ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「開かれた生き方をしている人は媒体となり発信器となる。そして川のように、人生を充分に生き、命の流れとともに流れ、海として再び生きるために死ぬ」
By ヘンリー・ミラー
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*オープンワールドのススメ
好きになってからもう結構な年月が経つのであるが、ワタクシは未だにオープンワールド(以後OW)系のゲームが大好きである。何故OWが好きかって、ソコには自由があるからである。どういうタイプに自キャラを育てようが自由だし、目的地まで最短距離で行こうが迂回しようが自由だし、寄り道をするもしないも自由だし、目的を達成するためにはどんな手段を取ろうが自由である。そう、OWって正真正銘、自分自身が主人公になって物語を作っていく、言わば物語の主人公になれちゃうのである。熱血漢を演じるも冷笑系を演じるも、正統派ヒーローになろうがアンチヒーローになろうが自由。無論各種リスクはテメェ持ちだけど、ソコがまた良いのである。
特にRPGに関しては、今のワタクシにゃOW以外は考えられんようになってしまってるのである。ソレはOWではないDQ11をプレイした時、改めて確信した次第である(笑)別にワタクシは従来のJRPGを悪く言う気は全く無いのであるが、やっぱ自由度が無い一本道のRPGは苦痛なのである(^_^;)行きたくないトコへ強制的に行かされて、やりたくもないイベントをやらされて、そしてミジンコたりとも大切に思ってないヒロインの為に武器を捨てて捕虜の身にならなきゃいかんのだから、苦痛以外の何でもないのである(爆)シナリオ上仕方が無いのは分かる&ソレが好きな人にはソレが最高なんだろうけど、でもやっぱワタクシは観客になりたいのではなく、主人公になりたいのである。
*リアルさ追求って何ですか?
まぁそんなOWも歴史が長くなった&色んなトコが色んなモンを出してるせいか、何処かマンネリ感が出てしまってるのも事実である。だからアクション主体のゲームにRPG的要素を加えたり、或いは重要アイテムの取得をメインシナリオに絡ませたり、そうやって従来のOWで疎かになってた部分(ストーリーが楽しめない、自由過ぎて何をすればいいのかが分からなくなる等)を補って、従来に無かった楽しみ方を見出してるトコが色々と出てきたのである。でもって今回ワタクシが漸くやり始めたコレが、色んな意味で”斬新”だったので紹介するとしようジャマイカ:
- 出版社/メーカー: DMM GAMES
- 発売日: 2019/07/18
- メディア: Video Game
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キングダムカム・デリバランス 日本語版 オリジナルトレーラー Vol.3
どういうゲームかと問われたら、ワタクシの答えは「色んなOWをやってきた人向けの濃口OW」といったトコである(笑)言っちゃ何だが、OW初心者にはオススメできない次第である。OWを幾つもやり込んでて、OWの持つ各種デメリットに対する免疫を持ってるロンマニアの方にのみ、ワタクシはこのゲームをオススメする次第である(爆)
このゲームの一番の特徴は「ゲームの舞台が史実に基づいた15世紀のチェコ、つまり過去の現実世界」って事と「主人公は勇者でも超人でも王者でも何でもなく、鍛冶屋の息子。つまりド平凡なガチ平民」の2点である。つまりどういう事かというと:
- 現実世界が舞台なんだから、魔法もドラゴンも必殺技も出てこない
- 武器防具は重たくて慣性も付くから、振りかざすのが遅くて、連撃も簡単には出来ないし、振り回し過ぎるとバテる
- 主人公はド凡人なんだから、秘めたる力だとか特別な力だとか、そんなモンは無い。戦えるとしても2人ぐらいまで。3人以上だと確実にフルボッコ
- あの当時は識字率も低くて、ガチ平民の主人公は当然の如く文盲。本は読んで貰える人を探さなきゃならない
- 腹が減っては動けないし、眠らなきゃ意識も飛ぶし、出血は止血する必要がある
- 安っぽくて汚い格好してたらソレなりに身分の高い人は相手してくれない
- 風呂に入ってないヤツ、汚れた服を着てるヤツは敬遠される
- 血の付いた武器や防具を身に着けてたら、そういうヤツだと周りに思われる
- 人間関係はややこしく、会話も一筋縄じゃいかない
- オートセーブの回数は少なく、手動セーブも決まった場所でしかできない
- 経験値という概念は無く、行動に応じて熟練値的にレベルアップしていく
という事である。つまり、必要以上に色々とリアル志向なのである(^_^;)非現実的なモンをゲームに求める人や、余計な事をせずに気軽に楽しみたい人は、もう上記を見ただけでやる気を無くす事必至であろう(笑)でもソレに耐える事さえできれば、その細々とした面倒臭さを「コレこそがリアリティーだッ!」って楽しめるようになるのである。だから「初心者にはオススメできない濃口のOW」なのである。
あと何が面白いって、コレはチェコのメーカーが作ったゲームなのである。まぁ今時はポーランドのメーカーがウィッチャー3という大傑作ゲームを作るに至ったのであるから、ゲーム大国でない国で名作が生まれたとしてもおかしくないのであるが、にしてもチェコってのはビックリである。ネット時代になった今、ゲームは世界中で作って、世界中でプレイされるモンになったのであろう:
【レビュー】超コアゲーマー向けでも好評?キングダムカム・デリバランスは何が面白いか徹底解説!【Kingdom Come: Deliverance】
ウィッチャー&ポーランドもそうだったけど、このゲームのニッポン語版の発表会がチェコ共和国大使館で行われた行われたのが示すように、このゲームもチェコ政府がメーカーを後押ししてるのである。要するにアニメで村興しならぬ、ゲームで国興しをしてるのである。何ちゅーか、ニッポンのメーカーもうかうかしてられないのである。
*オープンワールドの和ゲーがやりたい
コレに対する和ゲー勢もゼルダBoTWやMGS5やFF15といったOWが出だしたのは良いんだけど、いかんぜん経験不足としか言いようがないのである( ̄~ ̄)何が問題って、要点を押さえてないって感じである。ホントに必要なモンとそうでないモンを上手く区別できてないから、拘る必要のないトコにムダに拘ってたりとか、或いはその反対という事も良く見られるのである。でもってOWって思いっきり容量を食うから、実は取捨選択やプログラミング技術が非常に重要なのである。洋ゲーOWはやっぱソコんトコの経験値が段違いだから、ソコんトコ気持ち良くプレイできるのである。そう、ワタクシが前々から言ってる事であるが、和ゲーは技術的には決して劣ってはいないけど、間違いなく遅れているのである。
だから和ゲーがすべき事はただ一つで、とにかく数をこなす事である。たくさん出せば技術も上がるし取捨選択も上手くなるし、和ゲーらしさも存分に出せるようになる。ワタクシが思うに、OWはまだ当分据置ゲームの主流となりうるんだから、今からでも遅くないと思うのである。でもってワタクシがロンマニアの方に勧めるゲームを5つほど挙げるとすると、こんな感じである:
- 出版社/メーカー: スパイク・チュンソフト
- 発売日: 2015/05/21
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The Elder Scrolls V: Skyrim SPECIAL EDITION 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2016/11/10
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Fallout 4: Game of the Year Edition 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2017/09/28
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レッド・デッド・リデンプション2【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: ロックスター・ゲームス
- 発売日: 2018/10/26
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グランド・セフト・オートV 【CEROレーティング「Z」】 (「特典」タイガーシャークマネーカード(「GTAオンライン」マネー$20万)DLCのプロダクトコード 同梱) - PS4
- 出版社/メーカー: ロックスター・ゲームス
- 発売日: 2018/12/06
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