アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

SC\SSRS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「より少ないことは、より豊かなことだ。より多いことは、より貧しいことだ」
By ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*繰・フルバケットシートしか勝たん!
 サーキット走行を楽しむにおいて一番大事なのは、最早考えるまでもなく「タイヤ」である。じゃあ「二番目に重要なのは?」と問われたら、ワタクシの答えは「フルバケットシート(以後フルバケ)」である。特にパワーがあるクルマだと減速&加速&旋回の度に身体が前後左右に強烈に投げ出されるため、ホールド性の高いシートにベルトでガッツリ固定しないと操作が安定しない上に、Gに逆らって身体を支えるためにムダに体力を消耗してしまうのである。フルバケはスポーツカーに純正装備orオプションで選べるべきだと思うし、最低でもメーカー系チューナーで買えるようにすべきだと思うのである。

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 こう書くと「社外があるじゃないか」って言われそうだけど、社外って意外とセンターがズレてたりペダル角度が合わなかったりとかがあるし、何より内装デザインとのバランスが崩れちゃうのが問題なのである。でも純正orオプションなら内外装と合うように設計されてるし、車種に最適化されてるからセンターのズレもペダル角度もピッタリ合うし、何より純正品だから品質も高いし保証もされてるのである。ただ国産車の場合はコスト云々があって、ソコから最大公約数の利便性云々があるから、どうしてもその部分は妥協されがちなのである(´・ω・`)

*ブランド力の限界
 ワタクシが知る限りでも、純正でフルバケが採用された国産車なんてNSX-Rぐらいであり、あとは全部セミバケである。セミバケも悪くはないのであるが、やっぱサーキット行くと腰のホールド感に不足を感じてしまうのである。こう書けば「何故ワタクシが【GRスープラ最終限定モデル(以後A90FE)】に惹かれるのか」が分かって頂けると思うのである。そう、フルバケである(笑)


この2枚の写真見た瞬間に「あ、コレはサーキットで走らせたら最高に楽しいヤツだ( ̄▽ ̄)」って直感したのである。ロールバーがあるからソコに肩の2点を掛けて、シートベルトの左右の穴を使えば腰の2点を確保できるし、腰は最悪シートレールを用いればおkである。もう4点固定ハーネスさえ装着すれば、A90FEはそのままサーキット走れるクルマなのである。

 脚はKWだし、マフラーもアクラポビッチだし、もうこの時点でサーキット走らせるにゃ十分なのである。あとRZ34の時に話題にした「素だとブレーキ容量が足らない云々」に関しても、当然と言うか流石トヨタというか、ちゃんと解決されてたのである:

素の374mmでも十分デカいが、A90FEだと395mmまで拡大されてるんだからモアベターである。車重も1528kgだから、コレならばサーキットをガンガン走ってもブレーキは音を上げないだろうと思われるのである。やっぱ元がドイツ車だけあって、ココんトコは実にシッカリしてるのである。

どうやら6MTオンリーらしいが、オートブリッピングが付いてるのなら無問題である。敢えてMTオンリーにしたのは耐久性云々の問題や、コレを欲しがるようなコア客がソレを望んでるからだろうと思うが、9ATオンリーのRZ34NISMOと差別化する狙いもあるんじゃないかと思うのである。

あとワタクシが個人的に気に入ってるのが、このスワンネック型のリアウィングである。こういうのは「市販車だと実際に効果あるのか」ではなく「メーカーはちゃんと現在の空力理論を理解し取り込んでます」というアピールでもあるのである。そう、スワンネックは理屈じゃないのである(笑)

 ただ「グローバルで300台」って事もあり、購入は非常に困難だと言わざるを得ないのである(-_-;)多分ニッポン向けの割り当ては15~20台ぐらいであり、ソコにソレを遥かに上回る購入希望者が殺到するだろうから、恐らく並んでもムリであろう( ̄~ ̄)多分このレア度だとプレミア価値が大幅に付いて中古市場には殆ど出てこないor出てきてもクソ高いだろう事は容易に予想できるのである:
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よーするにA90FEって、ポルシェで言うトコのGT3やGT4に該当する存在なのである。本来ならばカタログモデル化するべきだと思うのであるが、ソレが出来なかったのがGRスープラの限界であり、同時にトヨタ(及びGRブランド)の限界だと思うのである。

*ノーモア台数限定
 そう、何故A90FEがカタログモデルじゃなかったかって、答えは「カタログ化したら売れないから」である。BMW云々工場云々は今は置いといて(笑)このクルマが注目して欲しがられるのは「最終モデル&台数限定→プレミア化する」からであり、カタログモデルにして1000栄一で売っても「トヨタ車に1000栄一はねぇ~(´ヘ`;)」「ならケイマン買うわ( ´∀`)」ってなってしまうのである。要するにスバルのSシリーズと一緒である。国産スポーツカーは出来は素晴らしいのであるが、ブランド化するのがヘタ過ぎるのである。

