アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

GIFT

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「女は自分を笑わせた男しか思い出さず、男は自分を泣かせた女しか思い出さない」
By アンリ・ド・レニエ

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*議会制民主主義とは
 たとえどんな結果になったとしても、その結果が気に食わなかったとしても、ルールに則って真っ当な方法で実施された選挙の結果は尊重しなくてはいけない。コレが議会制民主主義の鉄則であり、ワタクシの【兵庫県知事選挙の過程や結果云々】に対する見解である。新県知事の疑惑云々はワタクシの知るトコではないが、ソレでも兵庫県民の多くが「この人こそが県知事に相応しい」って票を投じたんだから、ソレが全てである:
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この結果が気に入らないんだったら、次の選挙で落とせばいいのである。ソレが議会制民主主義のルールであり、ニッポンは議会制民主主義の国であり、決して民主集中制の国ではないのである。ぶっちゃけ「結果が正しいか否か?」と問われたら「次の選挙まではソレが正しいとされる」が答えである。

 こういう事書くと「ヒトラーは選挙で選ばれた云々」って答えが返ってくるだろうけど、ワタクシはソレに対し「ヒトラーが選ばれても次の選挙で落とせればおk」と答える次第である。ヒトラーの何がダメだったかって「憲法を停止して真っ当な選挙できなくしてしまった」であり、真っ当に議会が運営されてればヒトラーが選ばれる事自体は問題無いのである:
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ぶっちゃけコレは議会制民主主義のデメリットの一つであり、ある意味しゃーないとも言えるのである。でも上記にあるように次の選挙が真っ当に実施されてれば、その時に落とせば良いのである。ンで「じゃあもしまたヒトラーが選ばれたら?」と問われたら、答えは「ソレが国民の意志だからしゃーない」である。民主主義は正義でも何でもなく、あくまで「取り敢えず他よっかはマシな政治システム」でしかなく、ソコでの民意が気に入らないなら他所へ行くっきゃないのである。

*PEC東京の思ひ出
 さて政治ネタはウケが悪い上に変なのが絡んでくる可能性が高いので、この話題はコレでお終いである(笑)話は変わって、ワタクシは今まで2回ほどポルシェエクスペリエンスセンター東京(以後PEC)行ったのである。1回目は新車購入のオマケとして、2回目は先輩に誘われてである。こう書くとロンマニアの皆様からは「3回目行きたい?」と問われるだろうが、ワタクシの答えは「やっぱまた行きたい」である。PECの何が良いって、足を踏み入れた途端にポルシェの世界観が展開されるトコがである:


こんな風に玄関~1階だけで「ポルシェの世界観」が広く展開されてて、クルマ好きならこの時点で見るモンが多くてワクワクしてしまうのである。


こういう些細なトコにすら、世界観を崩さないように配慮されているのである。こんなセンスの良い空間に「阪神、元気一負」とかいう見出しのスポーツ新聞があったり、コーラとかいうデブ製造液の自販機があったら萎える事であろう(笑)


勿論コースも抜かりなく美しく、そんな美しいコースの中でポルシェのクルマを存分に走らせるんだから、楽しくない筈が無いのである。


しかもメシまで美味いんだから、もうこんなんチート以外の何でもないのである(笑)施設にワクワクさせられて、自然は豊かで、ポルシェは楽しくて、メシは美味い。3度目を体験しない理由が見当たらんのである。もしポルシェに興味のあるロンマニアの方がいらっしゃったら、ワタクシは「少しばかり高いけどPEC行け」と強く勧める次第である。体験する車種は何でもいいし、何なら体験せずに施設をブラブラするだけでも良いのである。そうすれば貴方も即座にポルシェ中毒に陥るからである(爆)

*価格vs価値
 でも少なからぬロンマニアの方は「興味湧いたからPECの公式HP見たけど、その車種も高けーじゃん(´Д`)」とか「GT3RSで40栄一とかマジ('A`)」って思うだろうけど、ソレに対しワタクシは「素車種なら兎も角、役物車種は試乗できないよ」と答える次第である:


ワタクシがPECで乗ってきた2車種ってのは共に役物と呼ばれる車種であり、一般車種とは違い選ばれたガチ客しか購入を許されない車種なのである。ポルセンで試乗なんて確実に不可能だし、一見さんは購入できないし、中古は新車よりも高い。百歩譲って試乗できたとしても、ポルセン周りの一般道を制限速度内で走ったトコで、役物の真の魅力なんてまず分からないのである。

 ソレを”たったの”10栄一で90分も乗れて、役物でも性能を十分に引き出せるコースで走らせられて、しかもタイヤやガソリンの心配を一切しなくていいのである。ワタクシに言わせりゃ、この体験にこの価格は十分過ぎるほどの価値があるのである。そう、重要なのは「値段がいくらか」ではなく「価値がどのぐらいか」であり、ポルシェに限らずその手のクルマはソコで推し量って乗るモンなのである:
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こういう極限状態でも挙動が安定してて、全開で飛ばしても安心して乗ってられるクルマ、正直ポルシェ以外で見つけるのは至難の業なのである。だからこそワタクシ含めクソ高くても何年でも待つし、タイカンやクロノグラフを抱き合わせられても欲しくなるのである。コスパやタイパばかり見ていたら、モノホンは決して見つけられない。高くてもいいからモノホンを追い求めるべきだと思う今日この頃であった。