソレ等の殆どがマスブランドのメーカーにより作られてるって事がである。薄利多売が基本で利益率は低く、高額車を作っても値段の為の妥協を多少なりと強いられて、業績が悪化したら台数の出ないスポーツカーは真っ先に切り捨てられる。マスブランドやマスブランドのクルマが悪いとは言わないが、ことスポーツカーを作る環境においては悪いと言わざるを得ないのである。コスパやスペックではなく車種の伝統やブランド力で買われる車種でない限り、マスブランドの呪縛から逃れられないのである。

 例えばWRX-STIがブランド車種としての地位を確立し、値上がりしても余裕で買ってもらえる様になったならば、その弟分である86/BRZも最初から十分な対策が取られてたと思うのである。バッフルプレート付きオイルパンや対策済みオイルストレーナーなんてチャチなモンじゃなく、最初からドライサンプ式が採用されてたかも知れないのである。言うまでもなく、ワタクシの新愛車も最初からレーススペックのドライサンプが装着されてる次第である:
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ドライサンプだからオイルパンなんてモンが存在せず、故に上記問題も起こり様が無いのである。ポルシェは「水平対向エンジンに最も適したオイル潤滑方法はドライサンプ」って事に昔から気付いてて、60年前の最初の911から一貫してドライサンプを採用し続けてるのである。じゃあ何故スバルが今に至るまでドライサンプやってないかって、答えは当然「スバルはマスブランドだから、コスト」である。ソコを何とかしない限り、今後の車種でも似たような事が起きる、そう予言する今日この頃であった。

LAST RITES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「成長は一時的に安定を失うことだ。それは、慣れ親しんでいるが型にはまったやり方や、安定しているが退屈な仕事、時代遅れの価値観、意味のないつき合いを排除することでもある」
By ゲイル・シーヒー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*昔は昔、今は今
 何故ニッポンのチューニング文化が独特の道を辿ったかって、高度成長期~バブル期という特殊な時代と、あとあの当時のニッポン車のブランド力ゆえだったとワタクシは考えるのである。80年代前後のニッポン車ってのは世界的にはまだ二流メーカーで、色んなトコにセッティングや作り込みの粗さがあったりだとか、安く売る為に敢えて品質の劣る低コストな部品で作ってたりしたのである。だからマトモに走らせるためにはチューニングしなきゃならない&チューニングの余地が多くあり、ソコに上記時代でカネの余ってた若者が数多く居たのだから、結果としてチューニング業界が栄えたのである。

 で、当然ながら今は時代が違うのである。もうニッポン車は二流品なんかじゃなく、チューニング業界の主要顧客だった若者にカネは無いのである、だからチューニングの在り方も、カーライフの在り方も、当然ながらソレに合わせて変わるべきなのである。純正で最大公約数の効果が出てるのに、チューニングパーツを入れたせいでトータルで性能ダウンしてしまった例、ワタクシも結構見てきたのである:
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でも昔のやり方でいち黄金時代を築いちゃったモンだから、業界もユーザーもあの時代の楽しさと華やかさが忘れられず、時代が変わってもあの時代の続きを求めてしまうのである。結局今時のクルマも昔風に仕立てちゃうし、昔のクルマを今も延々と乗り続けちゃうのである。

*一番気に入ってるのは、ブレーキだ
 だから何だかんだ言って、クルマ云々においてニッポンが参考にすべしはアメリカではなく、ヨーロッパなのである。やはりモタスポ云々ブランド云々に関してのメジャーリーグは依然ヨーロッパであり、成長し切って安定期に入った先進国という意味でもヨーロッパは参考になるのである。そんなヨーロッパで新しく生まれた活きの良いスポーツカーがコレであり、今回の試乗の本命もコレなのである:

