アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AEALO

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「ブランドというのは結果である。そこを勘違いしてはならない」
By 田坂広志

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*ではまた来年?
 ワタクシと同じようにGRヤリスを検討してた千葉在住のロンマニアの方曰く「買えるのは来年以降になりそう」だそうである('A`)やっぱワタクシ同様、申し込んだ時にはディーラーは既にバックオーダーを大量に抱えていて、その人等の分で枠が埋まってしまったんだそうである。要約すると:

  • 抑々GRヤリスの生産台数が少ない
  • その方のディーラーには僅か11台しか割り当てられてない
  • その11台で今年分の枠は終了
  • 次の予約受付は来年春になりそう

との事である('A`)一瞬「GRヤリスの話したいのに、なぜフェラーリランボルギーニの話してるのこの人( ̄▽ ̄;)」って思ったが、紛れもなくGRヤリスの話なのである(笑)一応最悪の状況はシミュレートしておいたつもりだったのであるが、ソレの遥か斜め上を行かれてしまったのである(´ヘ`;)

 何がアレって「そうやって激しく長い枠取り合戦の末に得られるのが1.6リッター3気筒の大衆車」だという事がである('A`)コレがフェラーリランボルギーニのV12だったら、ソレでも別に構わんのである。何故ならソレ等は一級品のスーパーカーで、持ってるだけで価値があるし、時が経てば経つ程に価値が上がっていくからである。でもGRヤリスはそうじゃないからである:
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GRヤリスは何処まで行っても大衆車だし、工芸品としての価値も無ければ、時と共に価値が上がってく要素も無いのである。そんなモンを来年の注文再開まで首を長くして待って、抽選に当たる事を祈って、当たってから納車までをヤキモキしてられるだろうかって話である。ワタクシだったら、少しぐらい値が張っても別のクルマを探す次第である。

*サラリーマンが作る高級品
 水野和敏氏曰く「ニッポン人に高級ブランドを築けないのは、ニッポンが階級社会じゃなくて上流国民が殆ど居らず、その人等が何を真に欲してるかが分かんないから」との事であるが、ワタクシも実際に接してみてソレが何となく分かったのである。何処の国の高級ブランドでも「お客様をもてなす」って根本は変わらないのであるが、国産ブランドの場合は「上級国民の皆様はこういうサービスされたら喜ぶだろうな(* ̄∇ ̄*)」ってのを「一般庶民が考える」のである:
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例えばレクサスとかだと、トヨタや日産から移行してきたなら、レクサスのおもてなしやレクサス車は大いに気に入るのである。が、コレがポルシェやベントレーマセラティを乗ってる人になると「( ̄ー ̄?).....??アレ??」って違和感を感じてしまうのである。何故ならレクサスのソレは「一般庶民が考える高級感や高級車」だからである。

 でもってコレがロールスロイスだと話は変わるのである。ロールスロイスってのは、部長以上は全員貴族なのである。名前に「サー」が付いていて、城みたいな家(ちゅーかリアル城)に住んでる人等だから「上級国民が何を真に望んでるか」が分かってるし、ソレがクルマ作りや各種おもてなしに存分無く活かされているのである。ロールスロイスだけでなく、欧州高級ブランドも同じ様な感じである:
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当然だけどロールスロイス乗るような人は、ソレ1台で全てをこなすなんて事はしないのである。別の用途の為に、また別のメーカーのクルマを買うのである。だから欧州メーカーは上級国民やソレに準ずるような人等の気持ちが分かるし、ソレに応じたクルマやサービスを提供できるのである。

 そう、高級車を求める人の基本的な考え方の一つに「クルマに利便性を求めていない」があるのである。ニッポン人らしいと言えばソコまでであるが、ニッポン人は「ソレ1つあれば何でも出来る」を高級で美徳だと考えてるが、ソレって実は庶民の発想なのである。十徳ナイフが二十徳ナイフになったって、ソコに感動は生まれないのである。が、一振りの上等なニッポン刀なら話は別である:
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高級車って、例えるならニッポン刀みたいなモンなのである。殆どソレしか出来ないけど、ソレに関しては他の追随を許さず、長年の伝統や熟練の職人の技術によるソレがオーナー達を感動させるのである。そしてその感動は、単純に市場原理で説明できるモンじゃないのである。

*不便こそ美徳
 だからクルマに限らず高級ブランドのキモってのは「如何にオーナーに不便を強いれるか」じゃないかと思うのである。ホントに出来が良いモンってのは、基本的に不便なのである。ソコんトコはGT3の整備ネタでワタクシが散々「マンドクセ━━━('A`)━━━━!!」と叫んでる事からも分かると思うのである(笑)色々と不便で面倒臭いけど、だからこそ911GT3にしか成し得ない走りに繋がるし、走るステージがハマった時の快感は他に代え難いのである。ココで「ユーザーがもっと気軽に使えるように」って考えて余計な事をしたら、その時点でブランドは失われるであろう。