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 やっぱ何ちゅーか、バブル時代が良くも悪くも国産スポーツカーをガラパゴス化してしまったのである。若者がカネ持ってて、開発費が高くても薄利多売で元が取れる。そんな時代背景のお陰で「国産スポーツカーは安く高性能でなければいけない」「高級感漂うスポーツカーなんて国産車じゃない」ってイメージが強く根付いてしまって、本来の姿である「スポーツカーは余裕のある富裕層か、熱狂的なマニアが買うモン」って認識からかけ離れてしまったのである。国産メーカーがすべき事は「如何に本来の姿に戻るか」だと思う今日この頃であった。

THE EPISODES

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「弦が弓に対する関係こそ、女の男に対する関係だ。女は男を引き曲げるが、男に従う。女は男を惹き寄せるが、男に従いていく」
By ヘンリー・ワズワース・ ロングフェロー

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*位置よりも高さ
 86/BRZを開発した元トヨタの多田哲哉氏曰く【大事なのは重量配分じゃなく重心高】との事であるが、ワタクシもコレには賛成である。ちゅーのもNDとGT3乗って「重心が低い事が如何に重要か」ってのを思い知ったからである。重心が低いと何が良いって、答えは「加速&減速&旋回時に重心位置があまり動かない→急激な挙動の変化が起こり難くなり、起こっても制御し易くなる」である。そうすれば運転する方も怖がらずに踏み込めるようになり、踏み込めるようになれば結果として運転は楽しくなるのである。そう、運転の楽しさって「アクセルを存分に踏めるか」に尽きるのである。

 前後重量配分云々ってのは、タイヤ幅やタイヤ径で意外と何とかなるのである。重心位置さえ何となく分かれば、あとは位置に合わせた乗り方をすれば、ソレで殆ど問題無いのである。問題は上記記事にもあるように「ドライバーが御しやすい仕様になっているかどうか」であり、その事を検証する為に・・・


こうしてFSWにGT3を持ち込んで検証しちゃった次第である(笑)今年は昨年以上にクソ暑かったんでシーズン入りが随分と遅れてしまったが、漸くこうして24年~25年のサーキット走行のシーズンが開幕したのである。流石に3年目なので、もうそろそろ911(及びRR)に慣れてかなきゃってのが今シーズンの取り組みである。

*体調管理にはご用心
 ただまぁ、当日は散々だったのである。渋滞を見越して早めに家を発ったにも関わらずソレ以上の渋滞が起こってしまい、結果2本走る筈の1本目に間に合わなかったりしたのである(´・ω・`)やろうと思えば「NS4枠を使って2本走る」っていう”裏技”も使えなくはないが、流石に911(特にGT3)乗っててソレやったら最高にダサいのでパスである(笑)後はまぁ走る数日前からずっと忙しくて睡眠不足気味で、体調も芳しくなかったのである:
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トラックアプリは何故か落ちるは、カメラ位置が悪くてスマホがジャマだは、天気が良いせいか当日は走行台数が多いは、何だか踏んだり蹴ったりなのである(;´Д`)でもって強烈なGが掛かる度にワタクシの三半規管がガンガン揺れて、ただでさえ気分悪かったのが更に気分悪くなるのである(笑)まぁ今回は半年ぶりのシーズン開けなんで、ソコんトコ運が悪かったとして割り切るっきゃないのである(-_-;)

 ただ3年目とあってこのクルマの事も色々分かってきて、オフシーズンの間も色々研究してたので、改めて「やっぱこのクルマはΣ(゚Д゚)スゲェ!!」って事が分かったのである。上記にある「ドライバーが御しやすい仕様になっているかどうか」に関して言えば、このGT3はワタクシが今まで乗ってきたどのクルマよりも断トツで優れてるのである。フルブレーキ後のブレーキコントロールがドチャクソやり易くて、超低重心の水平対向エンジンも合わさって挙動も殆ど乱れないので、クルマに慣れて「何処まで踏んでいけるか」が身体で理解できさえすれば自由自在に操れるのである:
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R35も優れてた事は間違いないが、ソレでもやっぱ300kg軽い事や、重心高が更に低い事もあって、コーナリングでの楽しさや扱い易さはGT3の方が上だと断言できるのである。R35もフルモデルチェンジを何回か行えば更に熟成させられたと思うだけに、ソコが非常に残念である(´・ω・`)

 ただ直線加速が速いだけのクルマなら、ソレこそ中国のEVメーカーにだって作れるのである。でもコーナーを高い速度で安定してコントローラブルに抜けられるクルマを作れるトコは稀有な存在であり、そしてポルシェは正にその稀有な存在なのである。コレを味わっちゃったら、そりゃ992後期GT3は「乗り継ぐ」以外の選択肢は存在しないのである:


