アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

PENETRATIONS FROM THE LOST WORLD

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「何事も一心不乱にやれば、宇宙の真理を体で感じとることができる」
By 道元

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*おいでよポルシェの森
 納車記念に【ポルシェエクスペリエンスセンター東京(以降PECT)】の無料招待券を受け取って、使用期限が切れる直前に利用したのが、今から丁度1年前の事である。あの時はGT3を楽しむのに精一杯で、且つ何に乗ろうか多いに悩んでたので、結論出すのが遅れてしまったのである(^_^;)丁度サーキット走行のシーズンが終わって、その直後に予約入れたのである:
lionghmd.hatenablog.jp
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余りにも感動して三部作にしてしまったのは、今となっては良い思い出である(笑)911ターボSの余りの完成度に感動してしまい、コレを上がりのクルマ候補にしてしまったほどである。単なる試乗を遥かに超えた体験を、ココPECTでは味わえるのである。

 あの感動から1年、ゴールデンウィークはゲーム三昧で過ごす予定だったワタクシんトコに、件のフェラーリ乗りの先輩から「ウルス買ったぞ~(*´∀`*)b.:゚+♪」って自慢のメールが来て(笑)その2言目に「ヒマでモテないお前の事だから、どうせ予定空いてるんだろ。俺PECT行くからお前も来い」って言われたんで・・・


速攻で「アッハイ、ヨロコンデー!!」と返事してPECT来てしまったのである(笑)先輩もワタクシも体育会系の人間なので、先輩に”来い”と言われて”ノー”と答えられる後輩は存在し得ないのである(爆)


やっぱこういうトコに集まるだけあって、皆拘りのあるクルマに乗ってきてる&街中じゃ偶にしか見かけないポルシェ車も結構来てるのである。


一番ヤバかったのはコレで、何とカルマンギアである( ̄Д ̄;)一番新しいのでももう50年以上前のクルマなんで、ソレだけでももう大変なんだって分かるが、敢えてコレを選んで乗るトコにオーナーのセンスのヤバさが垣間見えてくるのである( ̄▽ ̄;)


多分イベント用が数台&オーナー車が数台ってトコだろうが、こんだけタイカンが集まってるのを見るのはある意味壮観である。


最近新たにプログラムが設けられたGT3RSもこの通りである。ドチャクソ乗ってみたいのは確かであるが、残念ながら4時間プログラムでしか乗れない&値段も40諭吉とドチャクソ高いので、今回は残念ながら断念である (´;ω;`)


遅れて先輩到着である。先輩曰く「カイエンターボSは最高のSUV、もう結構な年数と距離乗ってるが、乗り換える気が全く起こらない」だそうである。あとワタクシが「ウルスってどんな感じです?」と聞いたトコ「意外とフツー。アストン707やカイエンターボみたいな剛性感やパワー感は無いけど楽しい」との事である。

*とびだせポルシェの森
 とまぁこんな感じで、ワタクシ2回目のPECT体験が始まったのである。因みに先輩は今回が5回目で、もう既にPECTの虜になってたりするのである( ̄▽ ̄;)ただまぁ、ココにはそうなるだけのモンが数多くあるのである:


入口の時点で、もう非日常の空気が醸し出されてるのである。


後者は説明するまでもなく過去にWECで3連覇したマシンであり、前者は現行のマシンである。前者は未だル・マン優勝はしてないが、今年のポルシェは調子良いんで、来月の半ばにはひょっとしたらひょっとするかもなのである。


ポルシェのフォーミュラeマシンである、何が興味深いって、タイヤである。フォーミュラeのタイヤって市販車のソレを使っていて、そのタイヤがハンコックなのである。サイズは前255&後315で、GT3やターボと同じサイズなのである。多分コレがリアエンジン車の最適解の一つなのであろう。


初代911(901型)であり、俗にナローと呼ばれてるヤツである。両隣の992タルガ&992ターボSと比べると、何故ナローと呼ばれるのかが実に良く分かるってモンである。でもってコレは1967年製、つまり57年前のクルマである( ̄▽ ̄;)57年前のクルマでこのスペックなのだから、流石ポルシェと言うべきであろう。


でもって奥の方ではご覧の通り、ガラス張りのピットにて走行車両のメンテが行われているのである。奥の方に見えるタイヤのデカさ太さが、何ちゅーか高級車らしさを感じさせるのである(^_^;)