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 何でも出来るって凄く良い事に思えるが、マルチツールみたいに全てが中途半端になってしまうのである。そして中途半端なモンからは感動は生まれないのである。レクサスが残念なのは、正にその中途半端さが故なのである。色んな人に便利に使ってもらいたい、最大公約数の満足を得たいというのは分かるのであるが、その結果走りやら内外装やらセキュリティ対策やらに綻びが見られてしまい、その詰めの甘さが故に欧州ブランドに未だ並び立てられないのだとワタクシは思うのである。ブランドにとって利便性や親切心は敵、世知辛いけど事実な今日この頃であった。

THEOGONIA

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「思ったことを言うのが軽いのではない。言わないのが軽い。勇気がないからだ。裏には相手も同じことを思う保証がない限りリスキーだと思う心理がある」
By 宋文洲

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*あの時からもう3年
 ポルシェニッポンは今までニッポン市場に右ハンドルの911GT3を導入した事が無いけど、992型からは右ハンドルをメインとしてニッポン市場に投入してきている。だから992型911GT3はどっちになるのか蓋を開けるまで分からなかったのであるが【その蓋が開いた】のが丁度今から3年前である。当時ヤキモキしながらモニター前で全裸正座待機していたワタクシが、その公式発表を見た途端に全裸狂喜乱舞した事は、今でも記憶に残ってるのである(笑)この公式発表を以って次期(つまり現在の)ファーストカーは正式に決まったのである。

 幸い以前からソレ以前からポルセンには何度か通ってた&ワタクシの風貌が独特過ぎる事もあって(笑)ポルセンの中の人はちゃんとワタクシの分を押さえててくれたのである。あとは休日にポルセン行って、予約するグレード(右ハンドル&PDK)を決めて、予約書にハンコを捺したのである:


コレにハンコを捺した後は、枠が決まるまで只管待つのである。当初は「秋頃には決まるでしょう」との事だったのであるが、コロ19禍と半導体不足のせいで11月にやっと決まって、生産終わったら今度はウクライナ紛争が始まって船出られなくなったのは今となっては良い思い出である(笑)何はともあれ、納車はクルマ好きにとって何時になっても最高の瞬間なのである(^-^)

*クルマ選びの注意点
 今月から新大坊や新社会人となるロンマニアの方の中には「大人になったら免許取って、憧れのロンさんみたいなカッコ良いクルマを買うんだッ!」って方も多く居る事であろう(笑)そんなロンマニアの方々に、ワタクシ直々にクルマの選び方を教えようと思うのである。本音を言うと「ポルシェ911」なのであるが、ハードルが少しばかり高過ぎるのでパスである(爆)
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まぁ「2010年以降に作られた国産車」「新車がベストだけど、中古もできれば認定中古」「大き過ぎないクルマ」の3つを満たせれば、ぶっちゃけメーカーや車種は何でも良いのである。ワタクシ的にはスポーツカーが絶対のオススメであるが、ソコは強いないでおく次第である(笑)まぁ予算は人其々なんで、満足の行くクルマ選びをして欲しいのである。

 上記3つを満たすなら何を選んでもいいが、注意点が1つだけあるのである。ソレは「長距離移動&高速道路を良く使うなら軽自動車はオススメしない」という事である。初めての内はどうしても事故り易くて、ソレが軽で高速域の事故となったら、大変な事になる確率が上がるからである。軽は昔と比べると安全性は上がったものの、フツー車の方がドンドン重くなってる&速くなってるので、相対的に脆くなってしまうのである:
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そう、安全性って相対的に決まるモンなのである。衝突試験よりも大きな衝撃や想像外の事故なんかは実に良くある話であり、だからこそ安全を謳うメーカー(ベンツ、ボルボ等)は一般的な安全基準を大幅に上回る安全性を確保してるのである。だから長距離移動や高速走行が多いなら、軽ではなくフツー車を選ぶべきなのである。

 こう書けば、以前ネタにしたダイハツの不正が如何にヤバかったかが分かるってモンである。抑々軽の安全性なんて何処のメーカーも可能な限りギリギリまで削ってるのに、不正までして更に削られてたら堪ったモンじゃないのである┐(´д`)┌要するに「安全基準テストさえ通ればおk」なんだから、何処のメーカーもソレに特化した対策を立てて挑むに決まってるのである:
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何故って、軽にとって安さは命だからである。性能や燃費は年々上げていかなければならないけど、価格を上げていく事は非常に困難だからである。だから何処かで妥協したり、変なカラクリを作って各種規制を突破しようとするのである。長距離走行や高速道路利用を殆どしないのであれば軽でも良いかも知れないが、安全を求めるならフツー車に軍配が上がるのである。

*世は正に、大SUV時代
 そう考えると「どんなクルマがベストか?」と問われたら、やっぱ何をどうやっても「SUV」になってしまうのである。悪路走行向けにボディー剛性を高くしてあるから、事故の時も安全なのである。視点が高いから運転し易くて、背が高いから乗り降りもし易くて、人も荷物も多く載せられて、走りもソレなりに良くて、いざという時は悪路にも強くて、スタイリングだって抜群で、しかも衝突安全性も高い。そりゃ世界中何処でもSUVがバカ売れするに決まってるのである('A`)特にラダーフレーム構造の本格的クロカンSUVならより剛性が高い上にデカくて重量もあるから、益々以って安全なのである。