ルノーと言えば、兄弟ブランドの【アルピーヌA110S】である。どのクルマ雑誌もベタ褒め状態で、実際に乗った知人達も口を揃えて絶賛するし、実際買っちゃった人も居たりするので、そりゃ気にならないと言ったらウソになるのである。外車の右ハンドルで最も気になるペダルレイアウトであるが、全開のメガーヌ同様全く問題無かった次第である。寧ろ逆に、GT3のオフセットが相対的にデカく感じてしまうぐらいである(笑)

 メガーヌ同様の小排気量で低回転からレスポンス良くブーストの掛かるエンジン、1120kgの軽量ボディーの楽しさは様々なメディアが散々書いているので、ソコんトコ省略である。このクルマでワタクシが感動したのは、サブタイにあるようにブレーキである。ペダルストロークが殆ど無く、踏力でブレーキ力が決まる、レーシングカーのブレーキである。多分ブレーキブースターが無いか、あっても小さいのであろう。サーキット等で曲げるブレーキングをするにおいて、この類のブレーキは実に使い易いのである。そういうのを市販車に搭載してきた時点で、このクルマのガチっぷりが分かるってモンである。

 そう、このクルマの何がヤバいって、何から何までスポーツ走行に特化してるって事がである。荷物スペースも少ないし、後方視野も悪いし、車内も狭いし、値段も高いのである。が、だからこそこのクルマでなければ味わえない凄みがあるワケであり、その凄みを味わうために出費を惜しまなくなるのである。ソレがスポーツカーの矜持ってモンであり、フランス車メーカーは何だかんだモタスポ歴が深く長いから、ソコんトコ良く分かってるのである:
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お値段は900諭吉と安くはないが、300諭吉の国産車買って600諭吉かけて弄るよりも、ワタクシは900諭吉でコレ買ってノーマルで乗る方を選ぶ次第である。確かに後者の方が速いかも知れないが、速けりゃ良いってモンじゃないのである。牛丼屋の牛丼をン十種類のスパイスや薬味をブチ込んで高級フレンチに匹敵する美味さに仕立て上げたって、ソレをデートで食いに行けるかって話である(笑)

*国産スポーツカーはオワコン
 前回のブログのサブタイに付いていた「?」マークが今回は消えているが、コレがこの2台に試乗した今のワタクシの正直な感想である。フェラーリランボルギーニやポルシェに負けるのは、そりゃ歴史やブランド力から考えても仕方が無いと言えるのである。が、ルノー(及びアルピーヌ)はレクサス以外のニッポン車メーカー同様にマスブランドである。そのマスブランドのルノーのクルマに底力で負けているのであるから、そりゃオワコンだとしか言い様が無いのである┐(´д`)┌ヨーロッパはEV化を進めつつもこういう魅力的なスポーツカーを出してきてるのに、ニッポンはランエボWRX-STIS2000RX-8も悉く消えてしまってるのである┐( -"-)┌

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 結局昔ながらの「スポーツカーは速くてナンボ」って考えからチューニングが持て囃されたのは、やはり国産車にブランド力が無かったからこその考え方なのである。安く買ったから多少粗末に扱っても構わないし、デザインが洗礼されてないから外装をゴテゴテにしちゃっても構わないし、音も元々大した事無いからマフラーは抜け重視で良い等々。顧客もメーカーもその認識に捉われ続けてるから、何時まで経っても同じトコをグルグル回る羽目になってしまってるのである。ソレを何とかしないとコレからクルマに目覚めた若い子達は挙って外車に行ってしまう、そんな危機感を募らせてしまう今日この頃であった。

SHOW 'EM HOW

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「私に取り柄があるとすれば、ただエンジンが好きで好きでたまらず、それに没頭できたことだ」
By 山岡孫吉

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*摩耗との勝負
 サーキット走行する上で、一番コストをかけるべきポイントは何処か?答えは「タイヤ」である。クルマはタイヤが付いてるからこそ加速減速旋回できるのであり、足回り含め全てのセッティングがタイヤに依存してると言っても過言ではないのである。だからGT3でサーキット走行するにおいて一番の関心事は当然ながら「タイヤをどうするか」である。保証云々があるから最初の内はポルセンでしかタイヤを買えないのであるが、問題はその値段である:

911はRRという特性上、先ずリアタイヤから摩耗していくのであるが、このリアタイヤ(因みにサイズは315/35R21)はどうやら1組で30諭吉ほどするらしいのである( ̄Д ̄;)R35のNISMOタイヤ使ってた事もあり多少高くても動じないつもりであったが、やっぱ高ぇモンは高ぇのである(´ヘ`;)

 まぁR35と比べて300kgも軽い&NISMOタイヤやRE-71RSみたいにベットリ粘るタイプのタイヤじゃない&2000km走行後の上記写真から見るに、多分あっちゅー間に擦り減るタイプのタイヤじゃない・・・と思うのである(^_^;)まぁもう何度も言ってるけど、ソレばかりは流石に実際に使ってみないと何とも言えないのである:

フロントタイヤ(因みにサイズは255/35/R20)であるが、こっちはまぁ単純計算で18~20諭吉ってトコであろう。まぁ写真見る限りNISMOタイヤみたいな露骨な浅溝タイヤじゃないから、速攻で減るような事は無いと思いたいのである。あとはブレーキパッドとブレーキローターであるが、コレはマジでFSWを走り込んでみないと分からんので、推測の立てようが無いのである。

*一番気に入ってるのは、エンジンだ
 でもって点検は1時間ちょいで終わってヒマを持て余してしまったので、折角だからドライブ行ってきたのである。まぁ新車バフもあるんだろうけど、コレに乗る日は出来るだけ長く乗ってたくなってしまうのである。が、突如として以前から乗ってみたかった車種が頭に浮かんだので、ソレをスマホで検索したら意外と近いトコにディーラー&試乗車があったんで、早速押しかけていったのである(笑)

ソレがこの【ルノー・メガーヌR.S.トロフィー】である。速さでシビックTypeRと鎬を削ってるクルマであるが、ワタクシはこっちのデザインの方が好きである。あからさまにゴテゴテしたガンダム的なフォルムよりも、こうした必要十分で質素なデザインのクルマの方がワタクシは好きである。流石にハデなクルマを乗るには少し年を取り過ぎたので、デザインはシンプルのが好ましいのである(笑)

 でもって乗り込んでみると、外車特有の右ハンドルに伴うペダルのオフセットは微塵も無いのである。先代にあったようなセンターコンソールの違和感も殆ど全く感じられず、ドイツ車を運転するのと全く変わらんのである。クラッチは昔のクルマ並みに重たいが、コレもGDBを経験したワタクシ的には慣れればソコまでである。ヒール&トゥもし易いから自然に操作すれば自然にギアが繋がるし、デカい欧州人を想定して作ってるせいかドラポジもバッチリである。MT車においてはドラポジと操作感が最も重要なのであり、ソレが良ければもうその時点で及第点あげられるのである。

 走りは実にキビキビしてて、FF車である事を忘れるほどに良く曲がるのである。ディーラーの中の人曰くコレは新機構のフロントストラット&リアアクスルの効果らしく、マジでFFとは思えないぐらい走りが良いのである。でもってサブタイにもあるように、このクルマはエンジンが最高なのである。現在の主流であるレスポンスと立ち上がり重視の小口径タービンなのであるが、コレがあるお陰でどの回転数からもアクセル踏んだら即座にターボ加速が始まるのである:
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昔ながらのドッカンターボってピークパワーこそ凄いけど上まで回さないとパワーを感じないし、サーキットでも立ち上がりで扱い難いのである。でもコレならば無暗に回さなくても街乗りで十分楽しめるし、サーキットでも安定してラップを刻めるのである。最大300馬力&トルク40.8kgmが、どの回転数からもアクセル踏めば即座に出てくる。コレが気持ち良くない筈が無いのである(^-^)