折角の走行券クーポンであるが、1枚しか使わずに終わってしまったのである。因みにスケジュール上の都合で、コレが今年最後のFSW走行になってしまうのである(´・ω・`)あと聞いた話、やっぱFSWの走行枠って昔と比べ減ってるのである。ただでさえ減ってるのに、貸し切りがあるとそっち優先で走行枠が無くなる事が時々あるのである。何故か知らんが、プー助とキンペーに対する憎しみが更に湧いてきたのである(笑)


ぶっちゃけ胃の調子もイマイチなのであるが、でも「体調が悪い時こそガッツリ食うべし」が我がジャスティスなので、ソコは致し方が無いのである(笑)実際栄養や水分を摂っておかないと代謝が落ちて治るモンも治り難くなるんで、栄養はシッカリ摂って損は無いのである。

*シーズン開幕
 まぁソレでも収穫はデカかったので、今回はロクに走れなかったとしても良しとする次第である。今年は1月に行った時も3月に行った時も共に寒過ぎたりウェットだったりでロクに走れなかったのであるが、でも状況が悪いからこそ「このクルマの挙動が如何に安定しているか」と「このクルマの電制が如何にお利口か」の2点が理屈ではなく経験で理解できたので、ソレはソレで良かったと思うのである。実体験を以って「ココまでなら安全」ってのが分かってしまえば、あとは遠慮無く踏んでいけるのである。恐怖ってのは経験した後よりも、経験する前の方が不安も重なってデカいのである。

 いずれにせよ来年には今回のリベンジを果たす為にまた行く事になるので、その時が楽しみである。半年後には車検だけど、何ちゅーか納車直後の時よりも更にこのクルマが好きになってるのである。昔は雑誌やメディアで皆が口を揃えて「GT3ガー」って言ってる事が不思議で仕方なかったのであるが、今となってはワタクシも「GT3ガー」って言わざるを得ないのである(笑)無論もてぎもまた行く事になると思うんで、NDも含め今シーズンも存分に楽しめそうである(^-^)今シーズンは今のNDで最後のシーズンかも知れないんで、そういう意味でも色々と楽しみな今日この頃であった。.

PLEAD THE FIFTH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「危険を冒さない人は、何も行わず、何も得ず、無に等しい。苦しみや悲しみを避けることはできても、彼は学ぶことも、感じることも、変化することも、成長することも、生きることも、そして愛することもできない」
By レオ・ブスカーリア

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*無慈悲の中のフェアネス
 発表されてから随分経ったと思うのであるが、未だ【佐々木朗希が賛否両論してる】のである( ̄~ ̄)ワタクシの見解は以前から「25歳まで居て欲しいなら最初から契約書にそう書かないのが悪い」であり、ソコんトコは変わらん次第である。ぶっちゃけこの手の議論って感情論vs感情論になって絶対にまとまらないんで、もう契約や法律で無慈悲に決めるしかないのである。もしワタクシが絶対的な権力を持つNPBコミッショナーだったら、ドラフトからこうする次第である:

  • ドラフトは1~6番目の指名の順番をセパBクラス球団のクジ引きで順番を決めて、7番目以降は通常のウェーバー
  • ドラフトから入団した選手は最低6年NPB球団に在籍する事を義務付ける、ポスティングは6年目オフから
  • 国内FA、海外FA共に7年に短縮、その代わり自動FA

ドラフトを1位から完全ウェーバーにしなかったのは、MLBでもあった事であるが、超目玉ドラフト候補が現れたらソイツ目的でわざとボロ負けするチームが出てくるからである。あと海外FAを7年に短縮したのは、メジャー志向のドラフト候補がポスティング認めない球団に指名された時の救済案としてである。

 よーするに何故ドラフト云々が揉めるかって「今のクジ引きシステムだと、あの手この手で選手側が間接的にドラフトに介入できちゃうから」である。遠回しで希望球団を告げて遠回しに忖度を要求して、忖度しなかったトコに指名されて面倒臭い事になる。その「ドラフト1位あるある」も、上記方法を用いれば解決できちゃうのである:
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江川の時代は兎も角、今は「夢は巨人の4番orエースです」なんて言ったら「夢はもっと大きく持たなきゃダメだよ(^Д^)」って言われる時代である(笑)もう「巨人・大鵬・卵焼き」は3つともオワコンなんだから。12球団がビシッとまとまって行動しなきゃダメなのである。

*電費半減を楽しむ
 そう、NPBの何が一番ダメって、後にも先にも「12球団でまとまれない」に尽きるのである。昔からの柵をずっと引きずり続けてて、時代遅れだと分かってても何も変えられなくて、ひたすら現状維持に苦心するって感じである。MLBが30球団ビシッと足並み揃えてて、絶えず進化を続けてるのと比べちゃうと、もう何だかなぁって感じなのである(~_~;)とまぁ、やきうの話をすると場が一気にオッサン臭くなるんで、この話はもうココまでである(笑)

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今回はロドスタ特集だけど、NDを9年間乗って、色々チューンして学んだ事は「サーキット走行が念頭にあるのならソレ向けのグレード買うのが一番」って事である。サーキット走行向けに素だと弱い各所が強化されてるだけでなく、足回り含めトータルバランスが優れてるからである。余程の上級者ならば弄った方が速くなるが、そうでないならスポーツ走行向けグレードのノーマルの方が速いし楽なのである。