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 なぜ世界中のセレブが挙って大型高級SUVに乗りたがるかって、つまりそういう事である。高級車に乗る事でステータスシンボルを示す意味もあるけど、ソレ以上に万が一の事が起こっても安全性が非常に高いからというのもあるのである。そりゃ軽だろうが大型高級SUVだろうが事故に会う確率は似たようなモンだけど、でも事故に会った時のダメージのデカさは天と地ほどの差があるのである。万が一とはいっても、その万が一になった時に取り返しのつかない事になる可能性が高いのであれば、対策しないワケにはいかないのである。カネ持ちはカネをリスク回避に一層使うんだなと改めて思った今日この頃であった。

SANCTUS DIAVOLOS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「学校での成績のよかった人が意外にも社会に出て落ちこぼれるケースが多いのは、”自分は人より少しはましだぞ”という思い上がりから、毎日の努力を怠ってしまうからです」
By 大前研一

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*新成人はココに注意
 さて、新年度が始まって1週間である。ワタクシはもう「来年度は本気出す」状態であるが、今月頭から社会人なり大坊なり専坊なりになったロンマニアの皆様はどうお過ごしであろうか(笑)まぁワタクシが成人になったのはもう相当前の話で、あの頃は何ちゅーか「やっと受験戦争が終わったぞぉォォォォヽ(;д;)ノ」って開放感からムダに希望に溢れてたモンである(爆)でもってそんな新成人なロンマニアの皆様方に、ワタクシから忠告する事があるとしたら:

  1. 変なヤツや悪いヤツ
  2. ギャンブル
  3. 宗教
  4. サヨク及びその他社会活動

この5つは最悪身を滅ぼす可能性があるから気を付けろという事である。学校が守ってくれなくなるから(1)が近付いてくるし、飲み方を知らないと(2)で急性アル中になるし、某通訳が(3)の恐ろしさをつい最近示したばかりだし、そして(4)と(5)は遥か先の未来までもダメにする可能性があるのである。

 ワタクシも大坊になった頃、いきなりそういうのが色々やってきたモンである。学校行けば机にサヨクアジビラはあるし、酒飲めなくて悪酔いはしたし、運良くパチンコはハマらなかったけど、一番変なヤツが他ならぬワタクシだったと後で思い知らされたのである(笑)じゃあ如何すれば良いかって:

  1. 普段から友達付き合いを大事にする
  2. 部活に入って色んなコネを作っておく
  3. 事前に「大人になったらこういう事がある」ってのを学んでおく

とまぁこんな感じである。上記の諸々にハマり易いのは「色んな意味で孤立してるヤツ」であり、孤立してるヤツってのは変な道に入ろうとしてるのを止める人が居ない&思い留まる理由が無いから、簡単に騙されてしまうのである。ワタクシもそういうヤツを見た事あるので、マジでソコんトコ要注意である。

*落ちこぼれ注意報
 ワタクシも仕事やら過去の経験やらで、実はそういうのソレなりに見てるのである。上記の(4)とか(5)とかを始めるヤツって大体相場が決まってるのである。ソレは「実家の太い落ちこぼれ」である。一部でルンペンブルジョアジーとか呼ばれてるヤツ等と似たようなモンである。実家が太いと、たったソレだけで結構良い大学行けちゃうのである。行けちゃうけどガチ勢には地頭や根性で及ばないから孤立し落ちこぼれて、変なプライドを拗らせてルサンチマンに塗れて社会運動等に傾倒するようになるのである。ソレを太い実家がサポートしてくれるようになると、ワンチャン活動が軌道に乗るのである。

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 グレタが良い例だけど、実家が太いと育ちも良くなるから、自然と容姿もソレなりのモンになるのである。そして親がカネを出してくれるから学業だとか就労だとかを一切気にせず活動に全力を注げるし、各方面への売り込みも積極的に出来ちゃうのである。グレタに限らずこの類の社会活動のリーダーだとか幹部だとかを調べてみると、やっぱその殆どが実家の太いヤツなのである。実家が太いから卒後マトモに就職できなくても、何だったら中退しても親が面倒見てくれるから、ソイツは何の気兼ねも無く活動に熱中できる、ココがキモである。

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 そして実家の細い落ちこぼれがソレ見て感化され、実家の太い落ちこぼれと共に「世の中を変えてやるッ!」って息巻く、ココが問題なのである。実家の細いヤツは親が何とかしてくれないから、活動のツケをほぼ全てテメェが払わなければならなくなるのである。古人達は少なからず「若い時は失敗しまくって云々」って言うが、コレ等は背負わされる十字架が余りにも重過ぎるのもだけど、社会にも害を成すからである。若気の至りってのは他人に迷惑かけないor迷惑かけても可逆的なモンに限るのであり、不可逆的な迷惑は若くても許されんのである。