*国産スポーツカーはオワコン?
 EV時代が目の前に迫ってて、各社内燃機関(以後ICE)を捨ててEVに傾倒していて、国産メーカーも例に違わずEV傾倒が強くなる中、こうした最高にイカしたICEを搭載したスポーツカーを出してくる。やっぱF1やってる事もあって、ルノーの矜持とやらを堪能させてもらった次第である。ココ最近の外車スポーツカーの何が良いって、こういう数字に出て来ない部分をキッチリ追求してるってトコがである。ニッポン車は未だ数字やスペックを追いかけてるトコがあり、こういう目に見えないトコの追求を怠ってるってのが正直な感想である。

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 そりゃニッポンでも支持されるようになる筈だし、サーキットで見る機会も増える筈である。よーするに今まで国産スポーツカーに乗ってた人等が、走りも信頼性も使い易さも向上した外車スポーツカーに乗り換えるようになってきたのである。魅力的な300馬力級の外車スポーツが増えてきたというのに、肝心のニッポン勢はランエボが消えWRX-STIが消えRX-8が消え、マジでオワコン状態と化してるのが嘆かわしい次第である┐(´д`)┌でもって実を言うと、メガーヌR.S.トロフィーの試乗は実はオマケで、本命は別にあるのであるが、ソレはまた次回に持ち越そうと思う今日この頃であった。

SUB-BASEMENT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「会社は社員にできあいの自尊心を与えることはできないが、社員が自分で自尊心を高められるような環境、条件を整備することはできる」
By ウィル・シュッツ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*納車から1ヶ月
 正確には4週間だが、そんな細かい事をとやかく言うヤツはモテないぞと警告しておく次第である(笑)1ヶ月と言えば大概のメーカーの新車がソレであるが、慣らし後の無料点検である。そんなワケで、早速地元ポルセンへ訪れたのである:

前回野暮用で訪れた時もやってたが、今回も納車儀式が行われてたのである。ワタクシん時同様、ポルコネ繋いでキーを渡して納車記念の粗品渡してって感じである。聞いた話、来週か再来週にワタクシの後ろに並んでた顧客のGT3が納車されるとの事なので、運が良ければ「992GT3 ( ・∀・)人(・∀・ ) ナカーマ!!」できたかもなのに残念である(笑)

新製品のタイカGTSの展示である。担当さんに聞いたトコ、以前から「タイカンを体感しよう」ってやってただけあって、タイカン売れてるんだそうである。ワタクシもEV欲しいなと思うのであるが、充電問題がある&タイカンはデカ過ぎるので、当面はその予定ナシである。

 まぁ点検って言っても大した事じゃないので、要所要所をサラッと見てお終いって感じの軽作業である。昔の外車やイタフラなら兎も角、ニッポン車ドイツ車で初期不良が出るだなんて滅多に無いので、ソコんトコ心配してない次第である:

ピットの中にあった930のタルガである。ポルシェは今まで発売された全モデルの面倒を見ると公言してるが、担当さん曰く「ウチで面倒見れるのは930ぐらいまで」だそうである。ナローだとか356だとかになると流石に地方ポルセンじゃお手上げで、その場合はポルシェニッポン本社か、場合によっちゃドイツ本社送りになるとの事である。何ちゅーか、ガチクラシックは大変である(^_^;)

*さてはガチだなオメー
 さて整備という事で、ワタクシが楽しみにしてた事が1つあるのである。ソレは「ジャッキアップする」という事である。何せ素人レベルじゃ車体下面がハッキリ見えるほどジャッキアップする事なんて殆ど不可能なので、こういう機会じゃないとジックリ見れないからである:

持ち上げたらこんな感じである。当然と言えば当然だが、床はフルフラットである。国産スポーツで良くある前だけしかないエセフラットではなく、前から後ろまで繋がってるガチフラットである。


