アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

LAST OF THE DEMOHICANS

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m

「人間関係の築き方を自然に身に付けられるというのはもはや幻想。だからこそ、意図的に多くの体験をさせることは不可欠だ」
By 河村真理子

 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。

*東京よ、ワタクシは帰ってきた!
 昨年6月上旬頃、まだ慣らし走行で色んなトコへ行ってた時の話である。新しく出来たばかりでポルシェ界隈で色々話題になってた【ポルシェエクスペリエンスセンター東京(以後PEC東京)】へ行こうと思ったのである。走りに行くとかじゃなく、施設を見て回るってだけである。我が家からも十分遠いんで慣らしの距離稼ぎにもなるし、ブログのネタとしても最適だと思ったのであるが・・・


休館日だったというオチである(笑)でもってその後、ポルシェニッポンから新車購入の特典としてPEC東京のインビが届いてきて、その期限が「納車日から1年以内」であり、乗りたい車種も決まったという事で・・・


今度こそちゃんと施設内に入れたのである(笑)まず何が良いって、雰囲気が最高なのである。木更津地域のあの独特の雰囲気が、このセンターの雰囲気と実に良く調和してるのである。え”?木更津なのに東京?ディズニーランドや新国際空港や基督教大学やサバゲパークやドイツ村同様、そういう野暮なツッコミは実に不毛だと伝えておく次第である(爆)


平日の早い時間だったけど、もうワタクシ含め結構な数の人が集まってるのである。


流石というか何ちゅーか、クルマ止めが完全に911に対応してるのである。一部写真が歪んでるが、細かい事気にしちゃダメである(笑)


ポルシェはEVにも力を入れてるとあって、充電インフラもこの通りバッチリである。


でもってコレ等が体験できるポルシェ車の数々である。この中から1台&体験プログラムを選び、90~120分間様々なシチュエーションにおけるポルシェ車の性能をガッツリ楽しんでいくというのがこのPEC東京の趣旨である。

*ポルシェの世界へようこそ
 外車メーカーと国産メーカーの一番大きな違いは何か?ワタクシは「自分等の世界観を持ってるか否か」だと思うのである。外車ブランドってのは高級ブランドでも大衆ブランドでも、自分の世界観を持っているのである。フェラーリランボルギーニなどは言うまでもなく、ミニやフィアットですら自分等の世界観を有してるのである。そしてソレはポルシェも同様であり、このPEC東京のもう一つの目的は「そのポルシェの世界観を味わう」にあるのである:

こうやって建物に入った瞬間から、独特の世界観が演出されてるワケである。


来館日の3日前にはこういう書類がファイルで届いてくるので、ソレを受付に提出するのである。


受付が終わるとパンフとタグが貰えるので、ソレを受け取ったら手続き終了である。タグ見れば分かるように、今回ワタクシが選んだのは911ターボである。


蛇足であるが、ココでの支払いは全てカードか電子マネーのみである。よーするに「ココはクレカ持ってねーような貧乏人や社会的信用の無いヤツが来るトコじゃねーんだよ (*゚д゚) 、ペッ」って事なのであろう(笑)


ポルシェ最初のクルマであるポルシェ356である。何がヤバいって、外装だけでなく内装もシッカリとレストアされてる事がである。多分コレ、エンジンもちゃんとかかってフツーに走れるんじゃないかと思うのである(^_^;)


WEC3連覇したポルシェ919ハイブリッドの実車である。こうして見ると、レースカーって思った以上に全高が低い&サイズが小さいのである。ワタクシは身体がデカいので、多分コクピットには入らないであろう(笑)


ポルシェニッポンがココで展示する為に特注したケイマンGT4である。因みにこういう特注、一般オーナーでもする事が可能なのである。当然だけどドチャクソ高いし、納期も更に長くなるが、こういうのに糸目を付けないカネ持ちって結構居るのである。


中央のソファーには、こういう世界各国のポルシェ本が取り揃えてあるのである。国産車ディーラーによく置いてあるような「阪神、元気一敗」とかいう見出しの踊るスポーツ新聞は何処にも置いてなかった次第である(笑)


1階は他にもグッズショップ、カフェ、ミニシアターなどがあったりするのである。自販機などという景観を著しく乱すモンは何処にも存在しないのである(笑)


次は2階であるが、ココはレストランやバルコニーやシミュレーターがあるのである。


ソファーにはポルシェ雑誌はじめ、様々な上品そうな雑誌が用意されてるのである。床屋に置いてあるような「○○と××、3年間に及ぶ不倫の果てに」といった見出しの踊る週刊誌は何処にも見当たらんのである(笑)


子供用プレイスペースもあるが、独りモンのワタクシには関係無いからパスである(笑)


バルコニーからは、こうしてコースの一部が見渡せるのである。もうこの雰囲気だけで、ココに来た甲斐があったってモンである (*´Д`*)クルマが単なる移動手段でしかないのはショボいブランドの話であり、高級ブランドはその世界観までもが商品なのである。この世界観の一員である事の誇りや、そういった世界観を共有する一体感。ソレもブランドの醍醐味なのである。

*体験の時間だああああああああ
 とまぁ、こうやってブラブラするだけでも楽しいので、早く来過ぎてしまった分が全く苦にならんのである。ワタクシはコミュ障ぼっち陰キャなので独りで来てしまったが、友達と一緒に行けばきっと更に盛り上がったであろう(笑)


開始5分前にはこうやって入り口にスタッフが集まり、1人のドライバーに1人のスタッフが付くマンツーマン体制でやってくのである。


奥に見えるのはピットで、ココでPEC東京のクルマのメンテを行うのである。あと黒いのはアルコール噴射機で、こんなトコまで洒落てるのである。


様々な車種の様々なグレードのポルシェが、ココPEC東京で体感できるのである。興味ある車種を試乗するも良し、同車種の別グレードを試すも良し、敢えて同じ車種に乗って様々なシチュエーションを試すも良しである。ンで、ワタクシが乗るヤツであるが、流石に今日は疲れた&言ったら次回以降ネタが持たなくなってしまうので(笑)申し訳ないが次回にしてほしい今日この頃であった。.