*不可逆的な青春
 そう、ワタクシが上記に掲げた”気を付けなきゃならん5つ”ってのは、全て不可逆的な迷惑をかけてしまう恐れがあるのである。よく活動家が末端にバカな事をさせる理由がコレで、実家の細いヤツはコレやると活動以外の全てが終わってしまう→組織から離れられなくなりより過激な尖兵として利用できるようになるからである。こういうバカ活動は実家の細いヤツにやらせて、実家の太い幹部連中は表舞台には姿を出さず、寄付金やらカンパやらで贅沢な暮らしをしてる。ホリエモンが昔言ってた「勉強しないと狡賢いヤツに喰いモンにされる」が正にコレである。

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 だから学校の勉強だけでなく、友達や先輩やOBOGや先生や顧問などと幅広く友好関係を持って、その人達から社会や人間に関して学んだりアドバイスを貰ったりする事は非常に重要なのである。そういうお世話になった人や大事な人が居たりすると「確かに世の中はクソだけど、その人達のためだけにでも踏ん張ろう」って気持ちになれるのである。そう、上記のソレにハマるヤツってのは「自分に何かあったら悲しむ誰か」が居ないか、或いは「悲しませてやろう」って思ってるヤツなのである。たとえ陰キャやコミュ障であっても人間関係を捨ててはいけないと思う今日この頃であった。.

GENESIS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「アナログがデジタルになったっていい。俺はアナログで生きてゆく。それは遅れた生き方じゃない。違う生き方なんだ」
By 永六輔

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*不便を超える魅力
 ハイブリッド車(以後HV)の魅力って燃費が一番語られがちだけど、走りの方でも実は利点があるのである。ソレは「モーターによる加速の鋭さ」と「重量配分の適正化」であり、だからこそエコカーだけでなく高級車もHV化していってるのである。もしもこういう未来を予測し切った上で「HVしか勝たんッ!」って確信の上で大赤字上等でHVをゴリ押ししてたのなら、トヨタは凄まじい大偉業を成し遂げたと言えるのである( ̄▽ ̄;)
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コレほどの利点があるからこそ、HVはクルマの主流に至るまでの地位が得られたのである。燃費が良くて加速も鋭くて、使い方や使い勝手もICEと殆ど変わらない。純粋な性能だけでなく、道具としての使い勝手も申し分ないのである。次世代バッテリーと核融合発電が実用化されるまで、HVとPHEVが今後のクルマの主流となるであろう。

 電気自動車(以後EV)があんだけゴリ押しされてたにも関わらず定着できなかったのは、やっぱそういう事なのである。もしEVに各種デメリット(充電の不便さ、寒さに弱い、重さによるタイヤの摩耗)を遥かに上回るだけのメリットがあるのならば、EVは今頃更に売り上げを伸ばしていたであろう。今EVの売り上げが停滞してるのは、EVがソレなりに普及して実情が多くの人に明らかになったからであろう:
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クルマに限らずモノって実際市場に出てみて、色んな人に色んな使い方されてみないと分からん部分が多々あるのであるが、ワタクシが知ってる限りでも市場に出た後のEV云々で「コレが突き抜けて素晴らしい」って話は聞いた事が無いのである( ̄~ ̄)多分EUの連中とかは「もっとウケて普及が進むはず」って思ってたんだけど、実際はソコまででもなかった&コロ19禍やウクライナ紛争でそうはいかなくなったのであろう。

*アナログは永遠に不滅です
 ただEV時代は「来るか来ないか」ではなく「何時かは必ず来る」ので、ICEが表舞台から消える運命は避けられないと思うのである。だから「コレが最後の純ICEだから云々」「もうMTには乗れないかも知れないから云々」とかいう理由でFL5とかRZ34とかのスポーツカーが買い求められているが、慌てんじゃねぇよとワタクシは言いたいのである。ちゅーのも数は減るだろうと思われるがICEは残るだろうし、MTだって残るだろうとワタクシは予想してるのである。何故かって「ソレ等がアナログだから」である。アナログなモンは信頼性と整備性が完全に確立されてるから、極限状態でも安心して使えるからである。

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 例えるならパソコンが普及しても紙と鉛筆が、スマホが普及しても固定電話が、小銃がどんなに進化してもナイフが未だ使われてるのと同じ事である。完全なアナログってのは極限状態でも動くから、万が一の時には重宝するのである。デジタルが100%完璧でない以上、バックアップとしてのアナログ機器が無くなる事は無いのである。数は大幅に減るだろうけど完全には無くならないだろうし、スポーツやレジャーといった用途では引き続き使われ続けるであろう。だから賢いロンマニアの皆様は、自動車メーカーや中古車屋転売ヤーの掌で踊ってはいけないのである(笑)