前から入れた空気を乱さずに後ろまで繋いでディフューザーで抜くのである。ディフューザーもソレっぽい角度の板と真っすぐにフィン立てたエセディフューザーではなく、ちゃんと方向性とダウンフォース発生場所を考慮して作ったガチディフューザーである。リアウィングと合わせて、コレ等でダウンフォースをガッツリと生み出すのである。


でもって前輪のタイヤハウスもこの様にガチの空力処理が成されていて、タイヤハウスに入ってきた空気をこの様に車体側面に流してるのである。


でもってホイール側に付いてるのはブレーキのクーリングフィンであり、コレでキャリパーを冷やしてるのである。当然、公道でフツーに走る分には何の役にも立たんパーツである。コレはサーキット走行でこそ本領を発揮するモンであり、GT3はサーキット走行の為のグレードだという証左でもあるのである。


何せこんな取説が存在するぐらいだから、ポルシェ側もオーナーがそういう風に使う事を念頭に置いて作ったクルマなのである。だからGT3買ってサーキット行かないってのは、香川県行ってうどん食わないのと同じぐらい罪深いのである(笑)


あとフロントタイヤ前のこのパーツであるが、コレを上下させる事でダウンフォース量を調整できるのである。


フロントとリアが其々4段階に調節できるんで、コレでダウンフォース前後バランスを整えるってワケである。因みにワタクシであるが、その違いを感じられるほどの感覚の鋭さは全く無いと断言できる次第である(笑)

 とまぁ空力だけで「市販車でココまでやるかフツー( ̄Д ̄;)」ってレベルのガチさが分かって頂けたと思うのである。このガチさがあるからこそポルシェは熱烈に支持され、今回何時の間にかシレっと値上げしてたとしてもファンは喜んで買ってしまうのである(笑)さて次はお待ちかねのエンジンである:

ディフューザーを外すと、この様にエンジンが見えてくるのである。エンジンの高さは丁度リアタイヤの高さと同じぐらいで、水平対向エンジンの低重心さが良く分かると思うのである。


ドライサンプなのでオイルパンは無く、この様にスカベンジポンプが複数設置してあるのである。因みにオイル総量は8リッターほどであり、オイルは定番のMobil1であり、粘度は0W-40である。


エキマニやマフラーの構造は非常にシンプルである。あとマフラー前に付いてる装置はバルブコントローラーで、コレで排気音をコントロールするのである。

 とまぁ何ちゅーか、ポルシェは実にオタク泣かせである(笑)クルマ好きであればあるほど、クルマに詳しければ詳しいほど、純正がコレだって事が如何にヤバいかが分かって頂けると思うのである。あとは足回りだけである:


992からダブルウィッシュボーンになって前輪の接地力が格段にアップしたらしいのであるが、まず公道じゃその違いは分からんし、何よりワタクシはストラットの頃の911で攻めた事無いので比較し様が無いのである(^_^;)まぁでもこうやってブログのネタにできるんだから、コレはコレで良いのであろう(笑)


でもって後輪はこんな感じである。後輪に付いてるモンであるが、コレは多分リアアクスルステアの装置であろう。センサーやらデバイスやら、992GT3は兎に角電子制御が多岐に渡ってるのである。リアデフであるが、当然の如く電子制御式である。


でもって足回りの何がヤバいって、純正でもう車高調なのである。ラベル見る限りだとZF製のサスであり、ZF脚のクルマに乗るのはコレが初めてである。


何故車高調になってるかって、ガチでサーキット攻める顧客の為の推奨セッティングがあるからである。純正でこんなモン用意してるトコに、改めてポルシェのガチさヤバさをタイカン以上に実体感するのである(笑)


あとアンチロールバーもこの様に3段階に調整できるのである。まぁワタクシの場合、先ずは完全工場出荷状態で走り込む事から始めていくのがベターであろう。どうせ設定の変化をフル活用できる腕なんてワタクシには無いんだから、余計な事はしないに限るのである(笑)