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「初めてのクルマがEVで、その勢いでEV信者になった」ってヤツは、テメェで運転して実体感してるだけまだ理解できるのである。が、巷では「クルマどころか免許すら持ってないのにEV信者」って理解不可能なヤツが存在すると聞いたのである(;´Д`)まぁ察するに「EVが好き」なのではなく「未だにICEに拘る国産メーカーが嫌い」なのであろう。古人曰く「何が嫌いかじゃなく何が好きかでテメェを語れ」との事であるが(笑)ワタクシも同感である。

*スポーツグレード一択
 そう、NDだけでなくRZ34もR35も、果ては911やケイマンもそうであるが、サーキット走行が念頭にあるのならばスポーツグレードを選ぶのが一番確実なのである。ソレがMY08からMY14NISMOに乗り換えた時と、素NDを買った時に得られた最大の教訓なのである。例えばNDだとカタログスペック的には素もNR-Aも全く同じだが、カタログに書いてない部分が全然違うのである。純正足のセッティングとか、ブレーキ径の大きさとか、デフケースの容量だとか、そういうサーキット走行に関わる部分が全然違ってて、しかも何気にソコが重要ポイントだったりするのである。

 ンで、ソレを素で社外パーツを用いて再現しようとすると、思った以上にカネと手間が掛かるのである。カネと手間が掛かるだけならまだしも、バランスやセッティングを決めるのがコレまた面倒臭いのである( ̄ヘ ̄;)余程の上級者なら兎も角、そうでないならセッティング沼にハマってくだけなのである。だからNDの次は、間違いなくスポーツグレードを選ぶことであろう:
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恐らく東京オートサロン辺りに発表されるんじゃないかと思うけど、コレがコンセプトのまま出たらマジで最高だとしか言い様が無いのである+(0゚・∀・)+MTかATかは全然決めてないが、オートブリッピング機能があるならMT、ATに新機構があるならATって感じである。まぁソレをワクワクしながら待つのも楽しみ方の一つなんで、果報は寝て待とうと思う今日この頃であった。

OUR LONG ROAD HOME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「お金で多くのものの皮を買うことはできるが、実を買うことはできない」
By ヘンリック・イプセン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*The適材適所
 まぁ何となく分かっていたけど、RZ34って基本的に街乗り~ワインディングを楽しむ為のクルマであり、購入するオーナーの99%もその為に買っているのであろう。各種オプションも基本的にその為に設定されているのであって、スポーツ走行向けのオプションは実に少ないのである:


例えばこの初代Zを彷彿とさせるカスタマイズドエディションがソレである。雰囲気アイテムに96栄一とは結構なお値段であるが、頼む人が居ると考えられてるからこその設定&お値段なのであろう。


あとはセキュリティードラレコがオプションとはいえ良いヤツを選べるようになってるのは、何ちゅーか現代のクルマ事情を感じさせられるのである(^_^;)実際昔と比べると絶対的な数は減ったとはいえ、相対的に見れば変なヤツは寧ろ増えてるので、備えあればナントカである。

 あと今回の注文の何がアレって「新色はワンガンブルーのみで、ミッドナイトパープルと432オレンジは次のロットから」ってトコがである( ̄~ ̄)ぶっちゃけワタクシが一番欲しいと思う色は、後にも先にもそのミッドナイトパープルだからである:


元担当曰く「並び具合を考えると今回は厳しいけど、次回は割り当て内に入る可能性が高くなるから、注文した方が良いですよ」と言われたのだが、謹んでお断りした次第である(笑)ちゅーのも、やっぱ考えれば考えるほどRZ34はワタクシの使用用途には向かないからである。

*やっぱNISMOがナンバーワン
 素RZ34の何が問題って「フルノーマルじゃサーキット走行が色々厳しい」って事がである。シートが適してないのは言うまでもないが、一番の問題はブレーキである。車重が1.6tもあるのに対し、ローター径はたったの355mmしかないのである。ワインディングなら何とかなるかもであるが、サーキットだと明らかに容量不足だからである。1.6tだったらローター径は380mmは欲しいトコである。特にRZ34は通常のFRだからブレーキング時に前輪に負荷が集中するので、ローター径はデカいに越した事は無いのである。シートや車高調はブレーキに比べれば全然些細である。

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 ソコんトコRZ34NISMOは実に良く考えられてて、キャリパーが大型化&ローター径も380mmになっていて、ブレーキの不満が解消されてるのである。しかも最初からサーキットにも対応できるセミバケシートも純正装備されていて、足回りも素RZ34よりも固めてあるのである。あとNISMOの何が良いって「純正だから徹底的にテストされた上でバランスや品質が保証されてる」のもであるが「内外装ともマッチするようになってる」のもデカいのである。チューニングカーあるあるの「パーツを取って付けた感」がなく、ワタクシのようなオッサンにも全然合うのである(笑)