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 逆に言えば、中途半端にデジタルなモンの方が、寧ろ早めに滅んでしまうと言えるのである。パソコンの普及でタイプライターが消えたり、ケータイの普及でポケベルが消えたり、軍事衛星の普及で偵察機が消えたりといった感じである。豊田章男水野和敏氏も「EVとPHEV/HVとICEで各々1/3ずつぐらい」って予想していたが、ワタクシもそうなると思ってるのである。だから焦ってICEやMTを買う必要なんて無く、今まで通りドカッと構えてればいいのである。今の時代、アホを踊らせて儲けようとする狡賢いヤツが実に多いので、常に俯瞰して大局を見る事が重要なのである。

*機械式自動車、出てこいや!
 だからワタクシは思うのである。もしEV時代が本格的にやってきたら、クルマのアナログ化も急激に進むのではないか、と。分かり易く言うと、機械式腕時計のソレである。流石にその時代になったら各種規制が進み過ぎててフルアナログのICE車は公道を走れないかも知れないけど、サーキット等のクローズドコースなら問題無いのである。分かり易く言うと「機械式自動車」である(笑)

  • プラグを点火させる、明かりを灯す以外に電気は使われない
  • クルマのありとあらゆる機能はエンジン由来の油圧のみで作動する
  • 当然ながら非常に高価となる為、基本的に富裕層向け

といった感じである。分かり易く言うとウマと一緒である。ウマは今となっては道具として使われないが、競馬やら乗馬やらポロやらで今も現役なのと一緒である。そんな感じに将来のICEとMTは残るんじゃないかと思うのである。

 ワタクシは別にMT原理主義者でも何でもないが、かと言ってMTを全否定する気も無いのである。アレはアレでクルマの基礎を学ぶには重要だし、上記にあるように非常時には重宝するからである。MTが大好きで「MTしか勝たんッ!」って思うのは自由であるが、ソレを普遍的真理が如く吹聴するのはどうよって話である:
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言っちゃ悪いが、ココ最近のMT好きってそういうヤツが多くなった希ガスのである。多分MTがドンドン減ってくのを見て「MT消滅=テメェの在り方の全否定」って感じて、ソレで「俺を否定するんじゃねぇッ!」って言いたくなってるのであろうが、ワタクシはソレに対し「MTは消えないから安心しろ」と言いたい今日この頃であった。.

KHRONOS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「大衆とは、それから人民をつくるべき原料にすぎない」
By ヘンリック・イプセン

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*大衆ブランドの在り方
 例えば有名シェフのレストランでメシを食おうとして「予約が入るのは早くても半年後です」「メニューはコースのみでン諭吉です」って言われても、多分殆どの人は文句言わないであろう。何故ならそのシェフの作るメシはソコでしか食えないモンで、他の誰にも出せない味だからである。でも牛丼屋で「数量限定の時別牛丼、次は何時再販されるか分からない」と言われて、牛丼屋の前で2時間も待てるであろうか?他のロンマニアの方はどう考えるか分からんが、ワタクシは「ソコまでして牛丼食いたかねぇよ('A`)」である。何故ワタクシが国産メーカーのスポーツカーの数を絞るやり方に反感を覚えるかって、つまりそういう事である(笑)

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 どんなに牛丼が好きでも、2時間も待つぐらいなら「じゃあ他行くわ( ´_ゝ`)」ってなるに決まってるのである。牛丼屋の強みは何かって「腹減った時に何時でも飛び込めて、熱々の牛丼をその場で食べられる」って事であり、コレは高級レストランには無い牛丼屋ならではの強みなのである。特にトヨタの場合は「モタスポの普及」を大義名分に掲げてたのであるから、やはり供給はもっと頑張って欲しいモンである。大衆ブランドだから大衆車の方が大事なのは理解できるが、あそこまでモタスポを推すんだったらソコんトコの気概は見せて欲しいのである。

アウトキャスト・オブ・115
 改めて思う事は「スポーツカーはもう大衆車のいちジャンルじゃなくなった」って事である。大衆車というには値段が高過ぎるし、かと言って高級車を買う客層とはまた違う。だから今後は「大衆車」「高級車」以外に「スポーツカー」を独立したジャンルとして設けても良いし、ソレ専用のブランドを立ち上げても良いと思うのである。さて話は変わって、と:

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もう結構な数のゲームを積みゲーしてるのに、また一つ積んでしまったのである(笑)何故コレを買ったかって、一番の理由は「何となく」である(笑)ワタクシの直感が「コレは面白いかも」って囁きかけてきたんで、その通りにした次第である(爆)

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最初は「コレ洋ゲー?」って思ってたのであるが、まさかの和ゲーだったのである。和ゲーにしては珍しい本格的オープンワールドだったので、積みまくってる積みゲーを更に積む決意をした次第である(笑)今のご時世、後々買うと値上がり云々がありそうなんで、買える時に買っといて損は無いと思うのである。コレで年末までゲームには困らんのである。

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サーキットでよくポルシェが走ってるのを見かけるのは、ポルシェのブランド戦略やイメージから来てるのも多いと思うが、やっぱ「壊れない」ってのがデカいのである。細かいパーツは時々壊れるけど、エンジンだとかミッションだとかブレーキだとか、そういう肝心要の部分は決して壊れないのである。でもって万が一壊れても、新車から最長15年まで保証を伸ばせる&保証も年13~17諭吉程度なので、乗る方も全然安心して乗れるのである。

