ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m
「人間は心の底ではまったく死を嫌悪していない。死ぬのを楽しみにさえしている。消えてゆくランプに苦しみはないのである」
By フランソワ・ルネ・ド・シャトーブリアン
といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。
*発売が待ち遠しかったあの頃
ワタクシの世代は丁度ドラゴンクエスト(以後DQ)シリーズとファイナルファンタジー(以後FF)シリーズが共に全盛期の頃をリアルタイムで体験してるから、全盛期の頃の熱気を凄まじさは未だに記憶に残ってるのである。DQの場合、多分3が人気のピークだった頃であろう。発売前のゲーム屋に徹夜組が登場するは、抱き合わせ商法が問題になるは、ソレはソレは凄まじかったモンである:
あの当時はDL販売どころかネット通販すらも無かったから、ゲームをプレイしたきゃ店頭に並ぶしか無かったのである。因みにワタクシであるが、ワタクシは地元のゲーム屋さんで運良く発売日から然程待つ事無く手に入った次第である。発売前に小出しにされた情報に一喜一憂して、発売されたら友達の間で攻略情報の交換をしたり、ゲーム雑誌に投稿されるネタや裏技に夢中になったり等々。DQには散々楽しませてもらったモンである。
ピークが3に来て、その後の4も楽しませてもらって、ホントあの頃のJRPGの思い出は最高だったのである(^-^)その3の発売から29年、3日後には最新作である【DQ11】が発売されるのである:
・・・
・・
・
―┼‐ ノ / | --ヒ_/ / \ヽヽ ー―''7 `」 ┼, 二Z二 レ / /´レ' \ ―7 ̄} | ー-、 / (__ (|フ) (__ノ _ノ ∨` ノ / / _ノ \_ ─┼- / | ‐┼- | ー|― ─┼─ | \ レ /  ̄Tー / ノ -─ (二フヽ \/ _ノ (二フ\ ヽ_ノ / 、__ i';i /__Y ||D|| /⌒彡 _ ||Q|| /⌒\ /冫、 ) \ ||XI| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ `./⌒ i ` /ゝ _,,..,,,,_ ||\`~~´ (<二:彡) \( > ('\\ ./ ,' 3 `ヽーっ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄\`つ ⌒ _) l ⊃ ⌒_つ
・・・というのがワタクシの今の正直な感想である(笑)開発が始まって予告動画が出回った頃から、もうワタクシは「ダメだこりゃ(ノ∀`)ドラクエ\(^o^)/オワタ」って予感してたが、発売を前にして予感が確信に変わったのである。何がダメかを一言で言うと「時代遅れ」である。
頑なにコマンド式に拘ってるトコ、マンネリ化してきた「少年少女が世界の危機を救う」ってテンプレを捨てられないトコもそうであるが、一番はやっぱりグラフィックである。最新の洋ゲーと比べてどうとかいう以前に、PS3時代の洋ゲーのグラフィックと比べても負けてるからである。ぶっちゃけた話、FO3やGTA4のレベルであろう:
因みにコレが最近の洋ゲーのグラフィックである。一周遅れという表現が過言でも何でもない事が、コレ観ればお分かりになると思うのである。よく「グラの良さとゲームの面白さは別」っていうヤツがいるが、ワタクシはそう思わんのである。グラフィックはゲーム作りの技術が最も反映されるトコであり、技術の高いメーカーは概して面白いゲームを作れるモンだからである。
*WRX STIは傷つかない
昔みたいに「ゲーム≒和ゲー」だった時代なら兎も角、今は過半数を超えていた和ゲーのシェアが1割まで落ちてしまった時代である。DQやFFと同等かソレ以上の作品も数多くやってきたし、だからこそFF15の時同様今回も「出るの( ´_ゝ`)フーン」ぐらいにしか思わんかったワケである。今溜まってる積みゲーを片付けて、他にやりたいモンが無ければやるかも知れないが、今んトコ片付きそうにないのである。さて話は変わって、と:
- 出版社/メーカー: 三栄書房
- 発売日: 2017/07/26
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (1件) を見る
今回のスライドコントロールの特集で「タイヤのセンターブロックが片減りしてる人は、この記事をシッカリ読んでおくと良い」と書かれてて、思いっきり片減りしてるワタクシは思わずドキッとしたモンである(笑)前にバランススロットルを記事にした事や、ブレーキをクリップまで残さないターンインを特集してたように、この雑誌のドラテク記事は確実にレベルアップしてるのである。WRX-STI特集?ぶっちゃけどーでもいい(爆)
機巧少女は傷つかない16上 Facing "Machine doll II" (MF文庫J)
- 作者: 海冬レイジ,るろお
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
機巧少女は傷つかない16下 Facing "Machine doll II" (MF文庫J)
- 作者: 海冬レイジ,るろお
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/07/25
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (1件) を見る
「一度読み始めたモンは最終巻まで読まないと気が済まない」のMyジャスティスに従い(笑)一年ぐらい待たされたけど漸く最終巻が出たのである。でもって1年待たされてしまうと、どうしてもソレまでのストーリーを忘れてしまうのである(^_^;)こういうのがある度に「年は取りたくないな〜ε-(ーдー)」って思うモンであるが、抑々年を取った人間が読むモンでもなかったりするのがアレである(爆)
*和ゲーの誇り
和ゲーは洋ゲーに比べて質で劣ってるという事は無いけれど、技術的に遅れているのは間違いない。コレがワタクシの見解である。例えば上記のDQ11であるが、アレが中堅メーカーの作品だったら文句は無かったのである。が、残念な事にDQを作ってるのはニッポンを代表するメーカーの1つであるスクエニであり、そういう面でも和ゲーの意地ってヤツを見せて欲しかったのである。洋ゲーにはない和ゲーならではの方向性を前に押し出して、尚且つ技術的にも洋ゲー大手に負けてない事を誇示する、和ゲーを代表するゲームタイトルならではの矜持。そういうモンを示してほしかったモンであるが、残念ながらソレは感じられなかったのである┐(´-`)┌ソレやる時間があるのなら、気合いの入ったインディーズゲームをやった方が良いってモンである。
あともう一つ残念なのが、このDQ最新作を以って、和ゲー勢の内向性を再認識してしまったって事である。TESシリーズやFOシリーズみたいな世界的RPGに堂々と挑戦状を叩きつけるような作品を出すのではなく、国内の従来のファン相手に国内で盛り上がれればソレで十分。そんな姿勢しかワタクシには感じ取れんのである。ニッポンは少子化して、今後ニッポン人は減り続ける傾向にある→国内シェアは縮小する一方なのに、その衰退が必然的なシェアに過去の栄光に引きずられるがままに固執する。でもってその間、洋ゲー勢は少しずつだけど、確実にニッポンでもシェアを伸ばし続けている。DQ12やFF16が出る頃のゲーム業界が果たしてどうなっているのか、楽しみな様でファンとしては怖いと感じる今日この頃であった。