最後にタイヤであるが、たった2000キロぽっちじゃ減るモンも減らないのである。このタイヤがサーキット走行でどんだけ減るか、交換するコストはどのぐらいになるか、ソレは秋以降に走ってみなきゃ分からんのである。

*続きはサーキットで
 でもって今回は当然の如く何の問題も無かったんで、ディフューザー戻してそのまま終了である。まぁ公道じゃ問題が起ころうはずもないので、気にする事は何も無いのである。問題は今年の秋以降であり、サーキット走行を本格的に始めるようになってからである。タイヤがどんだけ減るのか、ブレーキの消耗や負担は如何ほどなのか、連続周回するにあたって油温や水温は大丈夫なのか、オイル類の劣化や減少はどうなのか、メンテサイクルはどんな感じになるのか等々。コレばっかは誰にも分からん事なので、実際にワタクシ自身で色々試すしかなさそうである。

 でもってコスパまで考えてGT3選んだのかと問われたら、答えは「ノー」である。そんな事は誰にも分からんのもだけど、このクルマが欲しいと心の中で思ったその時には既に判子押してたので、打算もコスパもへったくれも無かったのである(笑)
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まずは納車して、その後の諸々は納車してから考えるのである(笑)安く済むなら安く済むでいいし、高くつくなら安くする為に知恵を捻るだけの話である。この手のクルマって迷ってたら何時の間にか値上がりするし、後ろに並び過ぎて枠が回って来る前に生産終了になっちゃったりもするのである。だからまず行動して、考えるのは後である。結局またGT3ネタを長々とやってしまったが(爆)反省は全くしてない今日この頃であった。

REVIEW YOUR CHOICES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「すでに生きてしまった一つの人生が下書きで、もう一つのほうが清書だったらねぇ。そうすれば我々は、なによりもまず自分自身を繰り返さないように努力するでしょうね」
By アントン・チェーホフ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*シルバーしか勝たん
 ゲンチアンブルーは汚れが目立ち易い。SNSではそう言われていたのであるが、ソコんトコは実際乗ってみないと分からないとワンチャン間違いである事を願ってたのであるが、マジだった事をこの場を借りて報告しておく次第である(笑)そうと知ってれば別の色も検討したのであるが、その事を知ったのはドイツ本社に注文書が届いた後だったのである('A`)ポルシェをオーダーした事の無いロンマニアの皆様に分かり易く言うと:

ポルシェの注文から納車まで:

  1. ポルセンにて「コレ欲しい」って言う
  2. 車種とグレードと仕様を仮決定して、ポルシェニッポンに提出する。この時点で車種とグレードはもう変更できない
  3. ポルシェニッポンがドイツ本社からのニッポン向けの各車種生産枠を割り振るので、ひたすら枠が回ってくる順番を待つ
  4. 生産枠が回ってきたら仕様やオプションを最終決定して、ドイツ本社に仕様書を提出する。ココまで来たらもう後戻りはできない
  5. 生産月に製造が開始され、2週間ほどで完成し、船でニッポンまで運ばれる
  6. ニッポンに到着したら豊橋VW拠点にて最終チェックを受け、ソコから全国のポルセンに運ばれる
  7. 納車(∩´∀`)∩

ワタクシの場合、コレの(3)が半導体不足のせいで、更に(5)がプーチンの大バカ野郎のせいで遅れてしまったのは記憶に新しいトコである(笑)そう、ココの(4)の段階をクリアしたら、もう何一つ変更は出来ないのである。そして上記の「ゲンチアンブルーは汚れが目立つ」を知ったのは(6)の時点だったのである(^_^;)