*The餅は餅屋
 クルマに限らず今の時代に常々思う事は「餅は餅屋」って事である。世の中の商品が昔とは比べモンにならんぐらい増えてるから、1つの店で全てを賄う事が不可能になってるのである。だから特定ジャンルを専門にした事細かい品揃えと、ソレに精通した店員の居る専門店が重要になってくるのである。特に今はネット通販で何でも買える時代だからこそ、ネットでは分からんトコまで網羅できる専門店の存在は有意義になるのである。アルピーヌが何だかんだ上手くやっていけてるのも、スポーツカー専門メーカーとして独立したからじゃないかとワタクシは思うのである。

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 ポルシェやアバルトとかもそうであるが、やっぱスポーツカー専門メーカーだと「スポーツカー好きの顧客が何を求めてるか」をちゃんと理解してるから、ソレに合わせたラインナップや量産体制、及び各種アフターサービスやイベントなども行えるのである。だから例えばトヨタならば「トヨタ」と「レクサス」に続く第3のブランドとして「GR」を独立させて、生産工場も中の人もサービス方針も独自のモンにしちゃうぐらいの事をやっても良いと思うのである。分かる人が一番信用するのが、同じ分かる人。ソコ重要な今日この頃であった。.

SLEEP OF THE ANGELS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人は出来る限りは正直にならねばならぬと思っている方であるが、それでも嘘をついてしまってほっと安心している平和な顔や心には、なかなか捨てられないものがあると思う」
By 横光利一

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

トヨタグループvsその他グループ
 今更過ぎてネタにするのもアレであるが【日産とホンダが手を組んだ】そうである。まぁニッポンじゃトヨタが大正義過ぎて、個別に立ち向かったら各個撃破されてしまうから、手を組むのはある意味当然っちゃ当然である。が、ワタクシは部分的な協業に留まらず、最終的には三菱も含めて合併して色々んなモンを合理化していくんじゃないかと思うのである。分かり易く言うと、プジョーシトロエンによるPSAみたいなモンである:
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そうした方が互いに利益があるし、色々捗るだろうからである。何せ日産とホンダを足しても未だトヨタには全然及んでない上に、トヨタは日産&ホンダ&三菱以外の全てのメーカーと協業してるんだから、尚更組まなきゃやってけないのである。

 ワタクシには日産やホンダの中の人やってるロンマニアの方が若干名居るので、ソコんトコの貴重な情報が入ってくるのである(笑)でもって日産はルノーとの連合にも加わってるんだから、PSAみたいにホンダと三菱との三社連合を作るだけではなく、ステランティスみたいにルノーグループ各社との大連合も作るべきだと思うのである。ソレぐらいしないと上記にもあるように、トヨタ軍団やVW軍団等に各個撃破されてしまうからである:
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まぁ何れにせよ、ニッポンのクルマ業界は一度大きく再編成されるべきだと思うのである。抑々ブランドがこんな多くあるにも関わらず、殆ど全部大衆車メーカーってのも変な話なのである。ソコんトコ再編成して、ブランド毎の個性をもっと出しても良いと思うのである。

*The大復活
 ンでもって、その中の人やってるロンマニアの方から、実に興味深いタレコミがもたらされたのである。ソレはズバリ「日産とホンダが共同で面白いスポーツカーを作る」というモンである。分かり易く言うとBMWトヨタのGRスープラみたいなモンであるが、今回は国が同じだからもっと踏み込んだ内容になるのである。具体的に言うとこんな感じである:

  • 作るのはRZ34の下位互換となる2~3ドアのFRスポーツカー
  • シャシー&足回りはFRを作り慣れてる日産が担当する
  • エンジンとトランスミッションはパワーに定評のあるホンダが担当する
  • 排気量は2L前後のターボ、パワーは300馬力前後、HVの可能性もアリ
  • クーペとカブリオレの2種類のボディーが用意されてる

とまぁ、こんなトコである。中型~大型のスポーツカーにしなかったのは、そのクラスだと競合車種が多いのと、ブランド戦略ってのもあるのであろう。ワタクシとしては小さくて軽いに越した事は無いんで、小型~中型になればありがたいのである。

 あと察しの良いロンマニアの方ならば、一番最後の「クーペとカブリオレの2種類のボディー」にピンと来た筈である。そう、日産とホンダで2L前後で2~3ドアと言えば、アレなのである。そう、クーペ版は日産ブランドで発売され、名前もズバリ「シルビア」である。長らく待ち望まれた復活が、こういう形で達成されるのである:
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まぁ昔ながらのドリ車になるかどうかは分からんし、HVになったら気軽に弄れなくなるのもアレであるが、もう昔ながらのイニDキッズは相手にしなくていいと思うのである。アイツ等どーせ文句だけ一丁前なくせに全然買わないんだから、話聞くだけムダである。