でもって更に奥の方にはドチャクソ太いタイヤがあるが、恐らくGT3RSのリアタイヤ(335/30R21)であろう( ̄▽ ̄;)フロントタイヤ(275/35R20)と合わせて交換すると一体いくらになるのか興味を持ったのだが、知ったら愕然とするだろうから止めといた次第である(笑)


オシャレなカフェにある雑誌も、当然場の雰囲気に合ったモンが備え付けられてるのである。一応周りを見てみたのであるが「巨人○×、二軍落ち」とかいう見出しのスポーツ新聞は何処にも無かった次第である(笑)


子供のプレイルームの本ですら、この様に拘り抜いてるのである。一応探してみたのであるが、飢えた人にテメェのツラを食わせる菓子パン野郎の本は一冊も無かった次第である(笑)


あとはまぁ当然っちゃ当然だが、こういうトコ来る人は身形から簡単に分かるように、ソレなりの地位とカネのあるだろう紳士淑女ばかりである。国産ディーラーによくいるようなプリンみたいな頭をしてクロックス履いたニッポン人なのにニッポン語をロクに喋れない輩は何処にも居なかったのである(笑)


その魅力に抗えなくて、ターボナイト仕様のクレストキーリングを買ってしまった次第である(笑)やっぱ何ちゅーか、上りのクルマはターボナイトのターボSにしたいと一層思うのである。


ホントはターボナイト色のサーモスマグやミニカーも欲しかったのであるが、こっちはギリギリで理性が持ち堪えた次第である(笑)何せこっちはキーリング以上に使い道がないので、少なからぬカネのムダ使いをするトコだったのである(^_^;)


あとPECTは基本的にキャッシュレスなんで、カード持ってないと一切の買いモンが出来ないのである。まぁポルシェからすれば「ココはカードも持てないような身分のヤツが来ていいトコじゃねーんだよ(*゚д゚) 、ペッ」って事なのであろう(笑)ワタクシは数年前からキャッシュレス生活に移行してたんで、ソコんトコ問題無かった次第である。

*あつまれポルシェの森
 そうやって色々楽しんでる間に時間が来てしまったので、残念ながら本番へと移った次第である。今回ワタクシがPECT来たのは乗りたい車種があったからというのもであるが、シミュレーターで練習がしたかったからである。将来もてぎを走る事を本格的に考えてるので、そのシミュレーションをする為である。実際の感覚は無かったとしてもブレーキングポイントは大まかに分かるので、ソレだけでも十分だからである:


今回はVRにチャレンジした・・・のであるが、最初のコーナーでいきなり3D酔いしてしまい、開始から1分で呆気なく断念した次第である(笑)元々FPSでも3D酔いするからイヤな予感はしてたが、やっぱその通りになってしまったのである( ̄▽ ̄;)


でもって、結果もこの通り出てくるのである。もてぎロードコースで、クルマは991GT3RS。ワタクシが実際走るコースと実際に乗るクルマに近い形でのシミュレーションをしたのである。丁度インストラクターさんにもコース攻略のアドバイスを貰えたので、その機会があれば存分に活かしてみたい次第である。先輩もお気に入りのインストラクターさんと熱心に練習してて、ワタクシもウカウカしてられないなと思った次第である。


シミュレーターでタップリ練習した後は、お待ちかね昼メシの時間である。今回は前のようなコース料理ではなく、ビュッフェ形式である。ココのメシはマジで美味いので、もしロンマニアの方がココを訪れたら絶対に食すべきである。どんだけ美味いのかと問われたら「悪食大王の名を欲しいままにするワタクシですら美味いと感じるほど」と伝えておく次第である(笑)

 さて昼メシ後は待ちに待った体感の時間である。多分少なからぬロンマニアの方々が「何故90分乗るだけなのにこんなに高ぇんだよq(゚д゚)pブーブーブー」って感じるだろうが、真にクルマを走らせるのが好きならば「90分も乗れるんだったら寧ろお得」って感じる筈である。さて肝心の車種であるが:

残念ながらヒ・ミ・ツ (はぁと)である(笑)言えるのはポルシェというスポーツカーに特化したブランドの真髄を知る上で、ターボやGT3と並んで味わっておく価値のある車種であり、先輩からも「乗ってみな、飛ぶぞ」とまで言われた車種である(爆)PECTネタやポルシェネタは言いたい事が多過ぎて、まとめるのが非常に難しい。改めてそう思う今日この頃であった。