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 RZ34やR35に限らず日産車全般に言える事であるが、少しでもサーキット走行を念頭に置いてるならば、選ぶべきグレードはNISMO一択なのである。素よりもパワーがあるのは勿論の事、各種装備がサーキット走行向けに仕立て上げられてるからである。ガチ勢が競技やタイムアタック目的にカリカリに弄るの前提なら兎も角、エンジョイ勢ならば必要十分な装備が一通り揃ったNISMOのがコスパ的にもタイパ的にも優れてるのである。確かに値段は高いかもだけど、その代わり素よりもリセールが良いんで、初期装備云々もあって十分にペイするのである。

*プアマンズGT4?
 そう考えると、RZ34NISMOって凄いお買い得なのである。単純なカタログスペック比較でもケイマンGT4とほぼ同等なのにも関わらず、値段はケイマンGT4の2/3なのである。こう言うと「じゃあお前、RZ34NISMOとケイマンGT4、どっち選ぶ?」と問われるだろうが、ワタクシはソレに対し「断然後者です」と一切の躊躇いも無く答える次第である(笑)確かにエンジンスペックではRZ34の方が上かもであるが、車体重量の差、FRとMRの違い、リセールの差、あとクルマとしての完成度の違いを考えれば、前者を選ぶ理由が残念ながら見当たらんのである( ̄▽ ̄;)

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 昔グランツーリスモ山内一典氏が「Zを911みたいにしたくてカリカリに弄ったけどダメだった」って言ってたように、残念ながら基礎のレベルからしてRZ34じゃケイマンGT4には敵わんのである。コレはまぁサーキットやPEC東京等で極限状態での挙動を実際に味わったことがないと分からんと思うが、あのレベルでも一貫して挙動が安定してて運転し易いクルマはポルシェ以外には殆ど無いのである。車両価格が高くなれば高くなるほどポルシェと比較されるようになり、比較される毎に「やっぱポルシェが(・∀・)イイ!!」ってなる。だからセカンドカーはポルシェと被らないように安いのを選ぶに限る今日この頃であった。

BLUE-SKY RESEARCH

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「自分を実際以上に考えることと、真価以下に見積もることとは、共に大きな誤りである」
By ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ガラスのトランスミッション
 あの後NDのトランスミッションについて色々調べたのであるが、やっぱ初期型のは元々壊れ易かったようなのである( ̄▽ ̄;)サーキットガチ勢の人だとか、パーティーレース出てる人だとか、そういう人達は結構な頻度でミッションを壊していて、ワタクシと同じように3速or4速ギアが主に壊れてるのである。まぁ元々が軽量化の為に各種部品の厚さをを可能な限り削っていて、小型化の為にミッションオイル量がたったの2Lしかなかったんで、そりゃ熱にも弱いし負荷にも弱いのである:
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ワタクシの場合もこんな感じに、3速入れたらスゲェ音と振動がして、慌ててギアを抜いたのである(~_~;)まぁ幸運だったのは、サーキットじゃなく街乗りしてる時に起こったという事である。コレがサーキットだったら、最悪の場合追突されてた可能性があるからである。

 とあるロンマニアの方曰く「今のNDのミッションはソコんトコ踏まえて2回ほど対策改良されてる」との事なので、ソコんトコ期待である。でもまぁ何だかんだそんな脆い初期型ミッションを9年8万キロ持たせる事には成功したので、某マラソン選手ではないがワタクシでワタクシを褒めたい気分である(笑)因みにどうやったかというと:

  • オイルはサーキット走行向けの高くて良いヤツ(オメガ690など)を年1回のサイクルで交換する
  • 出力アップに繋がってるチューニングはROM書き換えのみで、アップと言っても雀の涙ほどしかない
  • クラッチフライホイールもノーマル

といった感じである。恐らくマージンが少ないから駆動系やエンジンを弄ると耐えられなくて壊れるのであり、あと容量が足りなくて純正オイルだとすぐ熱でダメになると思われるのである。NDが直って戻ってきたら、先ずはミッションオイル交換からである。

*タイムリミットは明日
 さて前回も述べたように、早速RZ34の商談に行ってきたのである。R35時代の元担当と久しぶりに会って話をしたかったのもだけど、やっぱこういう多額のカネが絡む話は直接出向いてリアルで顔合わせて話をするのがワタクシのジャスティスだからである。手練れの詐欺師でもない限り、人間面と向かって話されると中々ウソは付けないからである。で、話の内容をまとめるとこんな感じである:

  • 素RZ34は今回ニッポン全国で3100台生産、茨城県への割り当ては42台
  • 基本的に先着順でデリバリーされ、現在予約が殺到中
  • 今回割り当てられなかった人は次回の分に優先的に割り当てられる
  • ミッドナイトパープルや432オレンジとかのスペシャルカラーは次回から
  • 次回は何時になるか、何台生産されるかは (´ー`)シラネ
  • NISMOは内500台生産され、ニッポン全国で抽選される
  • 11/24で今回分の申し込みは打ち切り、つまりタイムリミットは明日