 そしてココまで言えば、もうホンダ版のソレはお分かり頂けると思うのである。そう、ホンダ版はカブリオレのみの発売で、名前もズバリ「S2000」である。こういう方法でシルビアとS2000を同時に復活させられるんだから、協業って実に素晴らしいのである:
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古いホンダファンは「純粋なホンダ車じゃない」とか「NA超高回転ガー」とか言うだろうけど、上記にあるようにンなモン無視で良いのである。どーせバブル時代のホンダ伝説に拘るヤツなんざあと20年もすれば全滅するんだから、後にも先にもスルー一択である(笑)何はともあれ、数年後が楽しみである +(0゚・∀・) +。

*ノルマ達成
 とまぁ、今年のエイプリルフールネタはこんな感じである(笑)シルビアやS2000が大好き(及び大好きだった)ロンマニアの方が一瞬でも胸をときめかせてくれたのであれば、ワタクシはソレで満足である(爆)まぁ実際は両社とも儲からない(てゆーか儲けられない)スポーツカーなんかやりたくないだろうし、百歩譲ってやるとしてもEVだとかその辺りであろう( ̄~ ̄)ただ前にも言ったように、30分連続で全開走行ができる&30分でフル充電できないのであれば、残念ながらワタクシがEVスポーツカーを買う事は無いであろう。

youtu.be

 まぁ日産とホンダの協業がどうなるにせよ、昔の様に若い子が気軽にスポーツカーに乗る時代はもう来ないだろうなと思うのである(´・ω・`)コレはエイプリルフールネタではなく本気である(笑)あと10年もすれば全盛期のネオクラスポーツカーは弾切れを起こすだろうし、安全基準も格段に上がってクルマが作り難くなるだろうからである、今後は新車にせよ中古にせよ「軽くて小さいスポーツカー=贅沢品」と化してくるだろう事は間違いないのである。クルマはパワーと速さ以上に、デカさと重さの方が重要だと再認識した今日この頃であった。

A DEAD POEM

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「時代を切り開いた思想と言うのは、歴史が新しい波動に入るたびに形を変えて蘇るという事を忘れてはならない」
By 神吉晴夫

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*赤字の出血大サービス
 今やHVの代名詞となったプリウスであるが、初代は大赤字だったんだそうである。2代目もマシになったとはいえ赤字で、3代目からやっと利益が出るようになったんだそうである。何故ソコまでしたかって「HVをニッポンで定着させるため」である。当時世界初だったHVの良さを皆に理解してもらうためには大サービス価格で車両を売って、何があろうとも定着し成功するまでやり続ける必要があるからである。トヨタの何が偉いって、技術力や信頼性云々以上に、その「一度決めたら何が何でもやり通す」って気概であり、ソレ故に消費者の信頼をガッツリ掴めるのである。

 日産やホンダに足りないのが正にコレである。GT-RNSXがソレであるが、ダメだと思ったら熱烈なファンを呆気無く切り捨てるから、ブランドに対する信頼を得られないのである・・・とまぁ前置きはコレぐらいにしておいて、先日の話の続きである:


こんな具合にチャプターを追う事によって、モタスポ黎明期から今に至るまでの歴史を追えるようになってるのである。世界最初のモタスポは1894年にパリで行われており、FIAが「Fédération Internationale de l'Automobile」というフランス語の略称なのは、モタスポのルーツがフランスにあるからである。


コレがその世界最初のレースで優勝したマシンのレプリカである。あの当時のレースは公道で行われてて、100kmほどのコースをマラソンみたいに走り抜けて「誰が一番先にゴールするか」で勝敗を決めてたのである。今みたいに専用コースをグルグル回るようになったのはその10年ほど後の話である。


その時代のレースカーである。あの時代のクルマは今の軽自動車ほどのパワーも出なかったので、当然だが空力もへったくれも無かったのである。あと写真じゃ分かり難いが、この手のクルマってムダに車体もエンジンもデカいのである。今のクルマはコレの半分ぐらいのサイズで倍のパワーが出せるんだから、科学の進歩って凄いモンである( ̄▽ ̄;)


この時代のクルマで最も有名な部類に入るだろうブガッティType35Bである。クルマ属性のあるロンマニアの皆様が大好きであろうアルミホイールであるが(笑)ソレを世界で最初に採用したのがこのクルマなのである。


ヘンリー・フォード、フェルディナント・ポルシェ、豊田喜一郎、そして本田宗一郎。何れもクルマの歴史を語る上で決して避けて通れない偉人達である。こんな風にクルマ黎明期から順に歴史を辿っていく仕組みになってるのである。


あと蛇足であるが、ポルシェファンの中には「マカンやケイマンがEV化しちまった云々」「HVの911なんて受け入れられん云々」とか言ってるヤツが少なくないが、EVもHVも100年前にポルシェの元祖であるフェルディナントがEVやHVを実用化に向けて研究してたんだから、熱心なファンなら余計な事言わずに受け入れやがれって話である(笑)