 因みにSオーナー曰く「ポルシェで攻守最強の色はGTシルバーメタリック」だそうである。ちゅーのも埃や泥の色って基本的に灰色なんで、同じ灰色系のGTシルバーは汚れが目立たないし、更に言えば傷がついても分かり難いんだそうである:
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だからだと思うが、GTシルバーは登場以来、人気カラーとして定着したんだと思うのである。次またポルシェを買うかどうかはまだ分からんが、買うとしたら高確率でGTシルバーメタリックを選ぶつもりである。実はワタクシ、何気にシルバー系の色は選んだ事が無いのである。

*ノーモア焼き直し
 もう何度も言ってる事であるが、国産スポーツカーの黄金時代と呼ばれた80年代~90年代ってのは、今とは全く違う特殊な時代なのである。バブル末期でニッポン社会にカネが溢れていて、社会全体に余裕があったからかケーサツも人々も大らかで多少のヤンチャは見逃してもらえて、ネット無かったから娯楽に乏しくて、国内外にモタスポのスーパースターが多く居たのである。そんな時代だからこそアレだけの種類のスポーツカーが発売されてて、チューニング文化もあんだけ盛り上がったのである。全てはバブルという時代が生み出した一時のボーナスステージだったのである。

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 何だか【最近の若い子の間でスポーツカーが人気】らしいのであるのであり、ワタクシ的には実感がまるで湧かないのがアレであるが(笑)まぁマジだったら嬉しい事である。こうやって次の世代がスポーツカー文化やモタスポ文化を受け継いでくれるにあたって、アラフィフのオッサンであるワタクシから一言アドバイスがあるのである(爆)ソレは「昔の焼き直しじゃダメ」って事である。ワタクシ等あの時代のオッサン共は「楽しかったあの時代がまた キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!」って気持ちが逸るだろうが、肝心の時代背景があの時代とは全く違うからである。

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 もう社会にカネは溢れてないし、社会に余裕が無いからケーサツの目も周囲の目も厳しいし、ネット時代だからクルマ以外の娯楽も豊富にあって、何よりSNS時代になって些細なヤンチャでもすぐに晒される時代である。そんな時代に昔のストリート文化が成り立つ筈が無いし、若い子達もソレやって楽しむ気も無いであろう。あの時代にはあの時代の、今の時代には今の時代のクルマ文化があるってモンであり、ソレを育てるのは今の若い子の役目であり、ワタクシ等オッサンが口出しする事ではないのである。ワタクシ等オッサンはオフ会で昔から乗り続けてる愛車を並べて、メシ屋で昔の思い出話に浸ってればソレで良いのである(笑)

*ノーモア旧車
 まぁソコんトコは若い子が好きにやれば良いと思うのだが、あと一言だけ言わせて貰いたい次第である。ソレは「黄金時代の車種はやめとけ」って事である。マンガやらゲームやらで強い憧れを抱く気持ちは分かるが、残念ながら現実はそう甘くないからである。世界的なネオクラブームで車両価格がアホほど高騰してるのもだけど、もう20年以上前のクルマだから修理やレストアが色々大変で、直したくても部品供給が終了してる事が少なくないから直せない事が少なくなく、何より盗難のリスクが非常に高いのである。イモビライザーがあっても盗まれるんだから、無かったらどうなるかは言うまでもないであろう。

youtu.be
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 やる気があって一生懸命練習するだけじゃプロやきう選手になれないのと同様、憧れだけじゃ昔のクルマは維持できないのである。ワタクシのオススメは前にも書いたと思うが「現行車種の先代モデル」である。ロドスタならNC、スイスポならZC32、86/BRZならZN6/ZC6、フェアレディZならZ34といった感じの、分かり易く言うと「生産終了してから15年以内の車種」である。この辺りなら安く買えるし、程度も良いのが多いし、まだ部品供給は続いてるし、ネオクラじゃないから盗難リスクも低いからである。理想は現実を積み重ねた先にある、その事を若者には知って欲しいと思う今日この頃であった。