というワケで、マジのガチでRZ34を購入したいロンマニアの方は、明日になったら速攻で最寄りの日産ディーラー行ってハンコ捺すべきである。でもって何故今回受注を再開したのか聞いたのであるが、答えは「最初の頃の納車遅れが一段落着いたから」だそうである。

 以前その手の話に詳しいロンマニアの方が「RZ34の納車遅れはもう間もなく解決する」と言ってたのであるが、マジでその通りになったのである。あとは「次の受注再開は来年2月ぐらいからで、ソレ以降は従来通りフツーに注文できるようになる」という怪情報も入ってきてるので、ソコも嫌いである。さて、気になるお値段であるが:


素のバージョンSTがこんな感じである。欲しいオプションを一通り入れて、そうすると何と800栄一オーバーなのである(^_^;)フェアレディZがこんな値段するだなんて昔じゃ考えられなかったのであるが、ソレでも注文が殺到してるってことは、やっぱ値付けは適切だったという事であろう。ただ問題は「NDの後釜としては高過ぎる」って事である。

 NDの後釜として高いのもだけど、もう一つの問題は「サーキット出るまでに色々手を加えなきゃならない」って事である。シートをフルバケにするのもだけど、ブレーキ容量が足りてるようには見えないからである。そう、サーキット走行が視野に入ってくると、その辺諸々を考えたらNISMO選ぶのが確実なのである。というワケでNISMOも見積もりしてもらったのであるが:


何と1000栄一をオーバーしてしまうのである。ワタクシが買った最初のR35(MY08プレミアムエディション)が乗り出し936諭吉(当時)だったから、ソレよりも更に高いのである( ̄▽ ̄;)ただソレでもスゲェ確率で抽選になるんだから、やっぱ適切価格だとしか言い様が無いのである。この値段でケイマンGTSに匹敵するスポーツクーペを買えると考えると安いかもであるが、ただやっぱセカンドカーとしては高いのである。

*さようならミニサーキット?
 とまぁ分かっちゃいたけど、やっぱセカンドカーとして選ぶにはRZ34は色々とオーバースペックだったみたいである(^_^;)ただまぁ元担当と久しぶりに会えたんで、ソレだけでも良かったと思うのである。あとはMSRロドスタと後期型GRヤリス(及びGRカローラ)がどうなるか次第であるが、ソレばっかは年明けて冬が終わってみないと何とも言えんのである:
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GRガレージの中の人も「恐らくGRヤリスが地球最後のコンパクトホットハッチになる」と言ってたが、ワタクシもそう思うのである。スイスポも生産終了するらしいので、冗談抜きで今後国産のライトウェイトスポーツカーはNDだけになるかも知らんし、そのNDも次があるかどうか正直分からんのである。

 だからワタクシは思ったのである。NDでのホームコースだった筑波1000筑波2000だけど、1000の方はもう諦めるしかない、と。もう300馬力オーバー&1.4tとかでも許容して、ホームコースは筑波2000FSWともてぎロードコースにしちゃうのである。そうすれば選択肢は広がるし、何ならRZ34だけでなくFL5も選択肢に加えれるので、可能性は結構広がるのである:
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ただソレやると選択肢が増えると同時に、セカンドカーの維持費が大幅に増えるという問題を新たに抱えてしまうのである( ̄~ ̄)NDの何が良かったって「とにかく維持費が安い」なのである。タイヤもブレーキも安く済むし、今回の様にミッションを壊しても然程大きな出費にならないし、燃費だって良い。悩ましい日々は終わりそうにない今日この頃であった。

WELCOME

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「保険は人が死なないうちに、事故が起こらないうちに掛けるものだ。保険には掛け捨てというものもある。日本人も生き延びるために保険の掛け捨てを考えなくちゃいけない。本当だよ」
By 田中角栄

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

トランスミッションご臨終
 同じクルマを長年乗ってサーキット遊びする事の不安要素の一つは「何時何が壊れるか分からない」という事に尽きるのである(~_~;)何せメーカー保証、特に国産車のソレなんてのは「街乗りしかしてない」が前提なんで、サーキットでの高負荷なんて基本考慮されてないのである。そんな中で9年と8万キロ、ずっとトラブル皆無だった我がNDであるが、この度サブタイ通りご臨終されたのである:

仕事で埼玉までNDで向かう

道中、ミッションから異音が発生する

ギアを3速に入れ難くなり、入れたら入れたで異音と振動がより激しくなる

仕事後、3速を使わないようにしてディーラーへ直行

ディーラーの中の人に「ミッションご臨終です」と死亡通告を出される

/(^o^)\ナンテコッタイ

という事である(´・ω・`)NDのミッションは弱い事で有名で、ミッションブロー例は度々聞いていて、故にワタクシも「ミッションオイルはスポーツ走行向けの高くて良いヤツ(オメガなど)を年1回交換する」って処置を施してミッションの保護に努めたのであるが、流石に経年劣化も加わると持たなかった模様である(~_~;)