WW2が終わってニッポンにもモータリゼーションの波が押し寄せるようになると、欧米だけでなくニッポンでもレースが盛んになって、国内外でニッポン製レースカーを走らせるようになってきたのである。若いロンマニアの方は驚かれるだろうが、今はトラック作ってるあのいすゞは昔は乗用車も作ってて、更にはレースもしてたのである。

*皆大好きニッポン車
 そう、ニッポンがクルマをガチるようになったのって、意外と最近の話だったりするのである。世界最初のクルマが1769年(キュニョーの砲車)で、世界最初の量産車が1886年(ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン)だから、欧州のクルマ史って思ってる以上に長いのである。つまり伊能忠敬が徒歩でニッポン地図を作ってた時代には欧州は既にクルマを作ってて、鳥羽伏見でドンパチしてた頃には既にクルマ売ってたんだから、そりゃ歴史の違いは明白である(^_^;)


ココから先は近代のモタスポ、つまりロンマニアの皆様も良く知る時代のクルマである。


あの赤いクラシックカーは何かって、アルファロメオクラシックカーである。今はパッとしないのがアレであるが、昔は名門中の名門だったのである。フェラーリ創始者であるエンツォ・フェラーリアルファロメオ所属のレーシングドライバーだったのは有名な話である。


WRCニッポン勢全盛期の象徴的存在であるインプ&ランエボセリカである。残念ながら今では全部終わってしまったが、その後も続いたニッポンにおける数々の伝説の始まりがココなのである・


WRC最狂の一台」と悪名高いランチア・デルタS4である。ミッドに積んだ600馬力のエンジンを4WDで駆動させて、道なき道を駆け抜ける。グループBは確かに危険極まりないが、ソコにロマンもあったのは間違いないのである。


WECを語る上で欠かせない、ニッポンを代表するWECマシンの2台である。


ドリキン片山右京とSオーナーによりドライブされ、総合優勝まであと1歩だった悲劇のマシンGT-ONEである。ワタクシ個人としては、Sオーナーは余りにも頻繁に会って会話してるせいか、コレを走らせていた伝説のドライバーだという実感が全然湧かないのである(笑)


最早説明不要なニッポン勢最初のル・マン24時間優勝マシンであるマツダ787B&ソレに積まれてたR26Bエンジンである。余りにも頻繁にマツダ関連のフェスティバルに引っ張り出される為、正直ワタクシも見飽きてるのである(笑)


5バルブエンジンもロータリーエンジンも、今となってはもう時代遅れとなってしまったのである(^_^;)5バルブはまぁしゃーないとして、ロータリーは【最近復活した】にも関わらず空気である(´・ω・`)まぁ何ちゅーか、マツダも迷走してんなぁって感じである( ̄~ ̄)


ご存知トヨタF1である。Sオーナー曰く「トヨタの開発拠点がドイツだった時点でダメなのは決まってた」だそうである(^_^;)というのも「殆どのチームの開発拠点はイギリスで、インフラも人材もイギリスに集中してるんだから、拠点はイギリスじゃなきゃダメだった」との事である。


GT-R伝説の始まりであるR32グループAマシンである。この辺りからニッポン車は性能でも欧州車とタメを張れるようになって、後に「50歳の壁」と呼ばれる右ハンドル時代がやってくるようになるのである。


マクラーレンゴードン・マレーにも多大なる影響を与えた初代NSX-Rである。上記R32GT-Rを含め、この辺りにクルマに目覚めた若者は「ニッポン車が欧州車に劣ってるなんて事は全然無い」と考えるようになり、ニッポン車の進化に正しい方向性を与えたとワタクシは考えるのである。


現在のD1参戦マシンと、あとアメリカンモタスポ参戦車両である。ワタクシはこの辺詳しくないんで、説明はパスさせてもらう次第である。

*モタスポは続くよコレからも
 とまぁ、非常に見ごたえのあるミュージアムだったのである(^-^)トヨタが何だかんだスゲェなと思うのは、コレだけの為に少なくない投資が出来るのもだけど、真摯にモタスポの未来を考えてるトコがである。レース前日にココに来てミュージアムを目一杯楽しんで、フカフカのベッドでガッツリ寝て、翌朝はレースなりイベントなりを満喫して、素敵な思い出と共に帰宅する。そりゃ料金が高くったってクルマ好きモタスポ好きなら一泊したくなるってモンである:


ミュージアム最後の展示がコレである。現在は黎明期以来のクルマ大変革期であり、今後どのパワートレインが主流となるのかは全く分からん状態であるが、どんなパワートレインであろうともレースで色々試される事になるのである。ココに来て「レースは走る実験室」が復活してきたのである。


一通り観終わって、あとは帰路に就いたのである。確かに2本目走れなかったのは残念であるが、その代わり良いモン見れたので良しとする次第である (゚∇^d)蛇足ではあるが、今シーズンのFSW走行はコレが最後の予定であり、次またFSW行くのは今年末ぐらいになるであろう。実は更にもう一つあるのであるが、ソレは秘密にしておこうと思う今日この頃であった。.