アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

AMERICAN CAPITALIST

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「変化に鈍感な組織は必ず衰退していく。今日最善のことが、明日も最善かどうかというのは分からない」

By 細谷英二


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*人の話は良く聞こう

 ワタクシの知人曰く「医者にはイヤな性格のヤツが少なくない」だそうである(^_^;)まぁワタクシに向けて言ってるのであれば、ソレは強ち間違っちゃいないのだが(笑)ちゅーのも、医者になるヤツってのは、ガキの頃甘やかされてたヤツが少なくないからである。親や先生は学校の成績さえよければ大概の事は目を瞑ってくれるし、試験さえ合格すればどんなクソ野郎/クソ女でも医師免許は取得できるからである。でも何だかんだでお天道様は公平であり、そういうヤツは医師デビュー&社会人デビューと同時に上司や先輩医師やマトモな同期やコメディカルの方々から(色んな意味で)フルボッコにされて痛い目見るから、大概の若いのはソコで自分の至らなさを思い知りマトモになるのである・・・性格がアレなのは幾分か残るが(;^_^A)


 大体はソレで良くなるんだけど、でも例外は必ず出るモンである。そういうヤツはテメェの非を絶対認めず、頑なに「自分が間違ってるはずはない。間違ってるのは医局→病院→医療業界→社会→国→人間」って信じ込んで、テメェの殻の中に籠ってしまうのである。そして「絶対に自分の正しさを世の中に認めさせてやる!」って意固地になって人の話を聞かなくなり、テメェのプライドを守るためだけに持論を貫き通すようになり、反対する人々を一方的に敵視する。ワタクシもそういうヤツと何人か関わり合いになった事があるが、もう二度と関わりたくないってのが素直な気持ちである┐(´д`)┌別に医者に限った話ではなく、ロンマニアの皆様の周囲にも、こんなヤツ居るのではないであろうか:

  1. 「私は、私は」が口癖になってて、人の話を全く聞かない。反論すると内容云々じゃなくて、反論してきたという事そのものにキレる。時には敢えてキレる事で、相手に話す気を無くさせている。
  2. 「常識」とか「正義」だとかの単語を良く使い、ルールを守らない人や知識の少ない人を徹底攻撃する。反論を防ぐために自分は異常なぐらいルールを厳守して、ひたすら知識武装している。
  3. 正しいか正しくないか、得するか損するかではなく、信念を曲げない事に生き甲斐を感じている。信念を守り結果を出す事で、世間が自分を認めてくれると信じて疑わない。
  4. ひたすら自信満々に自説を掲げ、ソレを貫き通す事に生き甲斐を感じてる。自分に反対する者に対しては容赦ないが、賛同する者に対しては惜しみない愛情を注ぐ。
  5. 雑談の内容の多くは自画自賛と他人の悪口。あと自分の所属する組織批判。ワイドショー的なネタを好み、文化的な趣味を嗜むヤツはほぼ居ない。

こういうヤツがいたら、関わり合いにならないのが一番である。味方に引き入れても最終的にはソイツが全てを把握しようとするし、敵対すると確実に粘着されるからである。でもって上記にあるように、説得する事は不可能に近い。取り敢えず挨拶だけしといて、仕事の会話は事務的に済ませておいて、あとは全スルーでおk。でもって万が一に立ち向かわなきゃならなくなったら「私は命懸けでやるつもりだ。だから貴方も命を懸けて来い」と凛として向かい合う。こういうヤツは偉そうな事は言っても、結局のトコは「自分が一番可愛い」のである。だから「ヘタしたら自分が”殺”られる!」って思い込ませれば、ほぼ間違いなく向こうから引いてくるモンである。


*液晶パネル上の過去の栄光

 話は変わって【ドラゴンクエスト1〜8がスマホアプリとして登場する】そうである。ワタクシはモロにファミコン世代なんで、全てのDQシリーズをリアルタイムで体験したモンである。ファミコンブームが一番盛り上がってた時の、一番ホットなタイトルがドラクエだったのである。ドラクエ2〜4にかけてのあの異様な熱気と盛り上がりは、今じゃもう二度と味わえないだろうとなワタクシは思うのである。王&長嶋があんだけ人気あったのは、当時のニッポンにはプロ野球しかメジャースポーツが無かった&国内限定だったからである。サッカーが台頭してきた&プロ野球メジャーリーグと比較されるようになった今時のプロ野球のスター選手が今時の人気ゲームだとしたら、DQ&FFは王&長嶋なのである。


 そんな思い出もあるから、配信されたら早速落とすぞ〜(* ̄0 ̄)/・・・と言いたいトコだが、何故だかその気になれないのである(笑)社会人になってRPGに打ち込める時間も体力も減った&既にプレイした事あるタイトルだからと言うのもあるが、ソレ以上に大きいのが「ワタクシ自身が、もう既に和ゲーRPG(以後JRPG)に夢中になれなくなってしまってた」って事なのである(^_^;)キャラクターの成長方法を一方的に押し付けられるのも、一方通行のストーリーを追いかける事を強いられるのも、街の周りをグルグル回りながら敵を倒して経験値とゴールドを稼ぐのも、全てにおいてアキタ━━━(#゚Д゚)━━━!!!!のである(爆)


*洋盛和衰

 でもやっぱ一番大きいのは、洋ゲーRPGを知ってしまった事である。もう何度もネタにしているが【TES4:オブリビオン】と【TES5:スカイリム】と、あと新たに【キングダムズ・オブ・アマラー】である。人によっては【フォールアウト3】も含まれるであろう。ソレをやって以来、ワタクシは長年リアルタイムでファンを続けていたDQ&FFシリーズを止めてしまったのである。何ちゅーか「コレこそがホントの意味でのRPG(役割を演じるゲーム)だ!」って思い知らされたのである。RPGってホントはプレイヤーを演ずる、つまり演劇に例えると役者を演じるのが本来のソレなのに、JRPGにおいては何時の間にか観客でいる事を強いられてしまってるのである。ワタクシは観客として美しい舞台を見るよりも、大根と呼ばれても良いから役者人生を全うしたいのである。


 別にJRPGに限った事ではない&しつこいぐらいに繰り返してるが、ホント最近の和ゲーは衰退したとしか言い様が無いのである┐(´д`)┌ハッキリ言うが「洋ゲー=作りが大雑把でゲームも大味」「和ゲー=緻密な作りで繊細なゲーム」ってのは既に過去の話である。ワタクシに言わせれば、洋ゲーの方が遥かに緻密で繊細である。まぁ確かに和ゲーと比べりゃバグはまだ多いが、ソレを補って余りあるほどの魅力が今時の洋ゲーにはあるのである。ポケモンにモンハンにドラクエ、あとはソーシャルゲーム。ソレの何処にイノベーションがあるんだって話であるヽ(`Д´)ノでも何だかんだ言ってワタクシのゲーム人生の原点は和ゲーなんで、和ゲーの復活を期待したい今日この頃であった。