 まぁコレはサーキット走行をする上である意味仕方のない事なので、精神的なダメージは然程無かったのである。でもってミッションであるが「オーバーホールはやってないんで載せ替えしかない」と言われてしまった&幸いにも広島の方にミッションの在庫があったので、来月半ばまでには復活できる→走行会シーズンは何とかなりそうである。ンで、費用であるが:


GT3のタイヤ交換の半額、ブレーキパッド交換よりも安いと考えれば、少しは心が安らぐってモンである(笑)ただ他車乗りのロンマニアの方々曰く「俺のクルマよりも全然安い」との事なので、まぁ怪我の功名ってヤツであろう。コレがGT3だったらミッション本体をドイツから取り寄せ&値段に0がもう一つ付くだろうから、大損こいた上にシーズンもパァである。何ちゅーか、やっぱ国産車だとこういう時に大助かりなのである。

*保険の商談
 話は変わって、この間R35時代の、今は栄転して別のDに居る日産の元担当から電話が掛かってきたのである。内容はズバリ「RZ34の受注再開したから買わないか?」って事である。色々考えた末、ワタクシはDに出向いてRZ34の話をしに行く事にしたのである。別にRZ34が欲しくなったとかそういう事ではなく「次期セカンドカー候補の保険としてRZ34を考えたから」である。来年春には新色で2026年モデルの受注が開始されるとの事だから、万が一の事も考えて色々話を聞いて、この手のコネを作っておいても損は無いと思ったのである。

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 無論、第一候補としてのMSRロドスタ、第二候補としての後期型GRヤリスの立場には変わりがないが、問題は「もし双方とも購入できなかった場合は」なのである。MSRロドスタは未だ公式アナウンスが無いし、後期型GRヤリスは前回も話したように入手は困難である。じゃあ両方ダメだった場合はどうするのかって事を考えると「最悪の場合、RZ34も選択肢に加わる」が答えになるのである。引き続きNDで粘るって選択肢もあるのであるが、今回ミッションがご臨終したように、また別のトコがご臨終になってもおかしくない状況とも言えるからである。

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 そういう意味では、今まで散々扱き下ろしてきたFL5も選択肢に加わるのである(笑)何せ無いモン強請りしても出てくる事は無く、今回の事もあってNDは今後も不安要素を抱え続ける事になるんで、なら少しぐらい妥協しても存在するモンから選ぶっきゃないのである。ただ残念な事にワタクシにゃホンダ関係のツテは無い&ホンダ車を買った事も無い&FL5の受注やデリバリーが改善したという話は聞かないので、その可能性は非常に低いと言わざるを得ないのである。あとは個人的な事情であるが、ワタクシのFFアレルギーがまだ治ってないってのもあるのである(爆)

*やっぱ国産がナンバーワン
 まぁセカンドカーが必ず国産じゃなきゃいけないワケではないが、でもやっぱ利便性や万が一の事を考えると、国産であるメリットはデカいのである。今回みたいに万が一の時にすぐ修理できるし、修理費用も安く済むからである。確かに昔と比べれば外車は相当マシになったが、ソレでもこういう事が起こってしまう可能性はあるからである:


何とナビの地図データが突然消えてしまったのである( ̄▽ ̄;)ポルセンの中の人曰く「992に時々起こるバグの一つ」「何度かアプデしてるんだけど中々直らない」んだそうである( ̄~ ̄)992はエンジンやミッションや足回りといった肝心要な部分はドイツ製だけあって頑丈で信頼できるのであるが、肝心要じゃないトコはチェコ製だったりハンガリー製だったりウクライナ製だったりするので、結構細かいトコでしょーもない不具合が起こるのである(^_^;)

 でもって当然だけど、ワタクシが今まで乗ってきた国産車ってのは、そういうのは殆ど無かったのである。上記にあるようにセカンドカーは普段の足や仕事にも使うので、ハデな外車で行くと何ちゅーか色々アレだったりするのである(^_^;)因みに上記のナビであるが:


アプデして全リセットかました後、診断機かけて調整したら元に戻ったのである。外車の中では最も信頼性が高いとされるドイツ車の、そのドイツ車の中でもトップクラスの信頼性を誇るポルシェでコレなんだから、他国は推して知るべしである。クルマに限った話じゃなく、仕事に使う道具において最も重要なのが信頼性。今回改めて強く実感させられた今日この頃であった。.

GIFT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「女は自分を笑わせた男しか思い出さず、男は自分を泣かせた女しか思い出さない」
By アンリ・ド・レニエ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*議会制民主主義とは
 たとえどんな結果になったとしても、その結果が気に食わなかったとしても、ルールに則って真っ当な方法で実施された選挙の結果は尊重しなくてはいけない。コレが議会制民主主義の鉄則であり、ワタクシの【兵庫県知事選挙の過程や結果云々】に対する見解である。新県知事の疑惑云々はワタクシの知るトコではないが、ソレでも兵庫県民の多くが「この人こそが県知事に相応しい」って票を投じたんだから、ソレが全てである:
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この結果が気に入らないんだったら、次の選挙で落とせばいいのである。ソレが議会制民主主義のルールであり、ニッポンは議会制民主主義の国であり、決して民主集中制の国ではないのである。ぶっちゃけ「結果が正しいか否か?」と問われたら「次の選挙まではソレが正しいとされる」が答えである。

 こういう事書くと「ヒトラーは選挙で選ばれた云々」って答えが返ってくるだろうけど、ワタクシはソレに対し「ヒトラーが選ばれても次の選挙で落とせればおk」と答える次第である。ヒトラーの何がダメだったかって「憲法を停止して真っ当な選挙できなくしてしまった」であり、真っ当に議会が運営されてればヒトラーが選ばれる事自体は問題無いのである:
youtu.be
ぶっちゃけコレは議会制民主主義のデメリットの一つであり、ある意味しゃーないとも言えるのである。でも上記にあるように次の選挙が真っ当に実施されてれば、その時に落とせば良いのである。ンで「じゃあもしまたヒトラーが選ばれたら?」と問われたら、答えは「ソレが国民の意志だからしゃーない」である。民主主義は正義でも何でもなく、あくまで「取り敢えず他よっかはマシな政治システム」でしかなく、ソコでの民意が気に入らないなら他所へ行くっきゃないのである。

*PEC東京の思ひ出
 さて政治ネタはウケが悪い上に変なのが絡んでくる可能性が高いので、この話題はコレでお終いである(笑)話は変わって、ワタクシは今まで2回ほどポルシェエクスペリエンスセンター東京(以後PEC)行ったのである。1回目は新車購入のオマケとして、2回目は先輩に誘われてである。こう書くとロンマニアの皆様からは「3回目行きたい?」と問われるだろうが、ワタクシの答えは「やっぱまた行きたい」である。PECの何が良いって、足を踏み入れた途端にポルシェの世界観が展開されるトコがである:


こんな風に玄関~1階だけで「ポルシェの世界観」が広く展開されてて、クルマ好きならこの時点で見るモンが多くてワクワクしてしまうのである。


こういう些細なトコにすら、世界観を崩さないように配慮されているのである。こんなセンスの良い空間に「阪神、元気一負」とかいう見出しのスポーツ新聞があったり、コーラとかいうデブ製造液の自販機があったら萎える事であろう(笑)


勿論コースも抜かりなく美しく、そんな美しいコースの中でポルシェのクルマを存分に走らせるんだから、楽しくない筈が無いのである。


しかもメシまで美味いんだから、もうこんなんチート以外の何でもないのである(笑)施設にワクワクさせられて、自然は豊かで、ポルシェは楽しくて、メシは美味い。3度目を体験しない理由が見当たらんのである。もしポルシェに興味のあるロンマニアの方がいらっしゃったら、ワタクシは「少しばかり高いけどPEC行け」と強く勧める次第である。体験する車種は何でもいいし、何なら体験せずに施設をブラブラするだけでも良いのである。そうすれば貴方も即座にポルシェ中毒に陥るからである(爆)

*価格vs価値
 でも少なからぬロンマニアの方は「興味湧いたからPECの公式HP見たけど、その車種も高けーじゃん(´Д`)」とか「GT3RSで40栄一とかマジ('A`)」って思うだろうけど、ソレに対しワタクシは「素車種なら兎も角、役物車種は試乗できないよ」と答える次第である:


ワタクシがPECで乗ってきた2車種ってのは共に役物と呼ばれる車種であり、一般車種とは違い選ばれたガチ客しか購入を許されない車種なのである。ポルセンで試乗なんて確実に不可能だし、一見さんは購入できないし、中古は新車よりも高い。百歩譲って試乗できたとしても、ポルセン周りの一般道を制限速度内で走ったトコで、役物の真の魅力なんてまず分からないのである。

 ソレを”たったの”10栄一で90分も乗れて、役物でも性能を十分に引き出せるコースで走らせられて、しかもタイヤやガソリンの心配を一切しなくていいのである。ワタクシに言わせりゃ、この体験にこの価格は十分過ぎるほどの価値があるのである。そう、重要なのは「値段がいくらか」ではなく「価値がどのぐらいか」であり、ポルシェに限らずその手のクルマはソコで推し量って乗るモンなのである:
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こういう極限状態でも挙動が安定してて、全開で飛ばしても安心して乗ってられるクルマ、正直ポルシェ以外で見つけるのは至難の業なのである。だからこそワタクシ含めクソ高くても何年でも待つし、タイカンやクロノグラフを抱き合わせられても欲しくなるのである。コスパやタイパばかり見ていたら、モノホンは決して見つけられない。高くてもいいからモノホンを追い求めるべきだと思う今日この頃であった。